2011年02月26日

昨日・京・奈良、飛鳥・明後日

中津にはライブハウスだかスタジオだかがあって、他にも音楽を愛する人たちによってイヴェントがもようされたりする都合上、意外に音楽好きな方々が集まる傾向があります。

僕はそれほど音楽に傾倒している人間でないし、ミュージシャンにはある種の欺瞞があるので、あまり音楽の世界に明るくなく、積極的に仕入れないのですが、前述のような事情とサブカル系の店として期待に応えたい思いから、一応仕入れる意思は持ち続けていて、たまに買えることもあります。

そうして先日たまたま買えた音楽系の口に、浜村神の本が混じっていました。

内容はいたって穏やかで含蓄があり、「ありがとう」などで端々に感じる戦前派の骨っぽさは、ライブならではの口滑らせて出てくるものなのかな、と思ったり。

そして、後半まるっきり古事記やら源氏物語やらの話ばかりになっています。
京・奈良の古都に関することが特にお気に入りの浜村神、この当時が一番ハマッてた時だったのかなと思うも、これは別に浜村神の本で読まんでもエエやん、とも思ってしまいます。

しかし、ここに意外な巡り合わせで、いい本がちょうど手元にきました。
それがこちら「超劇画 聖徳太子」です。


このマッチョというか全身コブまみれみたいな人が、誰あろう聖徳太子さまです。
山岸涼子も真っ青の聖徳太子像ですが、ふくしま政美だからしかたない。

それにしても、ふくしま政美ほど紙面上の布面積が小さい漫画家は居ないんじゃなかろうかと思うほど、どの作品も見事な全裸ぶりです。

おおまかな話は、蘇我氏に謀殺された太子が怨念で復活、でも地獄の追手によりすぐ再び死亡、地獄に帰って大暴れ、といった聖徳太子を使う意味が良くわからない内容。

主な舞台である地獄もなぜかハイテクで、このように超巨大コンピュータで「バビーン」と徹底制御されています。


科学の力でもって作り上げられた地獄で、支配者・閻魔大王と釈迦ひきいる革命派の最終戦争が勃発。




ちなみに〝自ら地獄に落ち、この世の毒を一身に吸収した〟お釈迦様の「ヌジャアー」っとしたお姿がこちら。










大怪獣決戦の末に地獄は荒廃の地となってしまいます。

一応いっときますが、これは「聖徳太子」のお話です。
さすが「超劇画」!


その後、荒廃した地獄を統治せんと一計を案じるも大失敗。

尻拭いに自ら決戦に挑む太子に、衝撃の結末が!!!


一言で言うと打ち切りです。
ふくしま作品、このパターン多くないか?


〝音楽もはずせない〟と書き出しておいて、けっきょく変なマンガの話になってるじゃないかとお思いの向きもあるかもしれませんが、ウチはそういう店でおまんねん。  

Posted by チェリー2000 at 17:04Comments(2)マンガ