2015年02月23日

猫の日だから

久しぶりにどり祭り。



また一年、元気で過ごすが良い。

脱走は無しでお願いします。

  

Posted by チェリー2000 at 00:00Comments(4)

2015年02月18日

おもしろき こともなき世を おもしろく

ちょっと間が空きましたが、例によっていまさら映画鑑賞記の続きでお茶を濁します。



今回は「地獄でなぜ悪い」

勘違い映画青年たちと、娘を主演女優にしたいヤクザの思惑が、組の抗争に絡んで珍妙な血まみれ大撮影会に発展していくという園子温監督のコメディです。

園子温の例の悪ノリ作品といえばそれまでですが、このお話にはモデルになる実話が存在すると聞いたことがあるので、単に荒唐無稽と切り捨てられないかもしれません。
まあ「愛のむきだし」と同じく、あくまで着想のキッカケ程度だと思いますが。

タイトル言うところの“地獄”とは、撮らない映画青年・平田が唯一無二の一本を撮るためならば倫理も危険も度外視して突入していく“映画 地獄変”とでもいうべき作家の業の深さと、小さく収まるくらいなら後先考えずハチャメチャな方が楽しいじゃんという快楽主義的な意味合いを表したものと思われます。

まさしく作中の登場人物はことごとく社会生活不適合ダメ人間ばかりで、もうそもそもに地獄に行くしか無い亡者どもをしかし、むしろ活き活きと描き切ることで“なぜ悪い”と、うそぶいて見せたわけなんでしょう。

確かに平田青年はとにかくハイテンションで、目の前の現実から目をそらしまくって今を謳歌し続ける姿はムカつく反面、爽快でもあり応援したい気持ちにもなってくる良いキャラに描けてて、突然降って湧いた映画製作話に対し「俺は一本も撮ったことのない青二才だぞ!」と言い切るところなんか“ソコはわかってんのかよ!”とツッコミつつ共感してしまいます。


他のキャストもなかなか素材の良さを活かしていて、國村隼はいつもの國村隼だし、堤真一も、星野源も坂口拓も、ちょい役の板尾創路、諏訪太郎までもが、みんないつもの感じで“根っからこういう人なんじゃないか?”と思わせる画面との親和性の高さがいい感じです。

ただ、友近のいつでも悪ふざけ芝居があんまり好きじゃないので、そこは減点。


総じて面白く観れましたが、“本物の出入りを映画として撮影する”という、すっ飛んだアイデアを十分に処理できていたか、あと何で血飛沫にCG使ったのかについてはちょっと疑問ではあります。

5段階で3。  

Posted by チェリー2000 at 01:36Comments(0)映画

2015年02月14日

この次の君に指令を伝えよう

確定申告の準備をして、大まかな計算の結果を見て一昨年からの減収減益ぶりに戦慄いている今日この頃。
世間の消費マインドはまだまだ低いようで、いまだもって商売は芳しくありません。

まあ今に始まったことじゃないですが。

そんないろんな意味でお寒い中なワケですが、使ってナンボの金ですから使うところでは使っていきたいものです。

という言い訳を自分に言い含めて買いました、「スーパーロボット・レッドバロン フォトニクル」。


タイトル通り「レッドバロン」の写真中心の資料本です。

値段の割には薄い本で、半分は野口竜のコンセプトノートを添えたデザイン画と、貴重には違いないけど企画のマニアックさを鑑みると、もうちょっとボリュームが欲しかったかな、と思ってしまう。
本としては。

しかしこの本には関係者のインタビュー映像が収録されたDVDが付属しているのが、アマゾンから拝借した画像を見て頂いてもわかるかと思います。
ある意味、こっちが本体だったと言えなくはないのかも知れません。

実はこの本、地域経済に貢献すべく近くの本屋で買ってやろうと、まず紀伊國屋オンラインで在庫を調べようとしたら、件のDVDのせいで商品区分がネットでは調べられないDVDになってしまっていたので、あるのかどうか判らないまま店舗を尋ねることになり、結果としては無いという徒労に終わった経緯があり、結局アマゾンで買うことに。

うーん、在庫といい価格といい、残念ですがアマゾンでダメな理由が見当たらない状態になってます。

インタビューではこれまた貴重な当時のエピソードが聞けますが、座談会の音声が反響していて聞き取りにくいのと、演者の顔に被るようにタバコをふかしてる奴がちょっとウザい。
収録中ぐらい我慢しろよ。

まあそれはともかく、平成の世に「レッドバロン」のムック本がこうして出たという事実には喝采を送りたい。
このシリーズ、デジタルウルトラプロジェクトという極めて円谷臭ただよう所が発行してるんですが、これ以外には「シルバー仮面」を出しています。

非常に僕的にツボなチョイスをしてくれていますが、次はどんな企画をしているのか。

楽しみですが、もうちょっと値段を下げてほしい。

もしくはもうちょっと商売が儲かってほしい。  

Posted by チェリー2000 at 00:20Comments(0)おもしろ本

2015年02月06日

古本祭バイト


四天王寺の古本祭バイトに行ってまいりました。
今回は時期的なものもあってかプレハブで開催されたので、想定した寒さはありませんでしたが想定外にバタバタしました。

僕の仕事はこれまたこの商売では珍しい下足番。

屋内で土足禁止なので靴を預かって行くのですが、開場時に一気に人が入るのでどう考えても捌ける訳なし。
結局その混乱で対応が後手にまわってしまい、あまり手際よくは出来ないながら何とか大きなトラブルも無く引き継いて昼過ぎに帰投。

短時間なので休憩もなし。
自転車による天王寺↔中津間の往復まで含めノンストップの活動になったので、なまった体には中々にいい運動に。
帰り着いて時間に余裕があったので、お茶を淹れてほっこり一休みしてからの開店となりました。


明日、明後日は週末なので本来は正午から営業なのですが、今日の感じから営業開始は3時からとさせて頂くことにします。  

Posted by チェリー2000 at 22:12Comments(4)古本屋

2015年02月04日

日本よ、これが救出だ

僕が以前働いていたゲーセンは複合型施設で、新三国アルゴという箱の中にボーリングとかパチスロとかレストランとかが入っていましたが、老朽化を理由に解体して今はスパ銭とかも入ったアルゴ7として復活しています。

そんな個人的に馴染み深い名前がタイトルになっている「アルゴ」を観ました。
もちろん何の関係もありません。

実際にあったイランでのアメリカ大使館人質事件を描いたサスペンス映画です。

前述の事件で大使館から出て、知り合いのカナダ大使館に逃げ込んだアメリカ人職員を国外まで脱出させるために立案されたのが、SF映画「アルゴ」のロケハンメンバーに偽装して、民間航空で堂々と連れ出す奇策だったというお話。

フィクションだとコメディ紙一重な話ですが、事実なんだから志の輔がなんと言おうとガッテンせざるを得ない。

たまたまこの時期で、あのミミズの這ったような字が出るだけでちょっと怖くなるくらいだから臨場感は増しますし、僕はこの事件の結末を知らなかったので、最後までサスペンスフルに観れました。

まあとはいえ全くのノンフィクションって訳でも無くて、あきらかにこのタイミングでこの事態になってたかなんて誰も知るわけ無いじゃん的な危機一髪描写が沢山あるので、あくまで事実に基づいたエンターテイメント作品というところでしょう。

これは映画として正しい選択だと思います。
そんなナイスチョイスを決めた監督は主演でもあるベン・アフレック。

そしてこの映画のとにかく素晴らしいのはベン・アフレックの見事な演出手腕。
なかでも白眉は、本人がびっしり顔半分を埋め尽くすほどにヒゲを生やしており、これによりあのケツアゴの隠蔽に成功している点です。

あのケツアゴが画面にあっては、笑うか、人によっては少しセクシーな気分になるかして、どんなシリアスな場面も台無しになってしまう。
それをヒゲで巧みに偽装し、往年の草刈正雄みたいな風貌になることで見事サスペンスとして最後まで欺ききった。これはスゴイ!

“プロフェッショナル”
そんな言葉が脳裏に浮かぶ映画でした。

DVDにはご本人さん達が登場して当時を振り返る特典映像も入ってて、その話から映画とのズレを読み取れてちょっと面白いのですが、個人的にはプレス発表されていた雑誌なんかが残ってるはずなんでその資料を収録して欲しかった。

劇中ではあからさまな「スターウォーズ」と「フラッシュゴードン」のパクリだったのですが、実際はどうだったのか、当時の下馬評はどうだったのか、その周辺事情も気になります。


5段階で4  

Posted by チェリー2000 at 19:41Comments(0)映画