2010年05月18日

稼ぐのだ!

めっきりお暑うございます。

とはいえ、昨日の市会で買い付けたブツを回収せねばなりませんので、えっちらおっちらと運搬自転車で古書会館へ向かいました。

開店時間の都合で、開札終了までは居れませんから、最終的にどれくらい落札しているか分りません。

落札がひとつもない可能性がある時は、事前に電話で事務員さんに聞くのですが、今回は最初の方の山で落ちた物があったので、とりあえず出発。

現場で実際に落札したものを見て、会計を済ませ帰投。


正直のところ、在庫が溢れてるので、この上の追加は結構面倒な事になるのはわかりきった事なので、あんまりやりたくなかったんですが、痩せてる棚もあるし、なるべくポイントを絞ってみたのですが、それでもすんなり運び込めるはずも無く、開店までに何とか在庫の山を散らして応急処置。


いろいろありますが、今回のメインはSF文庫でした。
状態の悪いのも結構まじってたんですが、なかなかまとまった出物がないので、欲しかったところです。

〝はやく文庫棚を作ってどかっと並べてたい〟そんなことを考えながら本の整理。

その中で、とても、とってもイヤラシイ感じの本を発見。
稼ぐのだ!「セックス格差社会」

〝性〟と〝銭〟の二大人気コンテンツを合体させた、恐ろしくベタに売りにかかった本です。
出会い系サイトの迷惑メールのド定番コンテンツです。

さらっと見た感じでは「低所得層の男は対象外とされてます」みたいなお話。
それが結婚ならまだしも、今時の女には恋愛対象にさえならなくなってんだよーってところが、まあちょっと独自の切り口でしょうか?

でもどうなんでしょう?
実際のところ、交際をはじめる段階で相手の年収聞く人って、そんなにいるんですか?
そっちのほうが対象外勧告されそうなんですけど。

僕の印象としては、恋愛とかに踏み込まない人が増えてるのは、ナイーブな人が増えてる、もしくは旧来の価値観が力を弱めて、ナイーブさを無理に克服しなくていい雰囲気になったことの方が影響してそうな気がするんですが。

たいして稼いでない人でも、行く人はガンガン行ってますよ。それはもう傍若無人なくらい。

おおむね誰でも想像がつきそうな事ばっかり書いてる本書ですが、これで一冊本を出しちゃえるその神経があれば、打率はともかく塁にはでれると思います。


最後に「低所得者は性風俗サービスの利用率が低い」というこれまた普通の話に、今日仕入れた「エロティシズムの歴史」から、巨匠ヴァン・ゴッホ先生の絵を添えさせていただこうと思います。

稼ぐのだ!タイトル
「娼婦」


安いところに行くと、こういうのが出て来る、という巨匠のリアリズムでしょうか…。

巨匠、稼げてなかったからなぁ。

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Posted by チェリー2000 at 23:13│Comments(0)古本屋
 
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