2014年08月28日

昔の名前で出ています

米倉 斉加年が亡くなったそうです。
僕はこの人のことを最初、〝まさかね〟でなく〝さかとし〟と読んでしまい、それ以来いったん〝さかとし〟が頭に浮かんでから修正する必要ができてしまいました。
これは他に開高健を〝けん〟から〝たけし〟へ変換するのと同様であり、さらには小林源文を〝げんぶん〟から〝もとふみ〟に修正してから敢えて〝げんぶん〟に変換する発展系を生み出し、そのせいで自分でも良くわからなくなって〝あれ、さかとし?まさかね?〟とどっちが正解か迷う罠にはまってしまうのです。

金田伊功にいたってはいまだに〝よしのり〟とは読めません。

名前の読み方というのは難しいもので、どり蔵もしばしば〝ぐり〟とか〝のり〟と間違えられるのですが、そんなどり蔵が雑誌に載ってます。
「歌謡アリーナ」という雑誌で猫のいる店を紹介しているコーナーで、歌手の門倉有希さんが来られました。


門倉さんは名前は知ってたので、たぶん歌もラジオで聞いたことがあるはずです。
というか昨日の「ミュージックナビ」でかかってました。

雑誌自体はまったく知らなかったのですが、発行元が夢グループと書いてある。
これはどこかで聞いたことがあったので記憶を探ったところ、江藤愛の声で再生されたことからさらに検索をかけたら「チェリッシュうたものがたり」の提供読みで聞いたことがありました。

なるほど、あのカラオケマイクのメーカーか。

きわめてトラッカー向け放送の香り漂う雑誌の傾向上、ウチの店の客層とは被らないことは容易に想像できましたが、なにしろカラオケのランキングに世間的に知られてない、いわゆる〝課題曲〟が入るというサイレントマジョリティぶりで知られる演歌・歌謡シーンの層の厚さは侮れません。

なにかしらのリアクションがあるんじゃないかと思ったら、門倉有希ファンと名乗る人がさっそくご来店されました。

雑誌に載っていたのでどり蔵を見に来られた様子でした。
ただ最後まで〝ごり〟と呼ばれてましたが。

うーん、これは僕の滑舌の問題だろうか。



28日の木曜は野暮用で臨時休業にしますのであしからず。  

Posted by チェリー2000 at 01:15Comments(0)よもやま!

2014年08月23日

またひとつ星が消えるよ

PCを買おうか思案中。

現在ウチのPCはすべてサポート切れのXPなので、格上げしてやる必要も確かにあるのですが、最大の理由は今のメイン機のスピーカーがビビってること。

かなりの時間をラジコかけっ放しにしているなか、スピーカーの不具合はかなり大きな問題なのです。

最初に考えた対応はもちろん修理。
ここ3回ほど、どり蔵が端に飛び乗ってテコの原理で転落させられていたので、その衝撃でコーンの接着が甘くなり使用を続けるうちに悪化していると見ているので、直す事はそれほど難しく無いんじゃないかと思うのですが、それ自体よりノートPCのカバーを開けることのほうが難儀な気がしてしまう。

次に考えたのは外部スピーカーの接続。
とはいえスピーカーぶら下げてては取り回しが悪いため、無線スピーカーを検討することに。
現実に設置する事を想定してみると、置き場所の確保、電源の確保、予算の確保と必要条件の負担が意外と大きい。

店内にはBGMを流して個人的にイヤホンで聴くというのもどうも煩わしい。
二階用のサブ機と入れ替えて使ってみてますが、根本的にちょっと動作がもっさりであまりバリバリ使うのには向いてない。

諸々の事情に前述のOS問題が相まって、この際PC買い替えようかな…に行き着いた次第です。

ただ今の環境でも実務上ほぼ問題がないので、安易に買い替えに走るのもちょっとどうかと思わなくもない。


そんなこんなで、とりあえず例によってなるべく安いセコハンのPCをオークションで探しておりますと、しばらくご無沙汰のお婆ちゃんが来店。

お年寄りというものは、しばらく来ないと〝ひょっとしてあちら側に…〟と、ふと物悲しい気分にさせられる郷愁感製造機能を搭載してたりするのですが、意外とひょっこり現れてくれて〝人間も案外しぶといもんだな〟と妙に感心したりもします。

当たり前ですが、こちらの脳裏で生死不明状態だったのに対して、ご本人は日常を継続してただけなので感覚に温度差があり、いつもけっこう話していく事もあるし、今日はゆっくり話しに付き合おうかという気分になっていたにもかかわらず、電話で話しながら会計を済ましてしれっと帰って行かれました。

いろんな人がいろんな日々を、それぞれのペースで生きてるんだなと思うと、世界は膨大なマルチタスクで並列処理されてるんだな、自分はそんな中の小さな一部に組み込まれた一本のネジなんだな、とちょっと感傷的かつ気楽な気分になったりもします。


省みてまだまだ使えるPCを無闇に現役を退かせるのも、ちょっと考えものかもな…と思案しなおしているところに、これまた彼岸系お久しぶりお爺ちゃんが現れる。

こちらは変わらずいつも通りの一人語りがはじまり、こうしてまた会えたのも喜ばしい事に違いないし、まあゆっくり聞き役になるかという気分でいたのですが、まあ眠くなる。
例によって幾度か帰るそぶりを見せながら話は継続。

なんちゅうか、こう…
引き際?潮時ってあるよね!


そろそろXP卒業も近いか。  

Posted by チェリー2000 at 20:40Comments(0)古本屋

2014年08月17日

君と僕の甘酸っぱい挫折

下鴨神社の古本まつりが昨日で終わりました。

僕は金曜しか行って無いんですが、事と次第によっては緊急ヘルプが要請されうるという話だったので、何事もなく終了したようで晴れてミッション・コンプリートとなったもようです。


片道二時間は見とかねばならない距離、滅多に行く事がない場所と、引きこもり体質の僕としてはイレギュラーの宝庫。

まず中津に停まらない阪急京都線に乗るという非日常から始まります。
長時間になるし座れるようにと梅田から乗り込むと、歩きながらいきなり背もたれを動かし、自分の座る場所を対面から独立シートに速やかに隔離するお姉ちゃん。
なるほど、と手馴れた動作にも感心しつつその結果生み出された対面シートに座る事になる僕。
正面に座ったのは、どこか似た雰囲気の固太り中年男性コンビ。
こちらはこちらで手馴れた感じで車内を撮影して、ふたりしてコンパクトに座席に納まる。
朝早いため、多くの座席がブラインドを下げ居眠りに備えるなか、このふたりはまず車窓からの景色を楽しむ事にしたもよう。

自分の側のブラインドを下げ、録音したラジオのボリュームを下げ、軽く目をつむり居眠りモードにはいる僕。
ふと目を上げると前のふたりもブラインドを下げ、足を軽く広げ浅めに腰掛け、軽く仰向けにのけ反るような姿勢で左手で右手を握りこれまたコンパクトに安定した姿勢で居眠りをしている。
ふたりとも全く同じ姿勢なので、何かマニュアル化されたものなのではと思われました。

似たような中年男がちんとイスに納まってる感じが、タンデム乳母車に乗る双子の赤ちゃんのようであり、どっかの民芸品の人形のようでもあり妙にユーモラス。
このふたりは終点まで時々起きては車外の景色を見たりしてました。


ちょっと遅れたものの一応オープン準備に間に合い、一日の段取りを聞いてからは例によって眠気と暑さをひたすら耐えながら、組合を辞めて以来なかなか話す機会もなかった他の古本屋さんの話を聞いたりしていました。

大人というのはそれぞれの生き方の中から、それぞれの流儀を生み出し身に付けていくんだな、と。


帰りの道中、盆休みという事も会って親子連れを多く見かけましたが、子供はたいていグッタリやボケーとしており、行動の主導権を完全に親に任せ、生きた荷物と化していました。

親だって疲れてるだろうに。
しばしば無条件に称えるられる子供ですが、やっぱり基本は体力、忍耐力、集中力、計画力などほとんどの点で大人は子供を凌駕していると確信します。

子供が勝るのは吸収力と時間がある事ぐらいじゃないでしょうかね。
そして彼らもいずれはそれぞれの流儀を身に付け、電車で二人並んでちんとイスに納まる中年になるのでしょう。


大人って素晴らしいですね?  

Posted by チェリー2000 at 23:44Comments(2)古本屋

2014年08月14日

就労マッチング

明日は朝から下鴨バイトに出る予定になっています。

今のところ若干の雨模様が予報されているものの、最終日でも無いしそれほど面倒な話にはならないと思うのですが、なにぶん野外なので油断はなりません。
滅多に行かない場所だけに、前回よろしく道を間違えたり時間を読み間違えたりも心配です。

とはいえ最大の懸念事項である暑さが緩むであろう事を思えば、ちょっとばかりの苦労は許せる気もします。


古本屋という商売はガッチリ金儲けの為に作業的にやってる人もいれば、お遊び的要素が少なからずあるセレクトショップ系の人もいますが、近頃ではネットゲームの成果を履歴書に書いて就活する人がいるらしい。

がっつり遊びのゲームが仕事に関係あんのかといえば、どうもゲームと職種によっては必ずしもマッチングしなくもない、つまり履歴書に書いて効果があるケースがあると言うんだからべらぼうな話です。

最近やってる「ワールド・オブ・タンクス」でついに7人小隊でのプレイが実装され、今までのはなんだったのかと思うくらい別ゲーになり面白くなって来たのですが、人数比が悪くなり試合のマッチングがしにくくなったせいでどうしても時間がかかってしまう。

もっとやりたいけど、他の事が出来なくなってしまうので節度を持たねばなりません。


ああ、フリー経験値を金にかえれたらなあ!




ということで、明日は臨時休業になります。  

Posted by チェリー2000 at 21:38Comments(0)古本屋

2014年08月12日

さよならを言う間もなく…

衝撃的なロビン・ウィリアムスの自殺報道。

ハートフルで前向きなタイプの作品のイメージが強いだけに、人というのはわからないものだとの思いひとしおです。
鬱病とか薬物依存だとか噂もあったようですが、原因は何だったんでしょうか。
今のところ死因が窒息くらいしか情報が出てませんが、遺書がなければデビィッド・キャラダインみたいに薮の中になってしまいますね…。


人の心はわからないだけに振り回されてしまう事もありますが、このところは天気にも振り回され気味。
下鴨バイトの予定も台風で吹き飛ぶし、いつ降り出すかわからないから買い物やら風呂やら、いちいち隙間を縫うように行う必要があり何だか気が休まらない。
かと言ってしっかり晴れると昼間は出にくくなるし、なかなか難しい。


特にこの時期、ある意味命に関わりかねないのが水の補給です。
平成のジード団こと僕は自転車で片道5分程度のスーパーに水の強奪に通っており、歩くと往復30分はかかるし何より重いから雨が降ると途端に難儀してしまいます。
ただでさえ先頃、無料の氷を大量に持ち帰る悪質な客が逮捕された話があったので、肩身狭い思いをしながら〝ひゃは~!水だ水だァ!ケツを拭く紙にもなりゃしねえ~!〟と心で小さくシャウトしながら「お一人様一日一回一ボトル」を遵守しつつ、家では別のボトルに移して減ってきたところに余裕を持って再度強奪に出かける、そんなささやかな水汲み活動に腐心するありさま。

それもこれも熱中症だ脱水症状だのといった、桜田淳子的夏にご用心現象への対策として、大量の水をジョン・デンバーのごとく備蓄しておく必要にせまられての事。

〝いつまでもあると思うな水と髪〟とはよく言ったもので、後悔しないためにも常に注意と覚悟が必要なのであります。

降っても晴れても天候に左右される、それが夏。
まあいざとなれば水道水があるから、命云々はさすがに言い過ぎか。


あと下鴨バイトは金曜日にもあるので、金曜は臨時休業になる予定。
ただ週間予報ではあまり天候がよろしくなさそうな感じですが…。  

Posted by チェリー2000 at 19:44Comments(0)よもやま!

2014年08月04日

ねた

暑さは変わらずですが、なんとなく日が短くなっている気がするこの頃。
秋は遠いといえども季節は密かに進んで行っているのですね。

そんな差しさわりの無い気候の話題で、お茶を濁す必要も無いほど来客のない日々が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

たまにステキな来訪者があった時などは、泣いた赤鬼の如くいそいそもてなしたり、何気に引き止めるような話題のフリかたをしているような自分に気付くこともあれど、さりとて孤独が堪えるタイプでもないので日々はそれなりに穏やかに過ごせる僕ですが、どり蔵は戸口に密着して何かを待っているかのように振舞うことがあります。

傍目にはシャバに出たくて戸が開けられるのを待っているように見えるので、しばしばお客さんから開けても良いのか訊ねられてしまう事もありますが、猫押しのけて普通に出てもらえば大丈夫ですよ、と言っても割と信じてもらえません。
なかには〝ホントに開けますよ!ホントに!〟とちょいキレされた人もいました。
そして大抵はそっと戸を開けて猫を押しのけず、躊躇しながら跨ごうとして結果的に長々と戸を開けた状態ができてかえって危険な状態になり、〝ホントは警告した手前、ちょっと逃げたらいいと思ってないか?〟と、うがって考えてしまう事も無くもありません。

もはや日常となったそんな光景でしたが、ある日低いシャッターをくぐった際にどり蔵の目線がキョロキョロ動いている事に気が付く。
あきらかに何かが見えているようなので、屈み込んで目線を合わせてみればあら不思議、実は板と枠の間にわずかな隙間があって、そこから外を見ていたことが判明。

猫の視力は人間の想像を超えるレベルのものがあり、何も無い空中を凝視してたりすると人の目に見えない何かを見てると言い出す人もいますが、あれも大体は小さい羽虫が部屋の隅っこに居たりするものです。

相手の立場に立ってみる、目線を変えるというのは大事だな、という話。



  

Posted by チェリー2000 at 23:18Comments(4)