2011年04月02日

神々の黄昏

「∀ガンダム」の劇場版を地球光・月光蝶と通して見ました。

がっちり総集編だったので、単品としての見ごたえとかに関してはあまり問題にすべきでないのでしょう。

ただ、なんでシド・ミードだったのかが結局のところ僕には腑に落ちなかった感は否めません。
いや、富野監督が機能性・可動性、つまりメカとしての説得力にこだわった結果なんでしょうけど、それはわざわざ縛りの多いガンダムでやらなくて良かったんじゃないかと思わなくもない訳です。

ガンダムサーガの総決算はそれはそれで良いと思いますが、なぜそれをミードでやったのか。
あるいは樋口真嗣などの業界人からも「神」と呼ばれるほどの富野監督の地位をもってしても、日本アニメ業界の巨人メカ需要、ガンダムブランド需要抜きではミードクラスのデザイナーを使うプロジェクトを動かせなかったのだろうか。

まあ個人的に∀のデザインは子供向けじゃない点でガンダムにしては好きです。
あるいはそこが富野監督の狙いだったのか。
「ガンダム」という概念の破壊と創造が狙いなら、確かに「神(創造主)」以外にやる勇気のある人間も、それを良しとする人間も居ないかもしれませんね。

でも神の警鐘むなしく、けっきょく黒歴史は再び訪れてるワケですが。

日本風のシャープなロボットのデザインはわりと独特のもので、洋物のロボはもっと鈍重・無骨な感じのものが多いようです。
しかし先日のドイツ人の例もありますが、意外と海外でもアニメロボットのデザイン性は評価されてるみたい。

いまにゲームや漫画のように、上手いこと日本の良いところを取り込んでよりクオリティの高いものを完成させられてしまって、気付いたら置き去りにされてガラパゴス呼ばわりされる日が来るのかも知れません。
  

Posted by チェリー2000 at 19:24Comments(0)アニメ