2016年12月25日

わが青春のトラウマ映画

今日はクリスマスということで。

今年も気付けば十二月、しかも下旬となりました。
世間的にも十一月ころから年末感が出てきますが、十二月も下旬となればもうほぼ来年です。

世のオッサンよろしく、僕も月日の経つ感覚が年々早くなっているわけで、店を開けたら向かいの魚屋がしまってて祝日なのを知り、次の日に天皇誕生日だったのをタイムフリーでラジコ聴いてて知ったのがまるで昨日の事のようです。

まあ、これはだいたいジャスト昨日の話なんですが。

こういった時間の加速感というのは、経験の蓄積と日常のルーティン化によるものだと言われますが、時間がたってもそんなに人間が変わる訳でなく、大抵の人は中学生くらいに身に着けた価値観や性質を核に生きてるから、そりゃあルーティン化もする訳だと思うのです。

気が付くと定期的に往年の名作を振り返ってしまうのもその現象の証左で、単にノスタルジーに浸るのと違いおなじ感動で足踏みしていることに満足を覚えてしまう。
そんな僕に、今年はサンタさんからのプレゼント。
中高生時代に僕の悲劇好きを加速させた作品のひとつ「ファントム・オブ・パラダイス」BD版です!

ブルーレイって結局あんまり需要がないのか、かつて買ったDVDは中々なお値段たったのですが、これ実勢価格でいま千円しないんで思わずポチリました。

内容はいまさら&思い入れ強すぎなので割愛しますが、とにかく画質がパッキパキにクリアで最高です。
あと細かいところでDVDで字幕の“消火器”が“消化器”になってた誤字が直ってたのも気持ち的にスッキリしました。

(あとでカードから引き落とされるとはいえ)サンタさんに頂いた個人所蔵品なので店には出しませんが、商品的にとても良いので悲劇好きでブルーレイが観れる環境の方にはお勧めです。  

Posted by チェリー2000 at 17:47Comments(0)DVD

2014年06月18日

戦いの海は牙で漕げ

最近は眠くて眠くて気付いたら寝てるので、睡眠のリズムが滅茶苦茶です。
おかげで普段目にすることの無い朝ワイドショーなんか見たりしたのですが、なにやら大量殺人の話題で持ちきりの模様。
またエグイ事件が起きたものだと思いつつ、ライトな猟奇事件愛好家である僕は事のあらましを聴いていると、ちょうど北九州監禁殺人事件と良く似た話だと思い当たる。

と思ったら今回のも北九州じゃないですか。
まあ、あの悪魔的な事件に比べれば、今回の事件はもうちょっと雑そうな雰囲気です。

なにしろ容疑者の経営してたリサイクルショップがペンキでザックリした「名探偵コナン」やら「クレヨンしんちゃん」が描いてある粗雑さ加減。
長寿アニメは幅広い年齢層の目に留まりやすいアイコンだから、何のこだわりも無くただそれだけの理由で後先考えずに、たぶん無許可で描いたんだろう事が容易に想像できるクオリティ。

雑な経済観で雑な生活を送って、雑に借金して雑に金をむしり取れる方向に流されたんではないでしょうか。

こういう雑な人間の身勝手に巻き込まれる形で殺されたり、自死に追い込まれたりといった話を聴くといつも思うのは、被害者に戦う力があれば抗えなかったかということ。
いわゆるヴィジランティズムというやつで、その意味で先日の3Dプリンター銃の犯人の考えもまったく理解できなくもない。
まあ実際にそこらじゅうの人が銃持ってたら怖いからイヤですが、やっぱり割り切れないものはありますね。

そんな憂さを晴らすヴィジランテムービーの金字塔「デスウィッシュ」シリーズ。怒りの凶弾が悪辣なゴロツキどもを掃除する、チャールズ・ブロンソンのキャリア後半の代表作です。
このパッケージは二枚一組のお得版ですが、なぜか2(邦題「ロサンゼルス」)と3(邦題「スーパーマグナム」)のカップリングになってます。
このシリーズ、1の「狼よさらば」からほぼ同じ展開ですが、悪人狩りに目覚めたブロンソンの狂気が暴力の連鎖の悲劇性を描いていた1に対し、その後は徐々に派手なアクション重視の映画になり、しまいにロケットランチャーとか持ち出すことになります。
「ダーティーハリー」もそんな感じでしたね。

「ロサンゼルス」冒頭に〝この戦争に勝つには攻撃しかない〟ってセリフがありますが、しかし市民が攻撃をするのも問題がある。
とはいえ警察だけでは手が回らないなら、いっそ保安官制度でも取り入れたらどうでしょうか。
定年後のお父さんとかにピストル持たせて町内会から二人くらい出しとくとか。
ちょうど当時のブロンソンもそれくらいの年代だし。



そのあとワイドショーはSTAP細胞のオボちゃんによる検証実験がまだされて無いことを報道していて驚愕。
何ヶ月ひっぱってるんだこのネタ。  

Posted by チェリー2000 at 15:31Comments(0)DVD

2014年05月15日

検品洋画劇場「プルガサリ」

庶民市場を安価なアジア勢に奪われ、わずかなハイエンド市場を巡ってずっと限界点での持久戦を続けている印象の家電業界ですが、各社が体制を立て直し巻き返しを狙うなか、ソニーが一人負けの様相を呈しているのだそうです。

いっぽうパイオニアは立て直し策として本道ともいえるAV事業売却を検討中だとかで、嫁ぎ先がフナイっていうのも「そうですかぁ…」って感じですね。

そんなパイオニアLDCからリリースされてました「伝説の大怪獣プルガサリ」が入荷。

その筋では有名な将軍様の命により東宝スタッフも加わって作られた北朝鮮産の怪獣映画です。

僕はテアトル梅田で公開当時に観にいったのですが、何処が作ったのか結構いい値段のプルガサリソフビ人形が売店で売ってて当然僕は買わなかったんですが、今にして思えばなかなかのレアアイテムでプレミアがついてるかもしれないので惜しい事をしたかも。

内容は武器を調達するために鉄を徴収され困っている農民たちに、鍛冶屋のオヤジが農具をこっそり返してやったことで捕えられ拷問の果てに命を失うも、死の寸前に飯粒こねて作った怪獣人形が命を宿して民衆の味方となって殿様を討つのだが…と、ほぼ「大魔神」。

北朝鮮制作だけあってというべきか、農民の餓えっぷりが本物の馬をバラしたり、木の皮削って食ったりとさすがのリアリティ。


プルガサリは当初、指人形程度のサイズで全体的に丸っこい可愛いデザインで、これで民衆を助けてくれと考えた鍛冶屋のオヤジのセンスは理解できませんが、神に祈りが通じて強そうな牛っぽいデザインにリファインされ、鉄を食って次第に巨大化します。

チビガサリの表現としてスーツアクターに深沢政雄を使いデカいセットを組んでるんですが、これがかなりリアル。
その後も身長10メートルくらいまでは周囲のミニチュアの完成度は相当高く、最終的に40メートルくらいになってるんですが、さすがに重量感等に甘さが出るものの、この時点でも非常に細かい作りこみであらためて唸らされます。

むしろ転がる岩の発泡スチロール感が「風雲たけし城」レベルで気になって仕方ないくらい。


概ね「大魔神」と言ったものの、王朝を倒した後に怪獣という巨大兵器を持て余し、争いを終わらせるための物が新たな争いの種になる事を危惧し、オトシマエをつけねばならないという所まで言及するあたりは一歩踏み込んだ脚本になっていて意外と感動させられます。

この作品を北の将軍様の指揮のもと制作されたということに誰もが劇中何度も首をひねると思いますが、作品と人格は必ずしも一致していなくてはいけない訳では無いという事ですね。  

Posted by チェリー2000 at 20:15Comments(0)DVD

2014年05月07日

検品洋画劇場「マッドマックス」

ぽつぽつ入荷したDVDを検品と称して観た「マッドマックス」。

前に見たのは中学生くらいの時だったので、化石発掘的な時を経ての再鑑賞です。

主演はこれが出世作のメル・ギブソン

監督はこれが出世作のジョージ・ミラー


〝暴走族に逆恨みされた警官・マックスが同僚や家族を襲われ報復に燃える〟

超単純なプロットですが93分の映画ならこれでも十分。
最近のこねくり回した脚本はそれはそれで凝ってて良いんですが、70~80年代あたりの映画らしいストレートな話も好きなんですよね。

見所はCGが無い時代のハード・カーアクション。
とにかくリアルにかなりの速度を出してるのがわかるので、見てるほうが怖くなる。
〝スタントマンが2人死んだ〟という噂が出たことで更に怖さ倍増です。
僕は車に全然興味ないんですが、この映画を観て走り屋になった人もいるんじゃないかと思うくらいあふれるスピードロマン、そして絶対事故りたくないと思わせるクラッシュロマンです。

ブロンソンの「デスウィッシュ」シリーズしかり、日本に住んでるとなかなかこういう無法者の恐怖っていうのは絵空事っぽく感じてしまうのですが、開拓(侵略)の歴史のある土地や民族にとってはどこから敵が出てくるか判らない緊張感というのは日常にあるものなのでしょう。
この映画にも出てきますが、悪漢にショットガン持ち出して対抗する年寄りという定番のシーンにもそういう背景が見受けられます。


狂えるリベンジャーとなり闇のハイウェイを駆けて行ったマックスですが、ご存知のとおりこの後「マッドマックス2」で唐突に核戦争後の無法者がむしろ法となった荒野に放り出される超展開を迎えます。
これは近未来ディストピア作品として観るとそのデザインセンスは飛び抜けていて、ある意味「ブレードランナー」と双璧を成すと言えるかも知れません。
その素晴らしさは後に、世紀末救世主伝説をはじめ数多の類似作品を生み出すきっかけとなった点からもあきらかです。

そんな「マッドマックス」シリーズ、三作目の「サンダードーム」がイマイチ不評だったせいか、その後制作される事は無かったのですが、なんとここに来て4作目「マッドマックス/フューリーロード」が公開されることに。
さらに5,6作目まで予定していて、新三部作となる予定だとか。マジでか?!

ギブソンは興味が無いからと断ったそうですが、「ベイブ」とか「ハッピーフィート」みたいな子供も観れる作品も手がけつつ初志貫徹、未だに無法対無法のバイオレンス映画を作る情熱に燃えるジョージ・ミラー。
アンタもたいがいマッドやで。  

Posted by チェリー2000 at 23:49Comments(0)DVD

2014年02月05日

青い稲妻が僕を責める

〝イナズマ!〟といえば往年の迷レスラー・木村健吾の決め台詞で有名ですが、こちらは往年の名作「ブルーサンダー」を見ました。

たぶん昔見てると思うのですが、どうにも具体的な話はまったく憶えていない。
ただ、漠然と〝テロや犯罪組織から街の平和も守るため、最新鋭攻撃ヘリ・ブルーサンダーを駆るスペシャルフォースが立ち向かう〟くらいに思っていました。

まあそれにしちゃあ主演がロイ・シャイダーっていうのは、ちょっと元気足りない気もするなと思いつつDVDをプレイ。

シャイダーはベトナム帰りのちょっと偏屈そうな航空警備隊のヘリパイロット。
これが新型ヘリの試験運用受け入れの条件として、市長のアピール目的でパイロットの一人にゴリ押しされることに。
本来、武装が禁じられている航空警備のルールを曲げてまで導入された新型ヘリ「スペシャル(字幕ママ)」ことブルーサンダー。
そして本来のテストパイロットとしてあらわれたシャイダーのベトナム時代の遺恨ある男。

この辺で「ははあ、コイツとライバルで競いながら最後はいい感じに共闘して死んだりして熱い展開になるんじゃないの、よくあるよくある」とイメージに誘導された事も手伝ってベタ展開を予想。
ところがライバルは競うどころか度を越えた嫌がらせ、というかあわよくば抹殺しようとし始める。

なんか様子が違うな、と思ってたら周囲の人間を巻き込んだドロドロの陰謀劇に。

どうやらテレビドラマ版のイメージ、あるいは類似作「エアーウルフ」あたりと混同したかしていたようで、本来の「ブルーサンダー」はわりと陰鬱とした作品だったようです。

つい先日、安易なイメージに先導される事の危険性を啓蒙したばかりだというのに、ブルーサンダーお前もか!

まあイメージとは違ったとは言えドラマとしてはまともだし、構成も見え見えとはいえきっちり伏線も回収するくらいのサービスはこなしていて好感は持てます。
脚本は「エイリアン」「バタリアン」で御馴染みのダン・オバノン。

数十年の時を越えて飛んできたブルーサンダーは思ったよりブラックだったというお話。
どうりでジャケット真っ黒な訳ですな。  

Posted by チェリー2000 at 18:18Comments(2)DVD

2014年01月07日

あたらしい友達

海外版DVD新入荷。
「STARMAN」(スーパージャイアンツ)は邦画なので、わざわざ英語吹き替えで見る意味はありませんが、ほぼ日本未発売ばかりだろうと思われるDVDです。

とりあえず「チェリー2000」があったから気張ってみた訳ですが、後になってよくよく見てみるとかなり面白い口でした。

ルチオ・フルチ制作の冒険ファンタジー「コンクエスト」。

「ワンダーウーマン」で人気のリンダ・カーター主演のドラマ、テレフィーチャーが数点。

「ハウンドドッグ」は当時12歳のダコタ・ファニングがレイプされるジョディ・フォスターがやりそうな展開のせいで、本国でお蔵入り寸前、日本未公開の憂き目に会ったいわく付き作品。
そういえば顔もジョディにちょっと似てる。

おそらく同一人物によるコレクションだったと思われるので、他のもなんらかのツボを突いた品である可能性濃厚。
後でゆっくり調べてみよう。

規格も言語もまったく日本対応なしで、作品自体もわざわざ持ってたいと思う人はよほどの変人というしかない代物ですが、気の合う人は目でわかるように、棚から醸されるムードはマニアックな人の心を惹きつけてくれる事でしょう。

  

Posted by チェリー2000 at 20:20Comments(2)DVD

2013年04月23日

ラブ&ジャスティス

僕は戦争を知らない子供たち世代なので、不遜なようですが靖国参拝に対しても、わざわざ逆撫でして相手にツッコミ代を与えるのも、さんざんゴネて小遣いせびってきたネタがまだ同じように通じると思ってるのも、どっちもなんだか間が抜けてるなあくらいの印象です。

靖国に対しても全く思い入れ無し。
せいぜい〝「ヤスクニ?」って書くとポケモンの名前とかめっちゃ言えそうやなぁ〟くらいのもんです。

そんなザ・平和ボケ日本人の僕が、いま泥沼の戦火に巻き込まれております。

地獄の最前線その名も
「恐竜大戦争 アイゼンボーグ」
画像はメインキャラであるD戦隊のメンバーですが、とりあえず言っておきたいのは右側のグレー二人の方向性が、次元がまったく違っている違和感。
見た瞬間に「やる気がないなら帰れ!」と、ブチ切れた体育教師の様に吠えてしまいました。

そんな幸先悪いスタートを第一話から切ってしまった全話ボックス。


長い沈黙を破り現れた恐竜帝国が地球の覇権を人類から奪うべく攻撃を仕掛けてきます。
しかも長い年月のあいだに恐竜たちは恐るべき進化を遂げ、もう完全に怪獣になってて実際〝○○型怪獣〟とテロップが出ます、が、タイトルは「恐竜大戦争」です。

そんな急展開に〝こんな事もあろうかと〟というずいぶんブン投げた理由で結成されたD戦隊がひたすら小競り合いを繰り返してます。
ディスク1を見終わった段階で飽きあきするほど繰り返してます。

D戦隊の主力はサイボーグ兄弟のゼンとアイが融合合体し無茶な変形するアイゼンボーグ号(画像上)。

本来は「恐竜探検隊ボーンフリー」の続編として企画された名残で、着ぐるみとミニチュアとセルアニメの合成をメインに、前回の教訓からモデルアニメを極力減らした作りになっています。
設定面の飛躍も「ボーンフリー」を引き継ぐことを前提としていたからこそと思えば、まあちょっとは納得できるでしょうか。

しかし納得できたらそれでいいと言うものではなく、いまのところ感動できたのはメカデザインが野口竜だったこととBGMに「アステカイザー」がかかってた事ぐらい。

翼端の丸ノコと機首のドリルで怪獣と戦うアイゼン号のバトルは生臭いわりに盛り上がりにかけたため、このあとテコ入れでウルトラマン系のブサイクな巨大ヒーロー、「アイゼンボー」が出てきますがまったく期待できないどころか絶望感しか湧きません。


あとディスク4枚をどうやって完走しようか、ときどきまともな映画でも観てリフレッシュしながらのほうがいいか、とペース配分を考え始める孤独なランナー状態です。

この「恐竜大戦争 アイゼンボーグ」は国内初のソフト化を近く控えており、金をドブに捨てるのを覚悟の上で特攻するものと思われる業の深い人たちがいる事でしょう。

そんな英霊たちに哀悼の意を捧げるぶんには、かの国もゴネようがなくて平和なんじゃないでしょうか。  

Posted by チェリー2000 at 21:28Comments(0)DVD

2013年03月17日

ぷれこぐ寺

なんですか、アマゾンで謎の値上げ現象が起こって一時騒然となったとか。

おりしも円安があったので値上げ自体はありえるんじゃないかと思い、今のうちにと洋版DVDを買ってしまった直後の出来事で、僕の予知能力が冴え渡っております。

画像の円谷恐竜三部作をはじめ、アニメや映画をいくつか仕入れました。
仕入れと言うのもはばかれる、趣味というよりもはや業に近い物でありますが、興味深さにおいて目にした以上無視はできないのです。

ちなみにこの度はれて国内でもDVD化される運びとなった恐竜三部作ですが、当然全て30K超えてます。

まあ何が大変ってこれからこれを見ていかなくてはならないことですね。
そう、見ていかなければならんのです。
〝見なきゃいいじゃん〟は無いのです。

おそらくこの荒行を終えた頃には世の無常を悟り、おばあちゃんが初めてやるテトリス並みに徳を一気積みして高僧の風格を備えていることと思います。

噂では寺を買い取った古本屋がいるとかなんとか豪胆な話を聞いたことがありますが、現役の即身仏に会えるのはぷれこぐ堂だけ!
成仏する前に是非!  

Posted by チェリー2000 at 23:50Comments(0)DVD

2013年01月04日

白昼の死角

年末から引きずり続けたかんたん決済問題。
カスタマーに問い合わせるも「消した!」、「消えてねぇ!」の水掛け論。

挙句、こっちが忘れてるだけで、実は存在しているかも知れないヤフーIDを、利用開始までさかのぼって検索せねばならないという所まで話は発展。

しかしそこまでやってもいい結果が出ず、いささか途方に暮れる。

とにかくヒントを探そうと、利用開始までさかのぼった資料をチェックして回ると、古いメールから「かんたん決済受取口座の受付」的な物を見つける。
そこからリンクを踏んでみるとそれ用のページに。
念のため受取口座の削除を再確認してみようとチェックしてみたら、消したはずの情報が出てきました。

ハッキリした事はわかりませんが、どうやら僕が消したのは各ID設定の部分で、大もとのウォレット設定も一度消してからでないと、他のIDには使えないまま宙ぶらりんになるといった感じだったみたいです。
この説明が正しいかどうかわかりませんが、とにかく「登録情報編集」の中にある受取口座登録だけ消してもダメという事だけは確かなようです。

実際に振込まれるまでは油断は出来ないのかも知れませんが。


そんな生臭い銭金の話にもいったんケリがつけ、仕入れと称して入手したDVDで、久しぶりにデヴィッド・クローネンバーグ「デッドゾーン」を正月の暇にあかせて観ました。

久しぶりに見て笑ったのは冒頭でクリストファー・ウォーケン演じる主人公が「スリーピーホロウ」について語るところ。

さすがティム・バートン。知らなかったとは言わせないぞ。

原作はスティーヴン・キングで、クローネンバーグとなるとホラーでゴアな映画になりそうですが、ほとんどそういう事もなくわりと静かに粛々と主人公が追い詰められていく切ない展開。
それだけにマーティン・シーンの狂犬演技がいい感じに観客の目を〝いかにして悪漢を破滅させるか〟に集中させていくのですが、そこは一癖あって悪者を倒してスッキリとはさせてくれません。

個人的にラストシーンが「ファントム・オブ・パラダイス」にダブって見えたのは、構図とヒロインのブルック・アダムスの顔が「ファントム~」のヒロイン役のジェシカ・ハーパーになんとなく似てたからでしょうか。

自分が悲劇好きだという事を初めて認識した、思い出深い作品です。



古い思い出は再評価でうまく整理されましたが、ちょっとした思い込みや、見逃してた古い情報なんかにはうっかり死角ができてしまうもので、今回資料探しをしてて結局あると思ってて見つからなかった物がいくつかあったので、別件として問題が残ってしまいました。

ようするにちょっと整理しないといかんな、という話。



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「ぷれこぐファイト」
http://precog.otaden.jp/e242049.html
「ぷれこぐ堂オークション出品リスト」
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入札されてない商品はお申し付け頂ければ、スタート価格で店頭販売可能なので目録としてもご活用ください。  

Posted by チェリー2000 at 19:20Comments(0)DVD

2012年12月26日

I'll Be Back

例によってジム風呂に行く。

髪を乾かそうとドレッサーに向かうと、髪の毛が数本落ちていました。
短めの毛は細く柔らかい質感で、根元から先に向けてしなやかに細く抜けている様子は、カットを待つ事なく短命に終わったことを表しています。

かつてここで行われた悲壮な戦いと、その焼け野原を頭部に戴いた戦士の哀愁に心を馳せながら、冬枯れの街を帰路につくべくジムを後にしたのでした。


さて、過酷な運命にも屈せず、歩みを止めない者は伝説となり語り継がれるものです。
ハワードの生み出した英雄王「コナン」もまた、そんな伝説の男。

今回は予告通り、そんな「コナン」の長大な英雄譚を描いたシリーズを、二作目にして早くも終わらせた「キング・オブ・デストロイヤー」中心にご紹介します。
第一作「コナン・ザ・グレート」はコナンの村が、〝鋼の秘密〟を求める車だん吉の一団に襲われ壊滅。
その後、奴隷として売り飛ばされ、重労働の中でゴリラ化したコナンは気まぐれな主人によって知性と武術を叩き込まれ、屈強な戦士となった挙句なぜか自由の身に。
だん吉を疎んじた王様に抹殺指令を受け、死にかけたり、スケに死なれたりのすったもんだがあり、親の敵のだん吉を首チョンパで仕留め、自らの王国を求め新たな旅にでる、という話。

そして第二作目「キング・オブ・デストロイヤー」。
なぜか志を見失ったか、盗賊と組んで追われる泥棒稼業に身をやつしておりますコナン。
しかし結局、ふたたび依頼を受けて冒険に出るいつものパターンに。

前作がコナンの出自からその敵を追う、わりとダークな復讐譚だったのに比べ、今作ではビックリするくらい絵に書いたようなロールプレイングゲーム風展開。
旅の中でゴリラに退行したか、コナンが前作に比べただのウガウガ野郎になってる気がしなくもない。

怪物に変身する様が前回同様のダサいアニメーション合成でベタに作られてたり。

鏡の間の着ぐるみゴリラモンスターの弱点が周りの鏡全部で、襲おうとすると割られて悶絶を何度も繰り返すズッコケぶり。

扉の開閉を競う魔術合戦で、半開きのところで飛び込みゃいいのにバカ正直に成り行きを見守る追手。

イケてないところは確かに多いが、見た印象としては赤毛ものファンタジーの王道をいく映像と展開。
麿赤児みたいな魔術師とか、角刈りのフンドシ黒人女戦士とか最高にイカしてるじゃないですか。

思うにこのシリーズ、大河ドラマとして寅さんのように長く続けるつもりだったように見受けられます。
タイトルも原題では「蛮人コナン」「破壊者コナン」と、コナンが段階的にサクセスする事を示唆しています。

しかしながら、一作目同様エンディングにふんぞり返って座るコナンをバックに、〝~それはまた別のお話〟で終わりながら、その後、番外編とも言うべき「レッド・ソニア」が作られたにもかかわらず、コナンが作られなかったのは何故なのか。
それは〝鋼の秘密〟同様、明かされる事のない謎なのかも知れません。

こうして、さしもの英雄王コナンもハリウッドエンターテインメントの大地に根付かず、再び日の目を見ることは無く、短命に終わった…


かに思われましたが、なぜかコナン、去る夏ごろに帰ってきてました!
タイトルは「コナン・ザ・バーバリアン」、原題そのままってことはシリーズ再始動という事なんでしょうか?

陽はまた昇る、毛はまた生える。
何ごとも簡単に諦めてはいけない事を蛮人パワーに教わりますね。




薬でも治るらしいよ!


                                                                        
                                                           

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Posted by チェリー2000 at 20:02Comments(0)DVD

2012年12月18日

勝ちに必然なし 負けに偶然なし

いつも来ては政治的な発言を一方的にまくし立てて帰るお爺ちゃんは、どうやら今回の選挙の結果にある程度満足しているようで、数年の間には景気が良くなっていくだろうと話して帰りました。

実際がどうかは知りませんが、自民政権にそれなりの期待をして投票した人もいるにはいるんだな、と思いつつ、結局ライバルの自滅と投票率がだだ下がりした事で、囲い込み効果が十分に出たという面も否定できない気もしなくもない。


まったくの政治音痴の知ったかぶりには何の真理も無い訳ですが、この映画が長期政権を維持できなかった理由は見ればわかります。

「イルザ シベリア女収容所/悪魔のリンチ集団」

かの悪名高きエロモンド映画〝イルザシリーズ〟の三作目にして最終作です。

シリーズではあっても特にストーリー的なつながりがないのは、前作「イルザ アラブ女収容所/悪魔のハーレム」同様。
無駄なゴアシーンと無駄なお色気シーンを失笑しながら見る点も変わらぬ味わいです。

しかしながら、今回のイルザは序盤でスターリンが死んで権力の座から転落し逃走、残党+αのメンバーで売春組織を作ってメイクマニーに勤しむという小悪党ぶり。
まあもともと権力に寄生してやりたい放題やるという点では小悪党感あった訳ですが、やはりスケールダウンの印象は否めません。

あわせて無駄に過去に固執した挙句、ヤブヘビで自滅というアホさ。

後半が安っぽいスパイ映画になった為に最大の売りであるはずのダイアン・ソーンの脱ぎ代が激減と、欲を出して変化球を投げたらすっぽ抜けの棒球になってしまってました。

なにより金も権力も、好色で残酷な性癖を満たすための手段であり、それ故に失墜するイルザの業が描かれなければ、イルザシリーズである意味がないのではないか。
そりゃあシリーズ終了するわけです。

イルザのキャラ一本で押し切る勇気が無かったのが悔やまれますが、とはいえ、B級ダメ映画を偏愛する人には見逃せないダメ映画です。

そう考えると観る側のほうが業が深いとも言えなくもありません。



次回もシリーズに止めを刺した映画、「キング・オブ・デストロイヤー コナン2」を紹介する予定です。  

Posted by チェリー2000 at 23:15Comments(2)DVD

2012年04月06日

モンドセレクション金賞

普段は文芸作品にしか興味がないハイソ趣味でおなじみの僕です。
それはもう、米雑誌「ハイソサエティ」を原語で嗜むほどのハイソぶりが、近寄りがたい雰囲気を醸していると言われがちな程です。

しかし、何ごともバランスが大切ということで、時には下世話な作品を摂取するよう心がけたりするものです。

という訳で、今回ご紹介するのが「イルザ アラブ女収容所 悪魔のハーレム ヘア解禁リマスター版」。
長いタイトルで作品内容の全てを語ってしまうという手法は、この後「土曜ワイド劇場」などで取り入られているかは知りません。

この作品、「女拷問人イルザ」シリーズの第二弾で、最初「イルザ ナチ女収容所/悪魔の生体実験」とよくある〝ナチもの〟として出てきたみたいなんですが、ダイアン・ソーン演じるイルザがうまくキャラ立ちしたのか、これといった説明もなくアラブの石油王があちこちから女を拉致して作り上げたハーレムの調教師兼腹心といったあたりに滑り込んでムチと権威をふるっています。

ヤコペッティの「世界残酷物語」に代表される似非ドキュメンタリーを称して呼ばれるモンド映画の一分家のようで、パケ裏には〝エロモンド史に残る〟と書いてありますが、日本で言うところの「徳川女刑罰史」に相当するジャンルであり、そんなものの歴史自体が、それほど勿体ぶって残すほどのもんじゃ無いじゃんって気もします。

ただ、この手の劇場男女比率100対0映画は現在のファミリー&女性客至上主義の日本ではまずスクリーンにかかる事はなくなって久しい点は憂うべき問題だと思いますが。

ちなみにこのアラブ編でヤンキー色男の色仕掛けに篭絡されたあげく失脚、監禁されてしまうイルザ姉さんですが、この後「イルザ シベリア女収容所 悪魔のリンチ集団」で、例によって脈絡なく当時のソ連で収容所長の役職についています。


さあ、くだらないクズ映画も観たことだし、今度は米雑誌「ハスラー」でも原書で嗜むことにしましょうか。
何ごともバランスが大事ですからね。  

Posted by チェリー2000 at 22:33Comments(0)DVD

2012年03月30日

Planet of the Abe

座敷のAV環境の盲点であったコンポジット、いわゆる普通のAV入力が出来ないという難点を、リーフリDVDデッキをつなぐためにクリアしようとあの手この手。
「できるだけお金をかけない」を目標に思案の結果、昔使ってたアップスキャンコンバータを引っ張り出し、Dsubに変換して接続に成功。
そのままだと360をつなぐところが無くなるので、DVIマルチタップをかましてDVDと360をスイッチャーで切り替え仕様にしました。

結局、タップとケーブルで2千円ほどかかってしまいましたが、単純に買って増設すると1万はしただろう事と、ありものを活用できた事とでとりあえず満足。

下でも海外DVDが見れるようになったので、店をやりながら見ることにしたのがこちら。

「勅使河原宏BOX」
「おとし穴」「他人の顔」「砂の女」の三本にサプリメントと題されたボーナスディスクとブックレットのオマケが付き。

〝勅使河原の評価は安部公房ありき〟と評されることもあるようですが、どうして映像作品としても良く出来ています。
しかし3作通して昔の役者は顔が濃いなというのがいちいち感じられるところで、そんなによく知らない役者の、しかも若い頃とくればわからなくても普通なんですが、田中邦衛はもちろん仲代達矢とか佐藤慶とか市原悦子とか平幹二朗とかパッと見てわかるのがスゴイ。

中でも若い頃の岸田今日子はギョロ目にタラコ唇という独特の容貌ながらけっこう色気のあって、口元のフガフガ感がなければもっと美人女優で通ったんじゃないかと思います。

まあなんだかんだ言っても、脚本が安部公房だからっていうのが仕入れた大きな動機だったワケなんですが、なかなかに安部ワールドを巧みに表現してる秀作映像。
一気見で安部宇宙を浮遊するのもオススメです。  

Posted by チェリー2000 at 21:41Comments(0)DVD

2012年03月01日

ルルルルールルルー

いや、なにが驚いたって、高橋一生の熱愛報道ですよ。

高橋一生なんてそんなにメジャーな役者だとは思ってなかったので、よもや報道で名前を見かけるとは思いもよりませんでした。
「ミートボールマシーン」や、最近では「ウルトラゾーン」なんかでも顔を見かけた高橋一生ですが、なんといっても最初に憶えたのは「怪奇大家族」でした。
そしてつい海外盤を買ってしまっていた事をここに告白いたします。
作品自体は言ってしまえば割とベタなホラーパロディであり、メメント森とか10人居れば7人が思いついて、思いついても決して口には出さないレベルのネタがいけしゃあしゃあと出てきたりしますが、高橋一生はじめモロ師岡、室井滋、藤村俊二などの味のある実力派俳優のキャラクター性のお陰もあって、ベタさの良い面が引き立てられています。

赤線幽霊つやこがちょっと小向美奈子に見えて、エンドロールで確認したら大谷充保で納得。
まあ小向さんは芸能人としてリアルに赤線幽霊となってしまいましたが、ここに関連を見出すのは五島勉なみの後出し超解釈になってしまうので、人に話さないほうが良好な対人関係を維持できること請け合いです。

あと無粋を承知で言うと、タイトルは「怪奇大作戦」のパロディですが、本編ではまったくそんな素振りはありません。
ただ、オープニングだけは物凄く怪奇、物凄く円谷しているので、その辺は特オタ的にはやられてしまうでしょう。

1クールでさくっと観れるのでオススメ。
  

Posted by チェリー2000 at 22:36Comments(0)DVD

2012年02月29日

二畳半テロル

近頃、ちびっこの襲撃の規模が拡大しています。

先日の日曜日には瞬間最大ちびっこが5・5ヘクトちびっこを記録。
0.5ちびっこは中には入ってこなかった子。

我が二畳半はすでに自由の群衆によって占拠されつつあり、勢力の拡大にしたがい舐められ前線も広がり、だんだん我が強く出てくるようになりました。
が、まあそれはそれで良し。
先生と呼ばれるほどのバカでなし、もとよりNOリスペクト上等であります。

人の評価に縛られるより、自由な愚者でありたい。
FREEDOM! FOREVER! 

ということでこちら「V フォー ベンデッタ」。
久しぶりに日本盤DVDです。
ヒゲのおじさん仮面というヒーローっぽさはまるで無いコミックヒーロー。
原作はアラン・ムーア。
渋すぎたのか、既にウォシャウスキーの威光に陰りがさしてたのか、あまりヒットはしなかったように記憶してますが、重いテーマと悲劇的な結末が印象深い作品です。

いかに印象深いかと言えば、一緒に観に行ってた連れが劇場を後にした際に〝途中から尿意がひどかった〟と言われ〝そんなところのビッグベンまで爆発しかけていたとは〟と上手いこと言った事が真っ先に思い出されるほど。
ぜひ改めて見直して、印象を更新したい所存です。

ちなみに、このたび新たにちびっこを世に送り出す状態にはいられたナタリー・ポートマンがスキンヘッドでヒロインを演じています。
いっときはキレた言動でヤバイ人と思われたりしてましたが、落ち着くところに落ち着くようでなによりですね。
  

Posted by チェリー2000 at 23:00Comments(0)DVD

2012年02月03日

復活の日

寒くなっております。
近所のチビッコの言うにはインフル猛威により学級閉鎖コンボがつながって、6日まではお休みだと言います。

社会人となれば、インフルが流行ってようが休む訳にも行きませんが、気付けば週末。
感染列島状態で外出するより、お部屋でゆっくり映画でも見るのが良いのではないでしょうか。

そんな訳でこちらのDVDをご紹介。
「ガンヘッド」と「ジパング」どちらも輸入版です。
公開当時以来ひさしぶりに観ましたが、作ってる側は楽しそうなんですが、見てる側がちょっと照れくさくなる感は否めません。
どちらもキャラクター造型が妙に中二っぽく、かつこれ見よがし、しかも設定倒れ。
どちらも主演が高島家の次男坊、高島政宏というのが一段と癖を強くしているように思えます。

「ガンヘッド」はミニチュア中心で映像としてもクォリティはさほど高くなく、状況もイマイチ判りにくいものの、実寸大ガンヘッドの組み立てシーンと、操縦シーンを観れば「ガンヘッド」に期待するものは十分得られる気もします。
ただ状況が判りにくいのは、邦画だからとたかをくくってたら、実は半分くらい英語セリフで字幕入りの映画だった事を忘れていた事も無関係ではないかも知れません。
もちろん海外版なので、英語部分に字幕は入りません。
まあ〝英語しゃべってたらカッコ良くね?〟という中二センスの時点で推して知るべしって気もしますが。

「ジパング」はユニークなキャラクターが多数出てきて、まるでチンドン屋の行列状態。
主役の地獄極楽丸は状況に応じ7本の刀を使い分ける設定ですが、別に使い分けるような必然性も無く、なんだか腑に落ちません。
さらに後半に置いては褌イレズミ原人と金粉平幹二郎にメインをとって変わられ、存在感がなくなります。
とにかく世界観・設定こそが重要で、脚本に関しては〝これが恋というものか…〟で締めくくられる所からも推して知るべしというレベルです。
そして肝心の世界観を伝える映像が残念ながら中途半端に安っぽい。
邦画にしては、それなりにお金がかかったんだろうとは思うのですが、着ぐるみ象、遮光器土偶アーマーなどハリボテ感強く、思わず「見ちゃおれん」と目を覆う感じです。
ハイテクなのかローテクなのか解らない忍者は雨宮慶太テイストが満載で、ある意味予算とアイデアのバランスがもっとも取れた存在でしたが、この忍者軍団とその黒幕の殿様自体が話しに直接関係無いのでいらないという残念さ。
監督は林海象。
この頃から変な草でも食ってたんでしょうか。

中二臭さが鼻に付く二本ですが、発想の源泉と言うのはそれこそリアル中高時代に掘り当てたものだと思います。
お金をはじめ、色んなものが足りない事でこういった作品が生まれるというこもごもを感じる上で、とても参考になるジャパニーズ・カルト・ムービーではないでしょうか。

まあそれにしても、そんなに褒めれないようなモンをなんでわざわざ仕入れるのか、と疑問をお持ちになるかもしれませんが、カルト故に国内版はプレミアついてけっこうなお値段になってるので、B級墓場から掘り返してお手軽価格で見れるよう都合するのも店のひとつの個性になるかなってことで。  

Posted by チェリー2000 at 22:19Comments(0)DVD

2012年01月20日

おまめさん

昨日は雨のせいか、それに乗じて手抜きをしたからか、けっきょく坊主で終わりました。
来たのはちびっこが二人とアマゾンの荷物を持ってきた郵便屋さんの三人だけ。
正真正銘、客ゼロの一日はちょっと久しぶりだったかも知れません。

まあそんな日もあります。


「新幹線大爆破」で貧しさに負けて爆弾魔になった高倉健を観てから夜中に寝床に入ると、ふと軽い焦燥感に襲われる。

目標の売り上げに到達するのには現在からどれくらいの集客&販売増を達成する必要があるのか、それを想像するに現実的でないような気がぼんやり脳裏に浮かんでくるのです。

先日の市会で話していた言葉が浮かんできます。

〝時給換算するのが怖ろしいほど拘束時間の長い仕事をしてる〟

たしかにその通りで、それでも好き好んでやってるのだからその点はまだ納得できる。
問題は、一日が24時間である以上、どう頑張っても一日に出来る作業および売り上げには限りがあるということで、その上限に近いレベルの長時間をすでに費やしていて、今の売り上げと言う現実が問題なのです。

〝こんだけやってこれなんだから、生活保護とか申請できないか〟

あくまで冗談半分ではあるものの、リアリティーのある発想です。
世の中には、さほどの努力をする事もなく、お上に頼りきる人もいると聞きます。
まるごと生活費をくれなんて言う訳でなく、ちょっと援助して頂けるととてもありがたい、そういう思いも無いと言えば嘘になります。
思ってるだけですけどね。

寒々とした思いでジムに行くと、シャワーまで妙にぬるい。
どうなってんだ。

そんな寒々しいにも程があるこの頃、皆さんはさすがにもうちょっとマシでしょうが、まだ後ひと月くらいは寒さの厳しい日が続くと思われます。こんな寒い夜に「ウルティメイト・ミスタービーン・コレクション」はどうでしょう。

劇場版2本にテレビシリーズとアニメシリーズが網羅されている豪華ボックス仕様となってます。
オマケのテディを横に座らせて見るといっそう気分が出る事請け合い。
本国からの輸入版なので、日本で放送できなかったちょいブラックなネタも勿論収録されてます。
ちなみに日本語は一切フォローされてません。

「ミスタービーン」はニヤニヤ笑い系で爆笑シーンは少なめなので、日本では好き嫌いが激しく別れる向きがあるように思いますが、個人的にはこういう低温の笑いも好きなんですよね。

正月に黒豆食べてないぶんを、こっちのマメで縁起を担ぐというのも悪くないかも知れません。  

Posted by チェリー2000 at 23:02Comments(0)DVD

2012年01月14日

オーストリアから風

先日より、遂にヨーロッパ系アマゾンからの購入が可能になり、一通り目ぼしいところをピックアップ出来たので購入手続きを済ませた品の第一陣が到着しました。

日本のと基本的な作りは変わらないのですが、〝バリっとひっちゃぶれ!〟タイプでなく、〝ここを引け!〟タイプのオープナーになっていて、かつ印刷デザインがちょっぴりおされ感があるような無いような。

ちなみに「UK、Fr、It…」と欧系アマゾンの名前がズラリと並んでいるのは、共用パッケージだからだと思いますが、欧米のアマゾンは登録情報を共有しているので、どこかひとつに登録したら該当地域ではサクサク手続きができます。

日本とか中国はハブられてるようです。

とりあえず店を開けてからにしようと置いといたら、チビッコの襲撃を受けてしばらく放置。
5時になったので帰ってからようやく梱包をほどくと出てきたのはDVD2つ。


ひとつは頼まれものの「野いちご」。

残念ながらこちらはUK向けの商品で、辛うじて英語字幕入りというのが視聴のハードルとなりますが、日本向けのものは絶版でバカ高いので、英語でもやむなしという事だったので引き受けました。

米アマゾンでも買えますが、値段もUKのほうが安いし、リージョン違いよりは信号方式の問題のほうがクリアしやすいから、消去法的に今回のUKの荷物に紛れ込ませました。



もうひとつは「人狼」
押井守のケルベロス・サーガのたぶん唯一のアニメ作品。
例によって押井監督の人間不信ぶりが横溢する陰謀劇で、例によって面白いかどうかでいうと微妙な出来なんですが、例によって化けそうなところが気にかかって一応チェックしてしまう作品です。

観るべきところは沢山あるけど、どうもどれもカタルシスに至る前に寸止めされる。
まあ解りやすいエンタテインメントにしない事で陳腐化を防ぐ意味があるんでしょうが、そういう意味では押井守は個人的には芽が出ない人です。

なんでそんなもん注文したのかと言われれば、そういうあふれかけのコップみたいなのも味わいだと思ったからで、どれくらいの動機かズバリ示すなら、パッケージに〝攻殻機動隊とアキラの製作者が作りました!〟とバッチリ書いてあるくらい、普通の人には動機付けが難しい作品です。

ちなみに僕は劇場で見ました。

ヨーロッパ版なので、リージョン問題はありませんが、信号規格がPALで普通のテレビには映せません。
変換機能があるデッキかPCでの視聴が可能となっています。
と思ったけど、試しに入れてみたらコピープロテクトの都合で再生を拒否られました!

まあ不正行為をする訳ではないので抜けられるとは思いますが、やはりフリープレイヤーがあるほうが便利ですね。  

Posted by チェリー2000 at 21:13Comments(0)DVD

2011年09月08日

愛してるって言っても間に合わない

リストから選んで注文するというスタイルで、タイトルしか判断材料がないため、エラーがないよう気をつけたつもりでしたが、検品をしていてふたつハズレを引いていたことが判明。

ひとつは「ゴーストハンター」
僕はJ・カーペンターの作品のつもりだったのですが、モータルコンバットに出てくるベトコンみたいなヤツじゃなく、なんか頼り無さそうな兄ちゃんがパッケージに。

よく考えてみるとあれは「ゴーストハンターズ」でした。


ありがちなタイトルだからもう少し慎重になるべきだったと反省。

もうひとつは「爆裂都市」
石井 聰亙のヤツだと思ったのですが、これは同名の別作品でした。
香港映画ですが、千葉ちゃんが出てるのと、中央あたりにいる人がやや北野誠似なのが少しだけ笑えるような気がする一本で、一応ビデオスルーでなく劇場公開してるようです。

天六ホクテン座とか国際劇場あたりでアリバイ作り程度に上映されただけでしょうけど。

かのサバイバルマスター・ぼうさいつよし(泳ぎの達人)でさえも、津波に飲まれればひとたまりも無いそうなので、普通の人なら幸せの洪水目の前にしてただ立ち尽くすだけ、運ぶ船も間に合わない、これだけのコンテンツの奔流でふたつくらいのミスで泳ぎきったのは〝ちょー気持ちいい!何にも言えねぇ!〟とコメントして差し支えないレベルなのです。

  

Posted by チェリー2000 at 18:15Comments(0)DVD

2011年05月21日

南海の大怪獣ではない

郵便受けに大阪日日新聞の見本が放り込まれていました。
その一面にドンと書かれた「東電赤字1・2兆円」。
ものすごい額ですが、東電を潰す訳にはいかない以上、結局税金注入でなんとしても支えて結局は国民に尻拭いさせる仕組みなんでしょうから、本当にまったくもって万全の危機管理ですな。

そんな磐石な企業さんとは違い、地震どころか今にも自重で圧潰しかねない危機管理のしようの無い我が店ですが、五月下旬はイレギュラーが多くて、営業日時になにかと調整の必要に迫られてたりします。

とりあえず明日の22日は野暮用で3時からの開店、これまた野暮用で閉店は延長せず通常通り9時になります。


できる時くらいキッチリやろうと時間通りに営業しておりますと、準備中に声をかけられました。

買取りを持ち込みいただけるとの事で大変ありがたいのですが、いかんせん普通っぽいオッチャンの持ってくる本だから、即戦力(店にあう品)では無さそうだなぁ、と在庫整理中に整理する物が増える事に複雑な気持ちになります。

が、この予想は喜ばしい事にちょこっとだけはずれました。

なんか顔に似合わず(失礼)面白そうなものが混じってた訳です。
中でもDVD「赤色エレジー」これはナイス。
「小梅ちゃん」でおなじみの林 静一による〝画ニメ〟らしいです。
音楽はもちろん、あがた森魚。あと鈴木慶一。

他に「大人の科学 テルミン」
個人的に楽しませていただきます。

面白いからなるべくいい値段を付けたつもりですし、ご本人からも〝十分です〟と言って頂けたのですが、思い入れを感じる品に付ける仕入れ値というのは、やはりいくらか心苦しい気持ちを伴います。

まあ本人は手放す気が出来てるくらいだから、案外もっとドライなのかも知れませんけど。

そんな古本屋のセンチメントにもぴったりの静一っつぁんの画ニメでしたとさ。  

Posted by チェリー2000 at 17:42Comments(0)DVD