2014年01月29日

言いたい事もいえないこんな世の中じゃ

最近は暇があるとネットで「サウスパーク」を見ています。

その昔ブームになったアメリカのアニメで、その頃に日本でもケーブルテレビでやってたのを見てたんですが、こちらではあまり人気が出なかったようで、いつの間にか終わってました。
しかし本国ではいまだ続いていて、有志による字幕つきでネット上で見れるようになっています。

「サウスパーク」は良識派が天地茂のモノマネかと思うくらい眉をひそめるだろう過激な表現の風刺コメディで、しばしば実在の人物や団体を手ひどくおちょくったりしていて、よく今まで続けられるなと思うくらいハチャメチャです。

本当になんでこれが問題なく放送されてるのかと疑問に思って理由を考えてみたんですが、やっぱり大きな理由は〝ケーブルテレビだから〟じゃないかと。

金払って好きなチャンネルを契約して見てる人たちは、そういうのを承知して受け入れられる人であることが多いのでしょう。
らっきょう嫌いな人がスーパーでらっきょう売ってたからって、わざわざ買って文句言う人はいないし、そんな人は放っておいても誰もなんとも思わないという理屈じゃないかなと。

ゾーニングと選択権が明確だから自己責任論が通る、ゆえに「見たくなければ見なければいい」も通用する訳でしょう。


ひるがえって日本のテレビ・ラジオは無料。
ケーブルテレビもあるしラジオも有料配信みたいなのはありますが、あくまでマイナーな知る人ぞ知るレベルで、僕も含めほとんどの人は垂れ流しの電波乞食やってる訳です。
そしてしばしばタダの物に対して文句つけだしたりします。

個人的には貰い馬の歯は見ない主義なので、その範囲内での「見たくなければ見なければいい」を実行しているのですが、世の中にはそれでは納得いかない人も居るようです。

たしかに誰でも見れる物だけに、場合によっては悪い影響を受けかねない層の目に入ってしまうケースも無い訳ではないでしょう。
そういう慎重論もわからなくは無いのですが、やはり普通はそんなにテレビを鵜呑みにして影響される人は少数派じゃないかと思うのですがいかがなものか。

日本で有料チャンネルはいまさら定着しにくいでしょうから、ゾーニングで表現の多様性を守るしかないかもしれません。
映画とかゲームとかでもそうですが、テレビもせっかくデジタル放送になったんだから、番組ごとに年齢制限とか付けてコントロールしたらいいんじゃないか。
大人はドラマは面白おかしい作り事とわかってるもので、大映ドラマ見て〝あれは嘘だ!悪影響!〟とか言ってたら失笑買うのが普通だと思ってたんですが、いまの世の中そうでも無くなってきてるんですかね。

芦田愛菜ちゃんが「Okay you cunts」とか言い放つような映画は出来ないだろうな、と「キックアス」を見ながら思いましたとさ。  

Posted by チェリー2000 at 20:18Comments(2)テレビ

2014年01月26日

イマジン

人というものは往々にしてイメージに左右されがちなもので、同じものでも角度を変えただけで結構安易に食いついてたりします。
結婚前の六車奈々が干物女キャラでイジられてたのに、結婚後急にリア充エピソードぶっ込んで、わずか一週でキャラチェンジするのも必然な訳です。

なるべく思惑に操られずいたいと思う僕ですが、以前から揺さぶられていたイメージがあります。
それは「かしわ屋の玉子」。
「肉屋のコロッケ」や「魚屋の寿司」のように、いっけん専門のようでいて実は料理の出来を必ずしも保証する物ではないという、イメージ戦略にイテこまされ系コラボを連想させますが、この場合「かしわ」も「玉子」も素材なので事情が変わります。

この玉子、値段はほぼスーパーと同程度。
おがくずの中に積み上げた赤玉子はいかにも取れたてをイメージさせますが、実際に売るのはその横手に置いてある見慣れたパックに入ったヤツです。
たぶん積んでる方も後でパックに入れるディスプレイ兼用だと思いますが、あるいはディスプレイ専用のダミーかもしれません。

なんにしても鳥専門のお店ですから、イメージとしてはスーパーより断然こっちのほうが美味しそうに見えます。
しかし同価格帯の玉子の良し悪しなんて、違いがあっても気付くレベルのものではありますまい。

となると決め手は〝鮮度〟くらいのものでしょう。

論理的に考えれば、そう人通りが多いという訳でもない所にあるかしわ屋よりも、スーパーのほうが商品の回転率は遥かに高いことは想像に難くありません。
在庫が早くはけるという事は、それだけ新しい商品が入る。
つまりスーパーのほうが常に鮮度の高い玉子を店頭に並べていると考えるのが道理というもの。
この〝イメージ〟VS〝道理〟に決着をつけるため、買ってみました「かしわ屋の玉子」!

割ってみれば一目瞭然、〝道理〟の圧勝でございました。

まあアレです、スーパーだって最初からスーパーなマーケットだった訳でなく、小さい商店から評判を上げていった結果として大きくなったのですから、専門店のこだわりに届かない部分はあれど、そう悪いものは置いてないという事なんでしょう。


こうしてまたひとつイメージの呪縛を喝破せしめた僕ですが、まだまだ周囲には人知れず我々を誘導し利を得んと企む山師の罠が張り巡らせられてあるのです。

家庭とバンドの平和も守れない平和主義者とかにのせられない冷静さと公平さをもってイマジンして行きたいものだと言いつつ、かしわ屋の玉ひもの美味をイマジンするのでした。  

Posted by チェリー2000 at 20:05Comments(2)よもやま!

2014年01月21日

よし、いくぞぅ!

今日の「たまむすび」。
3時からの面白い大人コーナーはいつも通り町山智浩「アメリカ流れ者」でしたが、いつもの電話でなく来日して生出演。
しかも〝アカデミーから最も遠い監督〟としてゲストを連れてきた。

河崎実でした。

昼間にラジオ聴いてるようなまっとうな人生を送ってる人にはまったく引きの無い人選。
昼間にラジオ聴いてるようなまっとうな人生を送ってる人にはまったく引きの無い話題。
僕のような特殊な例を除いて、誰も喜ばない30分。

こんな事ができるのか、東京のラジオ。
テレビも車もわかりませんが、ラジオはあります、東京。

なんでも東京集中の世の中とはいえあまり興味ない僕ですが、ここだけは行っときましょう、東京。  

Posted by チェリー2000 at 22:27Comments(2)ラジオ

2014年01月15日

激闘、100〈ワンハンドレッド〉!

僕はおもに接客関係の仕事をすることが多かったのですが、なるべく趣味に近い業種にすることで金儲け仕事のストレスを和らげようとしていました。
しかしそんな中でも客層の幅が広いほどややこしい客が多かった印象があります。

数々の修羅場の中で僕が学んだクレーム処理の秘訣は「下から入って目指すは引き分け」です。
僕の提唱する人生プロレス論に照らせば、店員は〝若手ベビーフェイス〟として立ち回るのがベスト。

とはいえ、店員も人間、いつでも綺麗に受身が取れるという訳にはいきません。
不意に、意外な角度で投げられることもあるのです。
いつものごとく貧乏人の生命線、百均で小物を買おうとレジに並んですぐ、前の人が会計を済まして去るが、店員の「つぎお待ちの方」の声で異変に気付く。
僕以外並んでない状態と思いきや、となりのレジに並んでるおばちゃんの存在がここに突如カットインしたのです。

どうやら隣のレジは何らかのトラブルで閉鎖中、それを無視してそっちに立ったおばちゃんを〝次のお客さん〟として誘導しようとするが、おばちゃん頑として動かず。
にわかに険悪な空気がピンと張り詰める。

僕はエアーリーディング能力ですかさず危機を察知し、強力な善意の第三者フィールドを張り巡らしてシェルタリング、成り行きを見守る体勢に。

ちなみにこの店、百均でありながら店員がワイシャツ・スーツ系で、レジのおばちゃんとお兄ちゃんはパート店員というよりは本社勤務社員で、現場研修部門みたいな店舗なんじゃないかと思わしい。
そんなプライドが邪魔してか、「そちらはレジが使えないのでこちらでお願いします」と、この期に及んであくまで客の遠隔操作にこだわり、対するおばちゃんは一気にお客様意識が肥大化、「そっち持って行ってくれたらアカンのん」とサービスを要求。

カゴを移す店員、レジを移るおばちゃんは会計する兄ちゃんにいちいちイチャモンを付ける。
おばちゃんと兄ちゃんの店員は感情を殺した無表情で、最低限の対応を守り抜いて送り出す。

ピリピリムードを尻目に、「気の効かん店や」の捨て台詞を吐いておばちゃん退場。


高級店とかならいざ知らず、100均というリングの性質を鑑みれば総じておばちゃんの傍若無人さが目立つやりとりでしたが、店員もあの応じ方をしていては心が持ちません。
プロはリングに上がり続けてこそプロなのです。

あの場合の正解は、頭を〝店員ごっこ〟に切り替えて慇懃無礼な笑えるくらいのレベルで丁寧に接客。
最後は周りに客が居ないのを確かめてから、ニッコリ笑って〝死ねばいいのに!〟で決まりです。

客と店員では戦力差は歴然、勝つことの無い戦いに挑むとき、負け方を選ぶ事で勇気を示すことが肝要なのです。


さて、偉そうなことを書き連ねましたが、そんな凄惨な戦いにすっかり嫌気が指した僕は戦場を離れる決断をします。
本屋ではそういった事が皆無だったのも古本屋を選んだ理由のひとつで、実際はじめて今月でまる五年になりますがこれまでこれといった揉め事やひどく気分を害するような出来事はありません。

そしていま、みんなストレスを引き受けてお金貰ってるんだなということを痛感しておるのでした。
  

Posted by チェリー2000 at 20:50Comments(11)よもやま!

2014年01月10日

野生のめざめ

今シーズン最大の寒波が到来しているとの事で、体調崩しやすい時期、皆さんお達者でしょうか。
僕はキンと冷えた水で顔を洗うのが、感覚が麻痺するのに反比例して意識と代謝が活性化する感覚を憶える感じが好きです。
特に今日のように

〝薬師丸ひろ子…ヤク…ヤク、シャブ、ひろ…ヤクシャブるヒロポン子…快…感…〟

などと、起き抜けに妙なダジャ連想ゲームを始めてしまう日なんかには、覚醒に非常にいい感じなわけです。
いちおうフォローしておきますが、薬師丸ひろ子がお目覚め系のお薬を連想させた訳ではなく、単に最近「野生の証明」を見たからだと思われます。

さて年末年始は例年、目も覚めるような客足の鈍さで凍え死ぬ思いになりますが、今年もそう変わりません。
三が日あたりこそちょっとマシだったものの、押しなべて閑散としております。
暇なら暇なりにやる事は色々あるし、うまくいかない間は当然テコ入れを続けないといけないので、今年も貧乏暇なしをやらざるを得ないんだなぁ、と途方に暮れるものです。

とりあえず手を付けられるところからと、棚の入れ替え。

人も来ないしとぼちぼちやってると、隙間がどり蔵の野生を目覚めさせたのか、どり蔵ダイブ・イン。


アンタそれどうやって降りんのん。  

Posted by チェリー2000 at 23:35Comments(5)古本屋

2014年01月07日

あたらしい友達

海外版DVD新入荷。
「STARMAN」(スーパージャイアンツ)は邦画なので、わざわざ英語吹き替えで見る意味はありませんが、ほぼ日本未発売ばかりだろうと思われるDVDです。

とりあえず「チェリー2000」があったから気張ってみた訳ですが、後になってよくよく見てみるとかなり面白い口でした。

ルチオ・フルチ制作の冒険ファンタジー「コンクエスト」。

「ワンダーウーマン」で人気のリンダ・カーター主演のドラマ、テレフィーチャーが数点。

「ハウンドドッグ」は当時12歳のダコタ・ファニングがレイプされるジョディ・フォスターがやりそうな展開のせいで、本国でお蔵入り寸前、日本未公開の憂き目に会ったいわく付き作品。
そういえば顔もジョディにちょっと似てる。

おそらく同一人物によるコレクションだったと思われるので、他のもなんらかのツボを突いた品である可能性濃厚。
後でゆっくり調べてみよう。

規格も言語もまったく日本対応なしで、作品自体もわざわざ持ってたいと思う人はよほどの変人というしかない代物ですが、気の合う人は目でわかるように、棚から醸されるムードはマニアックな人の心を惹きつけてくれる事でしょう。

  

Posted by チェリー2000 at 20:20Comments(2)DVD

2014年01月03日

日常Get Back

三が日はけっきょく「オーナーの気まぐれ営業」といった感じの、具体的に時間を決めず早めに開けて早めに閉める形になりました。
明日からは通常営業にもどすつもりですが、土日なので大体おなじような感じの営業時間になります。

売れた本は百均がほとんどですが、例年に比べると思ったより客足があったので、いちおう開けておいて良かったという所です。

偶然通りかかったのだろう時々来るおっちゃんとおばちゃんのコンビは、おっちゃんが趣味人気質なようで本を買いたがるのだけれど、どうも買うと満足するタイプなのか〝そんなん買うてどうすんの、ホンマに読むんかいな〟とおばちゃんに横槍を入れられ、しばしば手にとって見ているところを制されてたりしています。

この二人、普通に考えれば夫婦なんでしょうが、現れるときは常に二人セットなので、なにかの理由がありそうに思え、あるいは血縁関係とかもありえるかもと思わなくも無い。
やいやい言いながらも〝ホンマに読むんやったら買うてもええけどな〟と吐き捨てるような言い草ながら、けっきょく許しているおばちゃんに何だかんだでこんなんでずっとやって来てるんだろうな、と彼らの日常の光景が目に浮かぶようでした。


僕の日常といえば、ジム変更によって年末年始においてもシャワーが普段どおりに使えたのが便利が良く、正月気分に流されて宵っ張りの本領発揮で完全に日が昇ってから床につく日々となっております。

世間的に帰省ラッシュもはじまってそろそろ日常に戻る算段を立てておられることと思いますが、僕も今年は全体的にいろいろ調整していかねばなりません。


それにしても正月って雨が降りませんね。  

Posted by チェリー2000 at 23:01Comments(0)古本屋

2014年01月01日

謹賀新年

新年になりまして、とりあえずシャワー浴びて身を清めて年を越しました。
例年通り「年の初めはさだまさし」を見て、ちょこっと「朝まで生テレビ」を見てから映画でもみるべえと物色。

借りたDVDからより、ハードディスクの容量の不安もあったので録りためたビデオから「プラトーン」をチョイス。
新年早々、鬱々とした戦争映画というのもどうかと思われますが、戦争映画は画面の激しさに反して展開自体は緩やかでまったりしている面もあり、正月気分に奇妙にマッチする気がするのは僕だけでしょうか。

「プラトーン」は以前にも見ていますが、それだけに緩い感じで見れるし、また未見の作品をどんどん見ていくより同じ作品を繰り返し見るのが意外に好きだったりするのです。

特に理由も無いので、正月も曜日通りの営業でいく予定です。
気分次第で早仕舞いはありえますのであしからず。

と、書いてるそばから今日は正午から21時までの土日形態に変更します。
理由は8時くらいに寝たのに11時半に目が覚めたから。
これに象徴されるように、表にどれくらい出るかは不明ですが、今年はいろいろ変更することになりそうです。

そんな訳で、本年もよろしくお願いします。  

Posted by チェリー2000 at 12:10Comments(2)古本屋