2013年09月16日

許されざる者

よほど原因になりうるような家庭環境があったならまだしも、30超えたおっさんに対する保護者責任を親に求めるのは酷な気がしますが、あるいはそれも虚業の宿命と言うものなのかもしれません。

さて、保護責任取り放題盛りのチビッコ連中で案の定のダブルブッキングに溢れる座敷を見かね、人数制限勧告で対応するとグッと空気が悪くなる。
さりとてここを僕が譲るのでは主客転倒、おかしな話になりますから成り行きにまかせることに。
結果的には一応の決着は見たものの、つくづく他に行くところ無いのかよと思わずにおれない漂うしぶしぶ感。

居間の平穏を守るためなら僕は悪にでもなる!
同情するなら金をくれ!

そんな空と雲の間テイストとはかけ離れた,酌量の余地無きクレイジーを100人載せたヨド物置的ナイスな映画秘宝ムック「冷酷!悪漢映画100」が面白い。
古今東西の映画に出てくる悪役を、あらすじ・時代背景・モデルなどを交えて解説しており、かつネタバレは控えめなので実は映画ガイドとして非常に優秀です。

ちなみのオススメもあって実質150くらいの作品を紹介してくれてますから、コストパフォーマンスも抜群。
入手困難な作品を避けてるのも良心的です。


物語の中では輝く悪党ですが、現実の世界においてはやはり鼻つまみ者。
疎んじられるのも因果応報というもので、許容されるも束縛されるも自分の行い次第という事、息子で無く本人のセクハラ行動に責任を負うべきだと言う事をチビッコ達には学んでいただきたい。

痴漢アカン!  

Posted by チェリー2000 at 00:55Comments(4)

2013年06月16日

冷めたハートじゃ愛せやしない

すでにちょっと動くと熱放出に時間がかかってダレダレになるこの頃。
今週末からオークのバイトに入るんですが、やたら暑そうなのでちょっと不安です。

寒暖の問題以外に時間的に拘束時間の長い用件は今後難しくなるだろうと整理作業に予感しながら、この計画の成否に店の存続がかかっている事を感じます。

そんな軽い焦燥感にヒリヒリしながら、日曜らしく客足の少ない一日を過ごしていると、なにやら持ち込みがありました。
といっても買取とかじゃなく、ご自分で作った本です。

最初よくあるチラシ設置かと思って二つ返事で了解してしまってからの解説という妙な順番を経て、あらためて了解。
ただしこの手は中津商店街に専門のシカクさんがあるので、取り扱いはせずにサンプルだけにしました。

この本作るのだって相当の熱量と作業量があり、その点は掛け値なしに敬服してますが、こういうミニコミ誌を見て思うのは、やっぱりちゃんと流通して出版されてる本はよく出来てるわってことですね。

確かにコンビニの棚あたりでみかけるいかにも読み捨てる用の駄本なんかみると〝安易な企画で小銭稼ぎのしょうむない本つくっとるなぁ〟なんて思っちゃう事もあるんですが、いやいやどうして、あんなんでも大変な労力や研鑽が込められているのだと思い直します。
読まないですけどね。

いろいろな物が足りないまでも、やりたい事があるからとりあえず体裁を取ることから始めるという点で、人のふんどしで相撲とってるとは言え、我がぷれこぐ堂もミニコミ的な店と言えるかもしれません。

フィジカル面では熱暴走気味ですが、もうちょっと熱量を込めて頑張ろうと思います。  

Posted by チェリー2000 at 20:45Comments(0)

2012年11月10日

答えをいそぐ事はない

振り返れば奴がいるように、ふと気付けば「ありがとう浜村淳です」のアシスタントがいつ聴いても大内真紀になっている。
桜井一枝や渡辺たかねはどこへ行ったのか。

思えば一時から大内真紀の返しが妙にシュートになっていたのですが、これはやはりいわゆる〝女は出世が早い〟というヤツでしょうか。


出世とか成長とか、なにかと早いと言われてますが、ウチに来るちびっこが置いていった「キャラぱふぇ」なる本から見るにどんなもんでしょうか。



やはり定番のファッション記事があり、男子が合体ロボではしゃいでるのに対してずっと先取ってる感もありますが、これは単に嗜好の問題のような気もします。
大人になっても女はファッションとか好きだし、男はロボとか好きですから。
けっきょく大人になっても子供じみた事を追っかけてるとも言えるかもしれません。


キャラ物好きもその証左でしょうか。
定番の「ハローキティ」ほか、けっこう昔からいる「リラックマ」とか「お茶犬」とか「まめゴマ」とか「たまごっち」がアレンジ加えながらぜんぜん現役で活躍中。
「豆しば」のバリエーションのスケルトンがなかなかとんがってて良いですね。
脳みそ丸出し。



まあようするに個人差ですかね。  

Posted by チェリー2000 at 20:51Comments(0)

2012年04月12日

マネーピット

「Hulu」が値下げされたとかなんとか。
月額制で動画を見れて、海外ドラマなんかをシリーズ通して見るには安くて便利なサービスです。
海外ドラマは個人的に興味なくは無いものの、連続ものは長くなるのでチャレンジしていないジャンルです。

しかし実は最近ちょっと海外ドラマ欲が盛り上がっています。
きっかけはこれ。
先日、所用で駒鳥文庫さんに寄った際に買ってしまった「英国テレビの大逆襲」。
ジャケットデザインからもビンビン漂う洋泉社テイスト。
中央にエリス中尉が写っているので、SFもの中心本っぽいけれど、むしろ全体的には少なめで、往年の名作英ドラマ全般から近年の物、果てはネタが足りなかったか米ドラマまでが紹介されています。

レンタルビデオ屋とかはこういうコアなネタ本を会報として配れば、牽引効果が期待できるんじゃないでしょうか。


フランスでは再販以外にも書籍販売を守る様々な制度が施行されていると聞きますが、電子化配信化で本どころかビデオ屋も町から消えるおそれが出てきました。
むしろ本とモニターの関係に比べて、映像の場合メディアの違いに差がないぶんビデオ屋は深刻かもしれません。

こういう大掛かりなシステムが必要なものは、初期投資に相当なものが必要でしょうからなかなかコツコツ頑張るって始め方ができないぶん、大資本一人勝ちの傾向もより強まりそうな気もします。

いまのところまったく想像できませんが、いずれ街中は店舗がなくなって配送業者だけが行き来する光景になるのでしょうか。
それはそれで格好良いか。

でも立ち寄った店でうっかり買い物してしまうハプニングが無ければ出会えない物もあると思いますけどね。
〝あそこに行くには財布の中身を確認してからにしねえとな〟と思いながらも足を向けてしまう衝動を突き動かす。
そういう店に私はなりたい。

まあそこまでじゃなくてもいい。  

Posted by チェリー2000 at 23:04Comments(2)

2012年02月16日

呪いのビデオ

いやはや、ステロイドでしょうな。

ベルナルドですけどもね。
ステロイドは鬱を誘発するといいますから。

どこのどいつが言ってんだというと、この本に書いてあるのです。
「松嶋x町山 未公開映画を観る本」
もう何度めかの登場の映画評論家の町山智浩と、オセロの白い死神こと松嶋尚美という異色のカップリングで、日本未公開のドキュメンタリー映画から町山智浩が池上明ばりに世界を読み解くという企画。
最近、ついに相方さえもが暗黒面に落ちた松嶋尚美が必要かは議論の余地があるかもしれません。

個人的にはメディア越しでもなるべく接さないほうが良い様な気がしてしまうのですが、定説では彼女に好かれるとヤバイとの事なので大丈夫だろうと読ませていただきました。

日本ではあまり日を見ない存在ですが、アメリカではハンディカムの高性能化とマイケル・ムーアの成功を受けて、安価で関心を集めやすい事から劇映画を目指す人たちがドキュメンタリー映画は格好のステップとして、たくさん作られているそうです。
昔のにっかつロマンポルノみたいな感じかもしれません。

件の言は『ステロイド合衆国 〜スポーツ大国の副作用〜』からの引用。
ステロイド自体は本来体にあるもので、外部から摂取することには功罪ある物質であったりするそうなんですが、この映画では問題は薬物の危険性とかでなく、薬物に頼ってまでひたすら強さを求めるアメリカ人の精神性にあるというところにいくらしいです。
一番になれる人は僅かなのに、なにがなんでも一番でないといけない、一番になる事が成功と言う事、と考えるのはとてもアメリカ的な精神病理で、一番になる以外の幸福観に気付く事が必要だ、という話になるらしいです。

ちなみにこの話に松嶋尚美の感想は「あんな筋肉つけたらTシャツ着にくなるって気付かへんのかな?」との事です。

町山氏の本は面白いし、商品としてもそこまで安くしなくても良く売れてくれるので、今後の活躍を個人的にも期待したい人なのですが、文中で松嶋尚美が町山氏の事をマッチーと呼び始めているあたりに、今後の町山氏の安否が気遣われます。
番組の企画として町山氏がこの呪いからサバイブできるかどうか、カメラをまわして呪いを検証するドキュメンタリー映画を作るというのも面白いかもしれませんが。

マッチー、逃げて!  

Posted by チェリー2000 at 22:02Comments(2)

2012年02月09日

明るい不幸自慢

立春も過ぎ雨が良く降ったりして、暖かくなるかと思いきやまだまだ寒い日が続いております。
世間では豆まきイベントが終わって、次なるチョコまきイベントに向けて余念がないようですが、みなさんホットなご予定がおありでしょうか。
「ぴたっと」のワールドぴたっとで同性婚の話題の際、井上さんの「僕は小学生の頃、一回男好きになりました」と最近流行でいうところのグレーゾーンな発言をして、武田アナが「おー…」と微妙にリアクションに困ってると、すかさず「女の子みたいな顔してましたけどね!」とフォローになってないフォローで一応の鎮火を図っていました。
じつにホットです。

そういえば三ツ矢雄二がゲイなのは今更な話ですが、小学生時代にブドウパンに釣られて男色に目覚めたという話は初耳でした。
まだ明確にセクシャリティの分化ができてない頃には、ちょっとしたきっかけで大きな方向修正がなされる事もあるでしょう。
いわばある種のトラウマと言う事でしょうか。


ということで町山智浩「トラウマ映画館」。
町山氏の少年時に観た映画から、特にトラウマになった作品をピックアップして紹介しています。
町山氏は僕よりだいぶ年上だし、しかもトラウマになるほどエグい作品だけにあまりメジャーなものは無く、しかも日本未ソフト化だったりするものが多いので、正直知らない映画ばっかりが紹介されています。

この本の見所は、単に映画から受けたトラウマだけでなく、読み進みにしたがって町山氏自身の生い立ちが心に落とした影が赤裸々に綴られていくところ。

世間様では苦労自慢とか病気自慢なんかはウザがられる物のようですが、僕はそれくらいは気持ちよくさせてあげて欲しいと思います。
話す事でカタルシスを得て精神の安定を保てるかもしれないし、新たな認識を得て人間的成長につながるかもしれない。
せっかくしんどい目を見たんだから、せいぜいネタにしなきゃ損だし、たんまり同情を購入して良いと思います。
おはようパーソナリティ同情買うぞうです。

ただし、自分で選んでした行動による苦労話は自業自得なので却下。  

Posted by チェリー2000 at 19:36Comments(0)

2011年09月21日

モヤッと

台風もピークが過ぎて、すっかり涼しくなりました。

アマゾンのGow3の出荷状態は今日の明け方からずっと出荷準備中です。
仕事始めるのが早過ぎなのと、準備長過ぎなのにちょっと驚く。


とりあえず明日に届く確立は4割を切るレベルなので、仕事しつつ本でも読むのが吉。

という軽いノリで読む本ではないかもしれないけど、こちら

「14階段」

有名な新潟でおこった9年に及ぶ女児監禁事件のルポです。
僕はこの鬼畜な犯罪に対して、どうもスタンスを決めかねる部分があります。

何故かと言うと、「女子高生コンクリ殺人」や「名古屋アベック殺人」、「北九州一家監禁殺人」のように残忍な犯行の詳細な過程がほとんど語られていないからでないかと思うのです。

もちろん許されない所業に違いは無いのですが、被害者が生きていて事件の性質もあり詳しい内容が語られないぶん、想像できる範囲内の非道に収まってしまうわけで、そこが他の想像を絶する事件にくらべ印象をマイルドなものにしてしまうのです。

結果的に生還したということ自体も、監禁生活の長さや心的外傷の問題があるとわかっていても、他よりはマシな話のように思えてしまう。

そんな印象と、〝いやいや、それゃあそうも言い切れまい〟の突っ込みを繰り返すなんとなくスッキリしない感じ。

そしてそこをスッキリさせたい思い+やっぱりこういう事件の詳細な出来事と犯罪心理に対する興味と、そのイヤらしい野次馬根性に対する自己批判。

そういうモヤモヤが入り混じって、なんともあやしうこそものぐるおしけれ。

そういう半端なスタンスを、この著者も逸脱できないまま、犯人の母親からのガラス越しに痒いところを掻くような情報から、憶測と印象と思い込みとで犯人像を綴っていく下世話な一冊です。

はっきりいって最後まで読んでも一歩も真相に近づける感じはしないのですが、こういう本を読みたがる自分という人間を、著者の姿を通して客観的に見ることができる点で価値はあるかもしれません。


とりあえずアマゾンはすっきり発送通知をくれ。  

Posted by チェリー2000 at 20:36Comments(0)

2011年05月23日

ダンジョン・エクスプローラー

今日は雨だったのでなかと近所で済ませられる事ばかりで編成。

中津はまあまあへんぴなところですが、梅田まで徒歩10分圏内とご近所なので、ぼちぼち歩いて梅田地下街に潜り込みました。

梅地下はいまだに変化し続けており、ちょっとま行かないでいた所が通り抜けできなくなっていたりと、まるで自動生成ダンジョン。
気分は風来のシレンです。

そんな中ではあまり大きな変化の無い三番街の地下二階催事場では現在バーゲンブックが展開されておりました。

ダテに古本屋なんかやってる僕ですが、一応、本は好きなほうですのでちょっとのぞいて見ますと、まあまあ安いし綺麗だし、けっこう面白そうなのもあるしで悪くない感じでした。

強いて難を言えば、ほとんどが半額までだったので、なかにはバカ安本があってくれると嬉しかったかも。

ほかに文具とDVDもあり、掘り出し物のDVDは無いかと今日イチの集中力で探ってみると「伊集院光のばんぐみのでぃーぶいでぃー」を発見。

しかも1,2巻とも。

しかし定価が8000円するので、半額でもちょっとキビシイ…。
アマゾンで中古買ったほうがまだ安いし、今日は月曜なので夜のラジオで我慢して、またの機会を待つことにします。

バーゲンブックは29日までやってるようなので、ためしに覗いてごらんになってはどうでしょうか。
あとカッパ横丁には常設のバーゲンブックがあって、最大七割引と何となく暇そうな店員さんがひとりで島流し感を漂わせてるのがイイ味出してるのでオススメです。  

Posted by チェリー2000 at 22:22Comments(0)