2013年10月31日

地獄の釜の蓋が開く

あんまり実感無いんですがハロウィンはバレンタイン級の経済効果を持っており、すでに日本でも定着してるらしいです。

定着してるとはいいながら、街角に仮装ちびっこがお菓子強奪なまはげしてる光景なんてサッパリ見かけませんので正直眉唾なんですが、まあクリスマス同様に実質とは関係ない話ということなんでしょう。
なんでも金の多寡で測るのはいかがなものかと思わなくもありませんが、なにかしら楽しみがあるならそれはそれでいいじゃないとも思う、とりあえずオヤツを買い足しといたりしたけれど誰も来なかった僕こと泣いた赤鬼でした。

町を巡って回収に従事するといえば近頃厳しくなったゴミ出しですが、このほど連続して蛍光灯の類が切れたので買い替えたもののいつどのタイミングで捨てていいのかわからないので調べてみると、なんと収集はしてないというじゃないですか。
特定の回収場に持ち込まねばならないとのことで、電灯なんかは役所の方までいかないと受け付けてないもよう。

電池なんかは種類によって回収してたり、もう普通ゴミに出しとけよといったりで、それなりの理由はあるのかも知れないけれどなんだかなぁって感じの扱いになってるし、これじゃあ結局ばれない様に適当に処理して普通ゴミに出してしまう人が多いだろうなと確信してしまうくらい雑なシステムになってます。
まあ分別させてもほとんどまとめて燃やしちゃうって噂もありますしね。

ちなみに牛乳パックは一定数持ち込むとスタンプを押してもらえて、貯めた数に応じて賞品がもらえるシステムが人知れず存在するらしく、そういうのはもうちょっと広く知られるようにするべきなんじゃないかと思ったり。
やる気があるのか無いのか。

まあそんなには無いんでしょうけど。


秋の夜長に、という訳でもありませんが以前録音してあったラジオを懐かしく聞いたりして、懐かしついでにルー・リードとか聞いてたらお亡くなりになったんですね。
たまたまなタイミングでしたが、これもハロウィンのお導きというヤツでしょうか。

帰ってくんの早すぎですけどね。  

Posted by チェリー2000 at 22:20Comments(0)よもやま!

2013年10月30日

必殺マグナム

10月もそろそろ終わりですか。
気温も日増しに下がってきてるし、年末が迫ってる感じが強くなります。

ここのところは倉庫に潜り込んで不用品の搬出や、逆に使えそうなものを取ってきたりなんやかんやおねおねしながらの日々です。
いま頭を占めている問題の先が長くてボンヤリしたモヤっと感のなかでは、短期的ではっきりゴールの見える作業なので救いになっている面もあります。

作業は定休日には夜に及ぶのですが、その辺の時間帯になるとこの頃オッサン街と化した前の通りでは、飲兵衛たちが闊歩する横をすり抜ける感じの作業となります。
場所が場所ですから、一見にぎやかで景気良さそうにも見えるのですがこのご時世、オッサンといえばフトコロ寂しく気も小さい生き物と決まってますから、安酒をちびちびやるばかりで見た目の盛り上がりほどに売り上げは上がってないかもしれません。

まあそれでもウチよりはマシなんだろうな、と思いつつ商店街なかほどにある倉庫とを往復しておりました。


ところで近頃、中津商店街のアングラ感は中々のもので、安い物件があればウチも越したいくらい妙ちきりんな店が増えているのです。
とはいえほとんどは得体の知れない店で、僕的に知れてるのは「シカク」くらい。

いま「シカク」では個展をやっていて、以前あいさつに来られたのもあり一度見に行こうと思ってたところ、絵の好きなお客さんが来たのでちょうど良いかと店をちょっと抜け出して行って見ました。

作家さんが直接店番しており、本人はタイニイな女性で作品はガロ系な感じ。
絵と立体物に加え漫画原稿も展示してました。
さすがにあまりゆっくりは出来なかったのですが、原稿は同人用紙だったので製本したものもあったのかもしれません。
11月7日までやってるそうなので、あらためて行ってみようか。

戻ってみるとカウンターに文庫本が二冊おいてあり、もしやと思っていると後から留守中に来たというお客さんが。

2,3時間くらい平気で人が来ない店なので、適当でもいいやって気持ちになることしばしばなのですが、そういうときに限って人が来る間の悪さ。

あまりに典型的なマーフィーの法則発動にデス・ウィッシュ気味な僕でした。  

Posted by チェリー2000 at 00:22Comments(0)中津

2013年10月25日

読んでから見るか 見てから読むか

ディズニーが著作権無法地帯コミックマーケットに企業ブースで参入するそうで、羊の群れに狼を放り込む光景が想像されます。

コミケとか2ちゃんとか今や日本のサブカル総本山みたいな存在ですが、じつは個人的にまったく興味なくて、正義の名の下に粛清されて消えてくれてもぜんぜん問題ないので、僕的に注目したいのはここに映画「エンダーのゲーム」が持ち込まれたという事のみです。

最近はこの辺の何十年も前のSFが映画化される動きがちらほら見えて、つい期待してしまうところなんですが、「エンダーのゲーム」はちゃんと製作されたということで、後はあの分厚い原作をどう映画化しているかが気になるところ。

もうあまり内容なんか憶えてませんけど、選ばれし少年が過酷な運命やイジメに見舞われながら人類存亡をかけた戦いに赴く、今で言うセカイ系の先駆けともいえるこの作品の知名度がもっとあれば「エヴァンゲリオン」はあそこまでヒットしてなかったかも知れません。

逆に言えば、いま「エンダーのゲーム」が劇場でかかったとて、古いマニア以外に評価する機会は持たれないんじゃないかという気がします。

作品の評価というのは、出来そのものより運に左右される事のほうが大きい感がありますが、なんとか上手いこと「エンダーのゲーム」がヒットしてくれれば、続編として長大なエンダー・シリーズも映画化されるかもしれない。
すっかり本を読む時間も気力も減ってしまって、Eテレの「100分で名著」を楽しみにしている僕としてはぜひ映像という形で代弁して頂きたかったりするのでした。
とりあえず僕は映画で再読から始めようと思います。

ちなみに〝スプロール三部作〟はちゃんと読みましたが「ニューロマンサー」も完成させて欲しいものです。  

Posted by チェリー2000 at 19:45Comments(0)映画

2013年10月24日

ウォッチメン

ジャッキー・チェンがオジマンディアスみたいな事を言ってまた叩かれてドクター・マンハッタン状態に。

台風の影響で天気がグズついており、月曜の市の結果を金クラのついでに見に行こうと思ったけど雨が酷いし、よく考えたらまだ最終週じゃないから金クラじゃないのか、と思い返して取り止めたのが昨日。

今朝はすっかり雨もあがってたのでナイス判断だったな、とあらためて運搬車をひっぱりだす。
ここでちょっと前に買っておいた自転車用バックミラーを取り付けることに。

普段乗りのヤツには既にダイソーの安物を両側に付けててバックミラーの有用性を再認識した次第です。
ただ、意外といい値段するのでとりあえず右側用にひとつだけ。

個人的にはインフラを無視したうえに、たぶん言ってる側も無茶振りに気付いてるから、あまり大声で言わないようにしてるとしか思えない変な自転車ルールなんかより、バックミラーの装備を義務化する方が現実的で意味あるように思います。

僕のはフラットハンドルでバーエンドに取り付けるのが一番視界を得やすいのですが、オプションのゴムベルトを使えばもうちょっといろんな所に設置できます。
小さいなりにちゃんと見える良品ですが、1500円くらいするので割れたら泣けます。

より安全な走行が可能になったことで揚々と出かけた僕でしたが、結局安いのをひとつ落札できただけだったこと、そしてやっぱり昨日金クラやってたことを知り萎える。
いつも二世会の後だったじゃない、来週も水曜あるじゃない、と言ってもちゃんと目録も来てたしよく見てないこっちが悪い。

〝まあいいか、どうせ最近ぜんぜん買えてないし〟とうそぶいて諦める事に。
それを言い出せばどの市でも似たり寄ったりなんで、もう組合にいる理由も無くなって来てんじゃない?と思わなくも無い。

とはいえ、その程度でそれほど今の窮状を抜け出せるとは思えないし、どうも近頃は諦めが良すぎてすぐ投げ気味の悪い癖になってる気がするので、もうしばらく様子を見ていく感じで段階的に手を入れていきましょうか。

経験も商才もない僕の判断力にどれほどの正当性があるのか、誰もそれを見張る人が居ない以上、自助努力こそが頼みの綱。

人生も自転車も前を向いて、バックミラーで後方確認ってなとこでいかがでしょうか。  

Posted by チェリー2000 at 20:33Comments(0)よもやま!

2013年10月22日

行く人来る人残る人

コンビニの前に座り込み、悪役レスラーのように何処というでもない指差しアピールをしながらカバンから荷物を引っ張り出して路上に広げているおじいちゃんの謎行動に首をひねりながら道すがるこの頃。
訳を聴かないことでファンタジーとしてちょっとした面白エピソードにもなり得るというものでしょうか。

さて、こちとら荷物の出し入れには日々リアルな腐心に明け暮れる身の上でありますので、訳も知りも知ったり、まったく面白くも無い整理と運搬に差し迫られておる訳です。
とにかく現状で不振な店売りのフォローができる、現実的で速やかに実行可能な施策をうたねばなりません。

そのためには荷物の機能的収納こそが必要なので、最適化を目指していたのが夏前のはなし。
とはいえ決まった広さしかなく、いったん荷物を減らす方便に困っていたところ、当店の前身「伽羅」店長から引越しの報を受ける。

ついては業者を呼んで倉庫を処分するのでいる物があればどうぞとの申し出。
ツブすくらいならいくらでも換金するアテもあるだろうとありがたく受けると同時に、ウチにある要らないものをついでに処分してもらえるという話に。
なんという渡りに船。

さっそく廃材やもろもろの不用品を見繕い、一部を持ち込む。
台車で搬送中、夜の通りを行き来していてつくづくこの通りもオッサンの飲み屋街ぽくなってしまったなぁ、としみじみ。
適者生存、それがこの町の求めた活気のありようというなら、それはそれで良いじゃない。

そんな事を思いながら不用品を運び出しておりましたとさ。


身軽で悪いことはありませんやね。  

Posted by チェリー2000 at 20:41Comments(0)よもやま!

2013年10月20日

デイウォーカー

台風前後で猛烈に温度差があるこの頃、体調管理に気をつけたいものです。

季節の変わり目はどうしても眠気にやられ気味で、手塚より水木リスペクトの僕は眠気にあまり逆らわない事にしてるのですが、昼間の活動範囲がぐっと広げられる今のうちにやっとくべき事は多いので、生活リズムを昼よりに調整しています。

夏前に手を付けて間に合わなかった二階のネット販売向けレイアウト変更もそろそろ本格再開を予定。
店舗の売り上げのあまりの酷さに思うところ色々ありますが、とりあえず現状で手を付けれる限りのことをやっていきませんと。

ノロノロと秋対応をはじめる僕と違って、すでに概ね毛変わりしたどり蔵でさらっと流してしまうことにします。
猫飼いにとって毛集めに続き、そろそろ猫が乗っかってくる猫縛りの時期になりました。
  

Posted by チェリー2000 at 19:12Comments(0)よもやま!

2013年10月16日

限りある資源を大切に

本来なら今日までだったバイトが繰り上げ終了したので、今日はちょっとだけのんびり気分。
といっても平常に戻っただけの話ですが。

バイト現場は四天王寺のため、交通費を浮かせるべく自転車通勤を貫いた訳ですが、これが本番よりむしろ疲れるかもしれない。
とみに交通ルールを意識しながらだと疲れます。
結局現状では自転車はルール厳守よりそこそこ臨機応変に動いたほうが安全だ、という結論にいたる。

〝そんなことはない、皆がちゃんとルールを守るのが一番安全だ!〟という人も居られるでしょうが、交通量が多くて路肩に車が延々停車しているなか、歩道を徐行で向かってきたおっちゃんが右手を水平に挙げた手信号ラリアットを辛うじてかわす状況が一番安全というなら、そんなルールはケツ喰らえであります。

あんな教科書通りの手信号してる人なんて始めてみました。

とはいえ近年における僕の「金の奴隷にならない」「孤立を恐れない」「ルール馬鹿にならない」の3無いモットーの中で意外と難しいのがルール馬鹿にならないようにすること。
やっぱり決まった事を機械的に行うのは、ある意味すごく簡単な事なのでついつい流されたり、ムキになって固執してしまったりしがちです。
とくに僕は作業の途中で別のことを考えたりすると、自分でも驚くくらいスッパリ飛ばしてしまうシングルタスクぶりなのでいけません。

生きていく為のほとんどに対してあまり興味の無い僕としては、シンプルなルールとそれを実行可能なインフラ整備で思考停止して生きていけたらどんなに自分の為に限りある思考力を傾注できるだろうか、と思ってしまうのでした。

ま、ロクな事は考えちゃいないんですけどね。  

Posted by チェリー2000 at 21:26Comments(0)よもやま!

2013年10月14日

二転三転

「女心と秋の空」なんてな事を申しますが、この時期の気候というのはどうにも安定しないものだと昔から決まっているようで、今回の四天王寺古本祭りのように完全野外の催事となりますと、その影響をモロに受けてしまうものであります。

設営から入ってあまりの暑さに脱水で体が火照るわ腕は焼けるわと、灼熱の下鴨とは比べるべくもないもののそれゆえの油断でまあまあのダメージを受けてしまったりしました。
かと思ってしこたま水を持っていったら思ったより涼しくて結局半分手を付けない仕舞いとか、あげく台風のせいでテント業者から撤退勧告を受けて会期を一日繰り上げる羽目に。

そんな訳で突然の通し宣言からはじまった今回の古本祭りは、明日の昼ごろまでで終了になるようです。

なんだか慌ただしい事態に段取りもいまいち見えてこない有様で、ひょっとしたら明日は雨の中撤収作業をする羽目になるかも知れません。

たぶん早く終わるだろうけど何時くらいになるのかもわからないので、通常の開店時間で良いのやらどうやら。
とにかくこれで眠さと雑事に追われる忙しない日々もひと段落となるようです。
やっぱり連勤バイトはいまの僕のライフスタイルにはちょっと厳しかったかな、と。

天気よりも生活がもうすこし安定してくれれば、と物思う秋でありました。  

Posted by チェリー2000 at 21:29Comments(0)古本屋

2013年10月10日

前夜祭

四天王寺古本まつりの設営に朝から出動。

朝こそ涼しくて、幼稚園バスに併走しながら回収される園児たち各々のリアクションを楽しむ余裕もありましたが、昼前には佐藤B作ばりに〝あちちだ~ッ!〟と叫びたくなる陽気に。

ところで四天王寺の客層はだいたいアラフィフ以上の男性客が多い。
ウチの主な客層はもっと若く、どちらかと言えば女性比率が高いのですが、何人かはおっちゃんの常連客が居て、大抵この年代の人は歴史ものやノンフィクションを好まれ、あまり興味の無いウンチクを披露したがります。

僕は実話系は読み物だと犯罪とか陰謀などの鬱ネタが多く、映像だとテレビのドキュメンタリーをわりと何でも見る事が多いのですが、先日見た「7年ごとの記録」日本編に出てた歌舞伎役者の子が元AKBの前田さんと付き合っててちょっと笑いました。

彼のお父ちゃんは外様で歌舞伎界に入り、苦心の末にわりと良い役を貰えるまでになったけれど、やっぱり出世が遅かったのでどちらかというと名脇役的な位置づけだったそうなんですが、二代目の彼はその点で恵まれているものの重圧もあり、中学生くらいの頃は普通の役者のほうが興味あるなんて言ってたけれど、現在はプレッシャーをバネに必死に前に進む努力をしている、という話でした。
なんて言いながらも、売れっ子アイドルと〝あちちだ~ッ!!〟状態なんざ二代目にしてしっかり梨園の色に染まってるようですなぁ。




一日の更新に天丼とはいえ二回も佐藤B作のギャグが飛び出す21世紀離れした古本屋ぷれこぐ堂は、利益からも遥かイスカンダル並みに遠く離れているため明日からバイト週間に入ります。
なるべく営業しますが土日月は三連休が予定しておりますのでひとつよしなに。

古本まつりには会期中出張ってますので、お出掛けついでに本部を覗いていただければ青息吐息のシケた面でお愛想のひとつも言えると思います。  

Posted by チェリー2000 at 22:53Comments(0)古本屋

2013年10月08日

とりあえず日銭

涼しいようで部屋の中は妙に蒸すこの頃、まさか10月にもなってエアコンかける事になるとは思いませんでした。
そんな時ならぬ暑さのせいか、例年ならちょっとだけ売上げがマシになる季節のはずが夏からずっと横這い状態。

今月は四天王寺の古本祭りがあり、バイトを受注していたので最低限の収入の目処があるのが僅かに救いですが、なんだか開店作業をする気も萎えるありさま。
先月の売上げが家賃でペロりんちょと持ってかれると、やっぱりネット専売に切り替えたほうが正解なんだろうなとつくづく思う。
消費税も上がるし、世間様が支出を減らすのに併せる必要があるでしょうし…ああ世知辛い。

ところで今回の四天王寺のバイトがいつの間にか通しになっている事を今日知りました。
〝あり?そんな話したっけ〟と思ったけど、いまから調整なんてありえないだろうし、今月の鈍い出足にいっそ土・日もありにしようかな…とちょっと思ってたのでまあいいか。

そんな訳で土日は休業、それ以外の10~16日の間は6時からの営業になる予定です。  

Posted by チェリー2000 at 23:21Comments(4)よもやま!

2013年10月04日

10月4日は古書の日


そして僕の生誕日でもあります。

グーグル先生から「お誕生日おめでとう」いただきました!ありがとう!

業務用スーパーのレジで「ボージョレヌーボーとか飲みますか?」の営業いただきました!ありがとう!
ボジョレーと聞いて「くノ一忍法帖」くらいしか思い出さないダメな大人になりました!

まあ。
それだけですね。  

Posted by チェリー2000 at 21:29Comments(6)よもやま!

2013年10月03日

納涼どり祭り

ギョギョギョ!
さかなクンがさかなクンになるキッカケは実はタコだったという意外な話。

実は僕もライトなタコ好きなので、さかなクンに一気にシンパシーを感じはじめた10月です。
タコは意外と頭も良いんですよ。

それでは多分タコよりおバカなネコ、どり祭りでタコ墨のごとくお茶を濁してしまいます。


例によって寝てる状態くらいしかまともなシャッターチャンスが無いので同じような画像ばかりです。

ちょっと判りにくいけど引きの画像はぶら下がってるカエルを狙って無謀なチャレンジを繰り返すどり蔵。  

Posted by チェリー2000 at 23:13Comments(4)

2013年10月01日

納涼ホラー大会「光る眼」

昨日、実家を訪ねてお母ちゃんが見ていた「ちちんぷいぷい」なんかボケーと流していると、天気予報で今出さんが〝まだまだ夏〟と言ってるじゃないですか。

そうか、最近朝晩の肌寒さにうっかり騙されてしまいましたが、日中は30度前後になっててじゅうぶん夏日なんですね。
このところ関東方面の放送ばかり聞いていたから、20度台前半くらいが続いてるものと思い込んでいました。

いやー騙されたわー。
すっかり騙されてたわー。

というのとはあまり関係なく観てしまった「光る眼」。
せっかくなので騙されついでに納涼ホラー大会の続きをやってしまう事にします。
監督はジョン・カーペンター。

主演にミスター・スーパーマンことクリストファ・リーブ。
神父役にSWのルーク役だけで著名なマーク・ハミルが出てるのも印象的。
あとマイケル・パレも出てたみたいですが全然気付きませんでした。

平凡な村で突如起こる集団失神事件。
その後、集団妊娠が起こり、啓示のような不思議な夢を見て全員が出産を決めます。
一人を除いて無事に出産。
生まれてきた子供は全員真っ白な髪で、高い知能を持ちしかも猫目小僧のように目がキラリと光ると人を思うままに操る超能力を持っているときました。
感情を持たず、気に入らないヤツはじゃんじゃん始末していく横暴に村人もだんだん異変に気付き、村はパニックに陥っていく…。


僕は勝手に宇宙人の新手の侵略だと記憶していたのですが、作品を見る限りこの子供たちがどこから来た何者で、何が目的なのかが全くわからない。
が、改めてみると突然の見に覚えのない妊娠、啓示を受け出産、生まれた子供は妙に頭がよくて、あげく人を操り争いを呼ぶという点で「ロボコップ」同様にキリストのイメージが重なります。
たぶんカーペンターは宗教に懐疑的なんじゃないかと思わせます。

もうひとつ、これは単に子供というもの自体が大人にとって侵略者だ、という面もあります。
不気味な化け物だと感じながらも、やはり我が子となると情が移ってしまい苦悩するのです。
「感情でがんじがらめの癖に、私たちを見捨てられる訳がないわ。ね、お・と・う・さ・ん。」なんて明け透けな物言いをされても、結局その通りだと降参するリーブの姿にも明らかです。
たぶんカーペンターは子供が嫌いか、あるいは「イレイザーヘッド」を撮った時のデヴィッド・リンチのように子供が出来る事に対して恐怖を感じてたんじゃないでしょうか。

子供たちは頭は良いけれど情緒面でまだ稚拙な点があるようで、邪魔な相手をストレートに攻撃するため敵視され始めるのに、敵視されるから戦うのだ、と主張する筋の通らなさ加減はしょせん子供ってことでしょうか。

が、しかし最終的に感情に目覚めた一人が、お母ちゃんによって助けられ何処へか走り去って行くラストには、あるいは人の感情を理解する事でさらにうまく生き延び人間を支配する方法を身に付けた個体が残されたという事では…という余韻を残します。

個人的に市井の民がやるべき事を知ったときに命を懸けることに躊躇しない、この覚悟のスピード感がカーペンター的男気を感じてしまうので割りと好きな一本でした。  

Posted by チェリー2000 at 22:20Comments(4)映画