2015年03月31日

宝島

野球がはじまって、まあ録音したラジオ番組を聞く時間ができて、それはそれで良いのかなと思いつつも、余裕ができたらできたでYouTube漁りを始めてしまう因業者の僕であります。

思いついて色々と番組を検索したら、懐かしい「世紀末的大阪」がヒット。
数はなかったし中途半端ではありましたが、今これが聴ける事自体が貴重なので、ネット時代ならではのいい拾い物でした。

明日から新年度ということで、新編成の番組をチェックはしますが、所詮野球シーズンですから大したものは無いと思われるので、ネットの海に散逸したお宝を拾い集めてみようかなと思います。  

Posted by チェリー2000 at 23:59Comments(0)ラジオ

2015年03月26日

目立たぬように、はしゃがぬように

日誌と言いながらすっかり月報になりつつあるこのブログも、年月を経て気付けば1000を越える記事数となりました。
最初の一年分くらいは削除してるので、実際には千数百になってるでしょうか。

止めずに続けていれば、なにがしかの結果につながっていってほしいと、希望をつなぎながら長い日々を生きていくのが人生というものかもしれません。

無理にこの摂理を歪めればいかなる悲劇が待っているかもしれない、という映画「エンブリヨ」を観ました。



夜中に車で家路を急いでいると、飛び出した犬をはねてしまい連れ帰って治療するも及ばず。
しかし妊娠していた子犬だけでも助けようと、たまたま細胞の成長促進を研究していた博士だったので、母体から切り離しても大丈夫なレベルまで成長させて見事に救命。

図らずも実験成功してしまって、ぜひにも人体実験したくなる主人公。
知り合いの医者に頼んで、流産間近の胎児をゲットして人体実験を敢行するも犬のようにはいきません。
抑制がきかずにどんどん成長してしまうも、紆余曲折あってなんとか安定した時にはすっかり大人のお姉ちゃんになってました。

ヴィクトリアと名付けられたお姉ちゃん、まるで白紙状態でしたが、薬のおかげで驚くべき知能を持って育ったのであっという間に知識を身につけ、人々を魅了する岡村靖幸言うところならスーパーガール、永井真理子言うところならミラクルガールへと変貌していくのでした。

人並以上の輝きを放ちながら、生きるはずのなかった命を謳歌するヴィクトリアでしたが、深夜で人気だったのをゴールデンに持ってきてズッコケるように、自然の摂理を逸脱したしっぺ返しは確実に忍び寄っていたのでした…。




サスペンスフルな演出に「フランケンシュタイン」風のホラー作品をイメージしますが、展開や雰囲気は「アルジャーノンに花束を」によく似てます。
と思ったらこの作品「まごころを君に」のラルフ・ネルソン監督作品でした。

本人による二番煎じ感は否めないものの、真面目に作られた古典的SFサスペンスとして、その筋の人ならそれなりに楽しめるかもしれません。
古い作品なんで普通に字幕で見ちゃったんですが、実は吹き替えもついてるので気楽に観れるんじゃないでしょうか。


ただ映画そのものの問題ではありませんが、とりあえず猛烈に画質が悪くて、またメガネ合わなくなったのかなと文字通り我が目を疑うほど酷い。



いよいよ野球シーズンがやってきてオフシーズンの番組が軒並み終了してしまいました。
特に今季はやたら長寿番組が終わる傾向が強くて、寂しい限りです。

最近お気に入りだったラジオ日本の「宮川賢の日曜エピキュリアン エブリー」が実はオフ番組で「宮川賢の日曜エピキュリアン」が本来のタイトルで、いわゆる雨傘番組だったという事に愕然とするこの頃ですが、与えられた枠の中でコツコツ地道に続けてもらえる事をありがたいと思うことにします。  

Posted by チェリー2000 at 23:10Comments(0)映画

2015年03月19日

多幸祈願

ここ数日、やたらに温い日が続いていて不快極まりない訳ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

3月も気付けば下旬に差し掛かり、ラジオを聞いていてこの間まで席巻していた卒業ムードもほぼ落ち着き、そろそろ新入学ムードを醸し出す準備となっています。

我がぷれこぐ堂はいつまでも不採算経営から卒業できてませんが、学生さんは順当に卒入学をこなしてしまいます。

昨今では一時ほど来なくなったちびっこ達ですが、そんな残ったちびっこがこの春でついに中学校にあがる事に。
以前、遊びで作ったものをあげたこともあり、多少の期待もされてたみたいなので、中学生向けのブツを丹精することにしました。

それがこちら「置くと合格(オクトパス)時計」。
例のダジャレにちなんだタコ型ファンシー置き時計です。




光源の都合でわかりにくいですが、グラデーションのかかった着色でおもちゃっぽさを抑えてみました。

小学生と違って中学以降は何かにつけて試験がからんできますから、これからの過酷な学生生活に向けて縁起も担げてなお且つ実用性もある、大人の入り口といえる中学生向きに頃合いのナイスなグッズではないでしょうか。


細工物は楽しいのですが、時間がかかるのが難点。
だんだん面倒くさくなってくるので、このオクトパス時計も正直、細かいところは結構妥協した作りだったりします。

でも終わってみると今度はもっと大きくて凝ったものを作ってみたくなる。
そうやっていくうちに技術が向上して上手くもなっていく訳で。

なんでもコツコツだという事を、ここから感じ取って貰えればベストですね。  

Posted by チェリー2000 at 23:58Comments(2)よもやま!

2015年03月13日

フニフニフニフニ

確定申告の時期ですので、いつもどおりちょっとは脱税を考える魔のさす余地さえ無い計算書を持ってさらっと終了。
むしろちょっとくらい見栄を張って、売上を水増ししてやっても何ら問題ないタックスフリーぶり。

水増しといえば、竹書房が懸賞の当選結果を水増ししていたそうで。

宝くじなんかでもそうですが、こっちで確認しようがないこういった当てものに関しては、主催側のお手盛りでなんとでも出来てしまうため信頼だけが頼みの綱なのですが、ぶっちゃけどことも似たような事はやってるんでしょうね。
むしろこれが明るみに出たことが不思議で、内部に密告者があったとしか思えないんですがどうなんでしょうか。

ちなみに理由は“予算がなくて商品を用意できなかった”のだそうです。
身にしみる理由です。

ああ悲しいね。



布亀の置き薬のチェックにおっちゃんが現れる。
ケチってるわけじゃないですが、僕はあまり薬を使う習慣が無いため、ほとんどの場合ボウズで帰っていただくことになります。

薬といえば、DJジェットバロンこと高野政所が乾燥大麻所持で逮捕されたそうで。

はっきり言って見たまんまやってそうな風貌なので、正直なんの意外性もないのですが、やっぱりまんま過ぎて張られてたんでしょうか。
毒蝮三太夫をフィーチャーした「おもしろおじさん」でメジャーデビューしたばかりというタイミングでありましたが、これでは曲もミュージシャンとしても使いづらいだろうから、表舞台に出ることは無くなるかもしれません。

ちょっとヒットしたら“今はクマムシよりもドクマムシ!”のフレーズで決めてやろうと僕の中で温めていたのに残念です。

ああ悲しいね。

悲しいね。  

Posted by チェリー2000 at 22:37Comments(2)よもやま!

2015年03月11日

コンガラ・コネクション

ボードゲームの一種にテーブルトークRPGという知る人ぞ知るジャンルがあります。
ゲームによって変わりますが、基本的に紙に書いたキャラクター・シート一枚とサイコロを持って物語を司るゲームマスターと対話しながら進めていく、なにより想像力と協調性を必要とするストイックな遊びです。

僕はゲームと名の付くものは大抵好きなんですが、コレに関しては心得た人材が複数名揃わないといけないハードルが高くて、中学の一時期しかやれませんでした。

なかでも僕がマスターをやったのは僅かで、その際に僕はインテリジェントアイテムを登場させ、プレイヤーがシナリオ通りに進めない時にコイツに口を挟ませて軌道修正するという“手際の悪い新人の仕事を横から自分でやってしまうベテラン”的な、最低のマスタリングで場をシラケさせた事がありました。


今回のいまさら映画鑑賞会は、そんな僕の大昔のプチ・トラウマを思い出させる為に作られた映画

「her/世界でひとつの彼女」


スパイク・ジョーンズ監督のSF作品です。

別居中の嫁と離婚秒読み状態ながら未練を引きずる中年ヒゲ男が、導入した学習型の新OSに人格を感じ愛し合いはじめるという、一見するとアニメキャラに恋する現実逃避負け犬オヤジ的な話のようですが、まったく異なります。

第一にこのヒゲは別居嫁に対して苦悩しながらも個人として向かい合い、嫁のいない寂しさを別の交際で紛らわそうとするくらいには社交性も行動力もある。
「代筆屋」というけったいな仕事をやってるだけあってナイーブなタイプで、一番近い存在が女友達と少々ゲイっぽくはあるけれど、けっして引きこもり的な社会生活不適合者ではないことを丁寧に描いているのは、観客に“普通じゃない人間のこじらせ系の話”で逃げられないようにするためでしょう。

これは誰にでも通じる普遍的な「愛」や「人間性」や「倫理」やら「自我」やら、諸々についての形而上学的思索を、恋愛ドラマを縦糸に思弁的に問いかけた、実にSF的な映画だと思いました。

映像面もガジェットにはかなり未来的な要素があるものの、ほとんどは現代の風景そのままロケで使っていると思われ、それでいて齟齬のないくらいに適度に非現実的な生活感とセットデザインが十分に未来的な画面を構成しているのが上手い。
まったりした展開を画面持ちさせる意図か、なんとなくまったり見ていたい気分にさせられる心地良さがある。

やがて多くを学び成長した人工知能との間にズレが生じて来てしまうのですが、そもそもOSだった事を思い出すと、勝手に別のことしたり、言うとおりに動かなかったり、強引な提案や説教してきたりするのって道具としては失敗だよな、とまたトラウマうずいてズキズキやらしみじみやら。

最近は中国資本が入りまくった結果、SF映画というと中国市場向けのド派手なアトラクション映画ばかりになりがちな昨今、こういう作品が出てきた事自体がかなり驚きかもしれません。
まあそこまでの予算はいらなかったのかも知れませんが。

このOSの声を吹き替えてたのが林原めぐみで、最初は機械らしく非常に落ち着いたトーンだったので気付かないくらいだったんですが、テンション高めになると途端に右斜40度の角度で顔を出してきてちょっと現実に引き戻されてしまうのが残念。
宮﨑駿じゃないけれど、色が付きすぎた声優さんはどうも雑味が出ますね。

これはヨハンソンの声でもう一度見直すべきでしょう。

5段階で5。  

Posted by チェリー2000 at 23:26Comments(0)映画

2015年03月03日

少年期

ジムでシャワーを浴びた帰り、道を挟んだ反対側の歩道にちょっと違和感ある後ろ姿の二人が並んで歩いているのが目にとまる。

なにが違和感なのか確かめようと、注意を向けるとすぐに気付いたのは大きい方がランドセル背負った小学生男子であったこと。

小学生も高学年ともなれば体型に大人への移行が顕在化し、子供的なメリハリのない体型に妙にひょろ長い手足と妙なバランスの生き物になりますが、この少年は全体に発育よく巨漢予備軍タイプ。
ランドセルに半ズボンは完全に罰ゲームに等しい状態でした。

それに比べもう一方はぐっと小さい。
洒落っ気のないグレーのジャージにキツめのくりくりパーマ頭から察するにお母ちゃん、いやおばあちゃんあたりじゃなかろうかと思われました。
たまさか帰りの時間が合ったかなんかしたんだろう、そんな日常感に平凡のありがたさを覚えながら、違和感に一応の答えを見た。


ここまでを一瞬の目線移動のあいだに終え、この二人を追い越した先の信号待ちに停車。
ほとんど車通りのない通りで、ここの信号は無視されがちな所ではあるけれど、まあいいやと止まっていると気付いたら道を渡ってさっきの二人が僕の隣に立っていて、見るともなしに見るとジャージのオバちゃんは実はスーパーくせっ毛男児であることが判明。

雰囲気からして同級生。
この年代だと身長差なんか相当あるし、こういう凸凹コンビはありがちなんですが、思い込みとはいえ年齢性別まったく別物というなかなか激しい見間違えぶりに、これはオバちゃんに小学生男子的要素があると見るべきか、小学生男子がオバちゃん要素を持っているのかどっちなんだろうとちょっと考えてしまった。

その後、録画してあったNHK「バリバラ」を見てると、なんか見たような感じのおっちゃんが出てて、誰かなと思ったら“大槻ケンヂ”とテロップが。

なんかいい感じに老けてて、すっかりおっちゃん、いやむしろこんなオバちゃんおるで、と軽い衝撃を受けてしまいました。

人は歳を取ると子供に返るやら、男はだんだんオバちゃん化するとは聞いていたけれど、つまるところ男の本質はオバちゃんなのかもしれないなぁ、という仮定に行き着いた。


ああ僕はいつ頃オバちゃんになるんだろう。  

Posted by チェリー2000 at 22:47Comments(0)よもやま!