2011年03月26日

「堀川中立売」

最近、たまたまでしょうが〝お宅は何系の店なん〟と聴かれることが続いており、そのたびにうむむと考えてしまいます。

SFと言えるほど知らないし、映画と言えるほど品揃えはない。
とりあえず大雑把に「…サブカル、ですかね」と答えてお茶を濁す感じです。

基本的に興味のあるとこを、興味の続くだけで嗜んでいるため、飛び抜けてマニアックというわけではありませんし、かといって映画や漫画みたいな誰でも食いつけるジャンルだと欲しいと思っても食い合いになって、肝心の本が買えない。
お金のある人にはかないません。

なんだかんだで、まあまあ中途半端な店になってしまってるのではないか、という不安が過ぎります。
しかし専門店は専門店で、よほど上手くやらないと仕入れの難しさにジリ貧になっていきかねないので難しい。

そんなことを考えていると、チラシを持った人が来ました。

〝自分達が撮った映画なんですけど…〟と渡されたフライヤーがこちら。

「堀川中立売」

聞いた事ねえなあ、と思って目を通してると、どうやら「おそいひと」の監督の新作らしい。

一見「おくりびと」っぽいタイトルの「おそいひと」は重度障害者が起こす凶悪な連続殺人を描いて一部で評判になった作品。
ガチの障害者に演じさせたことも話題になっていたようです。
「遅い人」なのか「襲い人」なのか、たぶんダブル・ミーニングを狙って、ついでに「おくりびと」をパロった黒めのジョークを絡めての平仮名表記だったんだろうな、と勝手に得心したりしてました。

今作は「おそいひと」と違って、荒唐無稽なナンセンス・コメディの体裁をとりながら、コアな部分をえぐりに来るつもりのようです。

しかも、それだけでもかなり興味を引くのに、なんと石川さんことあのタージンがキャスティングされてるじゃないですか!
内容に関しては見てないのでなんとも言えませんが、見てみる価値はありそうです。

本日から上映!シネマート心斎橋にて!


で、このチラシを持ってきた人が、ウチのわずかばかりの映画コーナーを褒めてくれたんですが、僕が見ても踏み込みが足りない棚がそれ程のものであるはずはなく、あくまでチラシ置いてくれるから軽くヨイショしとこうってところだと思います。

そうして再び中途半端への欺瞞を膨らませつつ、早く軸を固められるようにしたいなぁ、とモヤモヤするのでしたとさ。  

Posted by チェリー2000 at 19:11Comments(2)映画