2018年10月12日

腐った果実の方程式

過日、引っ越していったかつてのちびっこが、まあまあデカくなって遊びに戻ってきてて、ウチにも顔を出してくれました。
この時期の女子にありがちですが、しっかり腐ってました。

まあ素養はあったので驚きゃしませんでしたが。

さらに日があり雑誌の取材がきてて、そのカメラさんが腐ってました。
こちらはかなり古参兵とお見受けしました。

ベテラン選手だけあって見識が広いご様子で、僕なんかは門外漢ですので単純にポルノ的ファンタジーのイメージくらいしか持ってませんでしたが、もっと幅広く多面的な探究が進んでいるジャンルなのだそうです。
確かにもはや一大派閥となっているジャンルなので、相応の進歩があって不思議はありません。

それはそれで考えを更新するにやぶさかでないのですが、むしろ改めて感じたのはサブカル界隈の自虐的エクスキューズ。
それは内省的な文化系人間のささやかな心のバリケード。

むかし自虐ネタとしてオタクを自称した人達は、オタクの解釈が広がりすぎて意味合いがマイルドになると、あえて〝ちゃんと気持ち悪い方〟を主張するキモオタへとアップデートする始末です。

しかしこうして自らを厳しく査定して、かつそれを正すのでなく、そのままでも非難されない距離感を大事にする姿勢が、僕の愛する文化系パラダイスという美酒を醸すのに大切な心得だと思うのです。

熟れた実はやがて堕ちて腐るもの。

その前にもぎって醸せば昨今のパワハラ問題みたいな毒も産むまいに、と思わなくもない。
まあ縦の構造でないと機能しない世界ではそうとばかりも言ってられないかもしれないんでしょうけど。

と、物分りの良いフリのエクスキューズをせずにおれない文化系人間なのでしたとさ。  

Posted by チェリー2000 at 20:06Comments(0)