2010年08月10日

他人様の原体験

先日仕入れた「オタク・イン・USA」を読んでいます。

本自体は5年前に出たもので、当時、訳を担当した町山智浩がTBSラジオ「ストリーム」でもちょっと触れていた、日本製サブカルチャーにずっぽりハマッていたパトリック・マシアスなる外人さんの、オタク文化がアメリカにおいてどう受け取られてきたかを綴った本です。

この本で紹介されている事例は、ほとんどがアニメを中心にした映像作品に関した物で、おおむねの評価は〝アメリカの保守的な作風に対し、非常に先鋭的で刺激的〟といった印象でした。
平たく言うと、〝シリアスで暴力的でエロティック〟って感じでしょうか。

たしかに日本は暴力と性表現に関しては、アメリカあたりに比べると緩やかという印象はあります。

厳密には、レイティングが日本の方が大雑把というか、範囲があいまいと言うべきでしょうか。
アメリカ人はコンビニの雑誌コーナーを覗いたら、〝日本のティーンエイジャーは、こんなハードなコミックを24時間欲しい時に手に入れられるのか!?〟と引っくり返るでしょうね。

生粋の日本人であり、大阪人である僕にとっては、別段それが問題だとは感じませんし、たぶん実際にもそういう環境が特別に犯罪率を押し上げたりはしてないだろうと思います。


そんな事を思いながらこの本を読んでいたところに、近所の女子中学生が来店。
話を聞いていると、けっこうオタク的な世界に興味があるらしく、今度、同人誌即売会に友達と行く約束をしているのだとか。

やはり中学生になると、なにかと行動範囲が広がって、より本格的な世界へと踏み込んでいく物なんだなぁ、と。
ただ、この間までランドセル背負ってたのが、あんな所へ行って大丈夫なのだろうか。

ああいう会場って特に年齢制限は無かったと思うのですが、本を買うのはどうだったか…。

うーむ、ぜひ今度感想を聞いてみたい。  

Posted by チェリー2000 at 18:53Comments(40)