2014年03月31日

ザナドゥ

たいへん眠い。

急激にすっかり暖かくなり春眠なんとやらという訳でも、ジャスミンティーをキメたとかという訳でもなく昨日、近所のチビッコより〝明日キディランドに行く、10時に迎えに来る〟との召集を受けた為です。
とはいえ夜からかなりの暴風雨となり、今朝まで続いていたので、これはさすがに来ないだろうな、と思いつつ一応シャッターを開けながらボチボチくつろいでいたら、合羽着てやって来たのでした。

「ワーオ、来たんや」と言うと「そら来るよ、普通来るやろ」との事。
なるほど気付けば雨足はだいぶ落ち着いており、ぼちぼち歩いて梅田に出るくらいなら特に問題無さそうでした。

それならば、と遅まきながら用意をして出発。
日曜日のキディランドはさすがに親子連れが多く、まさしくチビッコ王国。親はさながら臣下です。
人が産まれ生きる事になんら特別な意味なんて無いと個人的には
大人の身として傍目には虚ろな表情に見えるペアレンツですが、赤の他人の僕からしても玩具に夢中になるチビッコたちのフィーバーぶりは平和の象徴として愛すべきものだと確信するほどの物があり、実の親ともなればそれはもうチビりそうなくらいの多幸感を味わってるのに違いありません。

チビッコは新学期用のファンシー鉛筆とポケモンカード買って、ゲームやって昼に引き上げる事に。
その後またウチに来てポケモンカードを一回やって友達のところへ遊びに行きました。

その頃には雨もすっかりあがっていましたが、出鼻をくじかれて外出を諦める人が多いだろう事を鑑みると、今日は期待できないなと思ってましたが、シカクのイベントのついでにトンカ書店が寄ってくれたりして、レジ件数は少ないなれど客単価高めでなんとか開けた甲斐はあった感じで終われました。


明日は定休日なので、これで今期最後の営業となります。
来月からは消費増税で世間では買いだめラッシュのようですが、ウチではお値段据え置き税込価格となっておりますのでエブリデイエブリシング3%引きと言えます。
エブリデイなのでラッシュの必要はありませんが、このお得感でひとつお願いしたいものですが、実際のところ買いだめ反動の買い控えのとばっちりを受けるんでしょうね。

世界的に見て日本に暮らしている事はかなり恵まれた環境だとは重々承知しておりますが、とはいえ理想には程遠いようで、本当の景況はこの増税後の姿を見てからにすべきで、現時点で景気回復なんて言われても眠たいだけなのでございます。

いや、眠たい。  

Posted by チェリー2000 at 00:37Comments(0)

2014年03月25日

今日イチニュース

ラジコプレミアム開始!
4月1日から月額350円で全国民放60局の放送を聞けるラジコの新サービスが始まるそうです!
面倒なIPロンダリングをする必要が無くなるなら、月350円なんて安いモンです。

後は多チャンネル録音できるアプリが出れば完璧じゃないでしょうか。

こいつぁゴキゲンだぜ!  

Posted by チェリー2000 at 16:31Comments(0)今日イチ

2014年03月24日

今日イチニュース

自衛隊員の少年が小学校に侵入して逮捕。

迷彩服に暗視ゴーグルと万全の装備で挑んでいたとの事ですがあえなく警報機鳴らしてOUT。

〝小学校侵入〟だけなら、またそういう人かで済むのですが、年齢・職業などを鑑みると何か別の動機があったのか。
これは詳細が気になりますが、組織が組織だけに続報が出てこない可能性もありますかね。


自衛隊的にはこの場合「自衛隊の恥さらしが!見つかってんじゃないよ!!」って感じなんでしょうか。  

Posted by チェリー2000 at 14:47Comments(0)今日イチ

2014年03月23日

アングラ・アングル

選挙いってきました。
やっぱりというか閑散として人少なく、投票率はそうとう低くなると思われました。
僕は政治には興味が無いタイプですが、投票率の低さを橋下叩きのネタにするんだろう連中も鼻持ちならないので、とりあえず投票だけはしましたが、けっきょく同じ事の繰り返しになりそうで期待はできません。

まあ今回の選挙にはガッカリ要素満載なので足の向かない人の気持ちも良くわかります。

投票から帰ると正午をすこし過ぎていたので、少し遅れて開店。
件の宣伝効果のおかげか最近は週末の客足がすこしマシでチラチラと来客があり、そういうお客さんはわりと無難な本を選びがちなところが、今日は意外な本が売れました。
アードマンのモデルアニメ解説の洋書、しかも高価という興味深いけど売れる要素が限りなく少ない
〝まさかコイツが売れる日が来るとは〟と感慨ひとしおでしたが、さらに意外なのは買ったのがおそらくご夫婦と思われる女性のほうでした。

以前からときどき来てくれていたサブカル夫婦とはまた別のタイプのようで、どうやら奥さんのほうが特にSF・特撮に興味を持ってるような雰囲気。
僕は結婚には興味が無いタイプですが、趣味の合うパートナーというのは続柄問わず日々を豊かにしてくれるものだろう期待はできそうです。

さらに意外にも洋盤の「鬼畜大宴会」が売れました。
こちらは以前に目を付けていたようで、一直線にDVDコーナーに向かっておられました。

こういう判らない人には本当にまったく存在価値を見出せないアンダーグラウンドなコンテンツも、見る人が見ればマスト・バイになり得る。
最低も逆からみれば最高なのです。
価値観を多様に保つ事は世知辛い日々を豊かにしてくれる希望を残してくれるように思います。

新市長が誰になるか(一応)わかりませんが、どっかのアングルから希望が見えればいいんですけどね。  

Posted by チェリー2000 at 20:17Comments(0)古本屋

2014年03月21日

変貌都市

僕が店を始めるずっとずっと前にはもうアポロ11号は月に行ってた訳ですが、ここに古本屋があった事をご存知の方も居られるでしょうか。
その名は「古本喫茶 伽羅」といいました。

とは申しましたものの、実のところ僕も全然知らなかった訳で、たまさか当時三国に住んでいた僕が、人生晩年に向けて大きく舵を切る時期だと、近所の古本屋でちょこっと開業の話を聞いた事が縁で、在庫つき居抜き物件として「伽羅」を紹介されたのですが。

「伽羅」はオーナーさんの〝見向きされない本〟という商売気のないコンセプトのもと運営されていたそうですが、当然の帰結として商売にならなかった事が原因でか廃業されたものと推察されます。
今となっては三国の古本屋も廃業されており、その意味では当店も由緒正しい左前古本屋の系譜を忠実に引き継いでおるという訳です。


さて、先日の引越し処分の本に引き続き、廃業される飲食店にある本を処分したいとの話を受けまして、今回は持ち込んで頂けたので楽で良かったのですが、さすがに飲食店に置いていただけあって結構くたびれた本が多く、残念ながら商品になりそうなものがあまりありませんでした。

そんな中で見つけた「大阪人」の中津特集号。
この本は以前、「伽羅」の残していった中にあったのを憶えていて、なんといってもここには在りし日の「伽羅」が2ページぶち抜きで掲載されていた縁深い一冊なのです。
当時この本を見てもピンと来なかった事も多かったのですが、今となれば理解できることも増えてあらためて見て感慨にふける所もあります。

先日、老舗と伝え聞く「ヌーベル・キムラヤ」が店をたたんだそうですが、ここに掲載されているお店もおそらく半分くらいは無くなっていると思われます。
やめるも続けるも事情はそれぞれに違うのでしょうが、中津にもいろいろ変化の波が押し寄せているのかな、と期待と不安ふたつ我にありといったところ。

ただ、この本は当然5年以上前の情報なので〝中津がいつの間にかアートとカルチャーの町になってる〟というコンセプトで紹介されています。
現在、確かに商店街に関しては、それはそれほど間違ってはいないのかもしれませんが、ウチの前の通りに関してはかなり飲み屋街チックになってきてるとは思いもしなかったでしょう。

僕も思いもしませんでした。  

Posted by チェリー2000 at 23:30Comments(0)中津

2014年03月16日

因果鉄道の夜

〝目は口ほどにものを言う〟なんて申しますが、実際に目を見てその人の本心を読み当てるには結構な修練を要するのは想像に難くありません。

それに比してわりあい簡単そうで、実はそうでもないみたいなのが物事を結果で判断する方法で、意外に論外の事に印象が流されたりもするようで、誰が書いてようが曲がいいなら良いし、万能細胞が作れるかは気になるけど論文はどうでも良いし、ベースアップしても消費増税ぶん以下じゃダメだし、黙祷しても利権がらみの原発動かす気満々で反省も後悔もしてないんじゃダメ、といったような具合になるべく印象に流されないよう結果を評価する努力をするものですが、結局のところ極限まで突き詰めて考えるほどには興味が無いので、まあ流されとくかってのも現実的な割り切りというものかも知れません。


先月末あたりから、ちょっと売り上げの良い日がチラホラありました。
結果が大事であればこそ、そこに至る原因もまた印象に流されず見極めておきたいところ。

思い当たる要素のひとつには、仕入れ方法を変えたことで割高で利益率低めなれど、安定してちょっとレベル高い棚を作れてること。
しかし良い本を置いただけで売り上げがあがる訳が無いのは、立派な稀少本を抱えながら経営難に喘ぐ同業者を見て知っておりますので、この線は薄い。

あと思い付くのは、2月中旬に点取り占いの新ネタを仕込んだショップカードを制作して、ひさしぶりにテアトル梅田に送ったのと、今月のサヴィに載せてもらった事による宣伝効果。

この店は先代から何度かメディアには乗ってますが、これといった効果を実感することは無いようで、他の店に聞いてもそんなに良い話は聞かなかったのでそんなに期待はしてなかったのですが、今回はどうも違ったようです。
ただ、これまでと違う客層として割とおっちゃんが多かったのですが、サヴィってどっちかというとオサレ女子向けなんじゃないかというのが疑問ではあります。

まあ宣伝は大事だということで一応の結論を見たことにしておくとして、継続的な活動が大事であることは間違いないのですが、どこぞに広告打つほどの銭があるでなし、なんかそれはそれで心にしまっておこうかなと、そしてたぶんその蓋は常に半開きで放置になるんだろうな、と予感しておるのでした。

それはどちらかというと現実から目をそむける割り切りかもしれません。  

Posted by チェリー2000 at 20:09Comments(6)よもやま!

2014年03月09日

番外地の男

覚えの無い咎に捕えられ、ム所に入ってきました。

無視を決め込むことも出来ましたが、それでは世間に波風を立てることにもなりかねません。
自分ひとりが背負って済む話しならと、腹を決めたんです。

自分、不器用ですから。


ム所に入るのはこれが初めてという訳じゃありません。
何度もつまらない咎でやって来る自分に、所員の方は親切に応じてくれます。

簡単な書類を用意して、所員の方に確認していただいた後、PC入力に回されるのですが、ご時世でしょうか、年配の入所者も多いので所員の方が入力して確認だけするようになっていました。
正直、自分のほうがタイピング早いかも知れないとも、少なくとも確認の手間が省ける分スムーズだとも思ったのですが、所員の方の思いやりを無下にも出来ず、言われるままに確認だけしていました。

自分、不器用ですから。


所員の方から「来年使ってください」と、新しい書類一式を渡され、ム所を後にしました。
久しぶりに吸うシャバの空気ですが、折りしも季節は逆戻りで厳しい北風に迎えられるばかりです。

ム所帰りに冷たい世間の風を感じながら当て所なく歩いていると、60前後くらいでしょうか、どことなくくすんだ風貌の男に目が留まりました。
類は類を、というのか、同病相哀れむ、というか、くすんだもの同士というのは何故だかひと目で判るもののようです。

その後姿を見るともなしに目で追っていると、ふと違和感を感じました。
最初は光の加減で影が差しているのか、とも思いましたがそうじゃありません。

あきらかにその人のズボンの股間部分から内腿、膝までにかけてクッキリと墨が入っていたんです。

この冬空のなか、そんな状態で冷たくないのか。
それは引っ掛けたものなのか、それとも内部で暴発してしまったものなのか。
どちらにしても常軌を逸したレベルの不器用さです。

そんなこっちの思いも何処吹く風、その人は悠々と歩いていく。


利益からも、課税からも遠く離れた、この極寒の番外地を生き延びよう、そう思った確定申告の話でした。  

Posted by チェリー2000 at 15:31Comments(2)

2014年03月04日

義務と演技

「いいとこメガネは皆の心の中にあるよ!」

たしかに。
いや、本当に。

この様に異論はないのだけど、共感するにはいまさら感と反論を許さない暗黙の脅迫めいた強さ感になんとなく同調したくない気持ちになってしまいがちなのが、いわゆる「正論」というヤツです。
正論というのは〝臭いものに蓋〟的な意味で正露丸と似たヤツで、実は強い薬で体には優しくないという意味でも正露丸と似ています。

否、本当のところは字面と響きが似てる気がしてこじつけました。


「本当のところ」、「ぶっちゃけた話」というのは実際に世間を渡っていくのに必要な、褒めるような事ではないけれど共感を呼ぶ力があります。
先日やってきたチビッコがもっと小さい、リトルフランキーか深沢政雄くらい小さかった頃、消防署で消防車をボケーっと見てたら署員の人が喜んで一生懸命見せて回ってくれて、しまいにはいろんなグッズまでくれたそうなのですが、本当のところまったく興味なかったのでリアクションが薄かったことを自覚していて、今ならもっと喜んだふりするのにとのたまいました。

決して耳障りの良い話ではありませんが、人間関係を円滑にするには大事なことです。
子供がやってると思うとちょっとしょっぱい話にも聞こえますがそれは子供への勝手なロマンで、実際にはこうしてだんだんと世渡りを憶えていくものなのです。

僕はチビッコの「大人の顔色をうかがって芝居を打って、裏で赤い舌を出しているよ!」的な発言に成長を見て、思わず膝を叩いてしまいました。

正論に面映ゆい感覚を覚えるようになってしまった、ひねたオッサンである僕の「いいとこメガネ」は曇っているのかもしれません。

  

Posted by チェリー2000 at 23:49Comments(0)よもやま!