2012年04月21日

イニシエーション・ラブ

春の改変で終わったシーズンオフ番組の「おっちゃんラジオ」でしたが、その中の「堀江政生のフォルティシモでいこう!!」が「堀江政生のほりほりラジオ」として継続していました。
ふた昔前のダンディズムが横溢する、僕のような子供大人には難儀な番組です。

世界各国、時代時代の差はあれど大人になるには〝通過儀礼〟が必要だとされています。
バンジージャンプに代表されるような、恐怖を克服する盛大な根性焼き的儀式から、概ね先進化するほどにマイルドになっていく傾向があり、現代日本においてはスーツや袴を着た七五三状態で集まってウダウダするのが成人の儀式となっています。

しかし、成人式の催される頃には家を出て地元を離れていた僕は成人式に出ていません。
正確に言うと、興味が無かったのでいつ自分の出るタイミングなのかも把握していないままスルーしていました。
そのせいで大人になりきれないのかというと、あんなママゴトで大人になれるんなら小学校の入学式でとっくに成人できてるはずなので後悔は全くないのですが、じゃあ世間ではどうやって大人になってるんだろうかが未だにわかりません。

そんな折、近所のお店の方が来店されおっしゃるには、〝オバハンばっかりの場末のセクキャバで遊んでる〟のだそうで、〝遅い時間帯に行くと化粧崩れて汚いは、口は臭いはで酷い、これで飲み放題さわり放題4000円〟と苦々しく、しかし楽しげに話してくれます。

襲来するちびっこの反応を引き合いに出すまでもなく、子供は馴れない強い刺激を反射的に忌避してしまうところがありますが、大人はそこで理性を働かせて〝これはこういうもの〟と吟味する余裕と寛容さがあるものでないでしょうか。
フナ寿司食うのにも似たこうした体験が、少年を大人に変えてくれるのかもしれません。

ここは一つ、成人式は雑居ビルの4階あたりの火事が起これば一網打尽のうらぶれたセクキャバで、くたびれたオバハン相手に一時間飲んで4000円払って帰る、そんな感じにすれば暴れる新成人なんて幼稚な光景は無くなるのじゃないだろうか。

こんな妄言を吐いてるうちは、まだまだ大人にはなりそうにありません。  

Posted by チェリー2000 at 21:16Comments(0)よもやま!