2010年07月28日

超人ガッツでやってみな

今回は「アストロ球団」のご紹介。

買ったのはちょっと前なんですが、その時紹介しなかったのは、カルト漫画としては代表格、近年ドラマ化されたりした事もあって、かなり著名な部類に入るので今更かな、と思ったからです。

その昔、「大槻ケンヂのANN」でも〝真夜中のアストロ語講座〟というコーナーのネタ元となるほどに、無茶を通り越してシュールな野球漫画、それが「アストロ球団」です。

野球漫画ではありますが、この作品では〝超人〟という重要で特異な要素があります。

〝不世出の大投手・沢村栄治の怨念と妄想が生み出した野球超人の宿命を背負った体にボール形のアザを持つ9人が、沢村に因果を含まれた比人に導かれ、打倒・大リーグをめざす〟
という基本設定を持つ「アストロ球団」。
まず驚くのはその連載期間で、実に四年間に渡って少年ジャンプで連載されていました。

これの何が驚くって、四年もやってて3試合しかしてないという事実です。
〝まず常勝巨人を破り、はずみをつけて米大リーグへ!〟という初期の目標から考えれば、ある意味一試合もしてないと言ってもいいくらいです。

3試合のうち、「ブラック球団」「ビクトリー球団」は対戦相手を再起不能にすることを目的にしてるだけに、どうやってシバいたろかしか考えてなく、もとより野球をする気が無いし、唯一まともなロッテでさえ、アストロワンがスカイラブ投法を会得したと見た途端、ビーンボールで潰しにかかるありさま。

だいたいにおいて、アストロ超人がピンチに陥るのは、プレイ内容でなく交代要員がいない(というかスタメンも揃ってない)選手が満身創痍になる点だったりするので、まるで野球をしてるように見えません。

沢村投手、補欠の超人も用意しといたら良かったのに。






あまりにも無茶過ぎたので、最終的に川上監督の策謀により球界から追放されるという憂き目に会います。
日本はおろか、野球リーグがあるどの国でもプレイできないという境遇で、彼らの導き出した結論は…

シュウロの激しいミスリードに、満面のスマイルのアストロナイン。

ダメだこいつら。  

Posted by チェリー2000 at 11:30Comments(4)マンガ