2010年07月23日

マッスル

先日買った「アストロ球団」を読了して間を置かずに、またしても濃い漫画を入手。

ふくしま政美「聖マッスル」です。
マッスル
この版はヘンテコ漫画を復刻しつづけているQJマンガ選書シリーズで、原稿の無い状態で初期単行本から起こした物だそうです。

タイトルくらいは知っていた作品ですが、こうして読むのはお初です。

冒頭、花畑の中に横たわる全裸の男。
目を覚ますと「うつくしい」と言いつつ、突如1ページ、数コマに渡ってポージングを披露する男。
〝ニコッ〟と笑ったかと思ったら〝ハッ〟となって「おれは…何者なんだ」。
そうして後に「聖マッスル」と呼ばれる、名無し男の自分さがしの旅が始まります。全裸のまま。

とにかく超展開。
そして見事な超打ち切り。

全ての謎は置き去りにされたまま、でもそもそもその辺は、それ程気になってなかった自分に、ラストシーンで気付きました。

QJマンガ選書は、作品解説に作家や縁の方が巻末に寄稿されていて、この本では当時の担当編集者が赤裸々にその成り立ちを語っておられます。

勢いだけで企画され、勢いだけで描きだして、勢いが途切れて終わった作品という話でした。
まあ人気は常に最下位だったらしいですが。

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Posted by チェリー2000 at 01:08│Comments(26)マンガ
この記事へのコメント
これは、ギャグ漫画と受け止めて良いんでしょうか。
だとしたら、冒頭面白すぎる~!
つかみはOKのような感じがするのですがね・・・(^^)
Posted by Q at 2010年07月23日 23:28
大真面目なのです。
旅のなか、各地の虐げられた人々を圧政者から救いだす、という基本パターンは北斗の拳の原形かも、と言われるくらいマジです。
ただし全裸です。

途中、助けた町の女の子が自分の着ていた服を脱いで、手渡されたマッスルさんはおもむろに首に巻いてスカーフにします。

どうあっても隠す気はないようだな!
と思ってたら、その後ふつうに服を着てしまいます。
もともと、ふくしま先生が描きたい絵を決めて、話を別の人にまとめて貰うという、絵先行で描いたマンガだそうですが、やっぱり人気なかったから、迎合しちゃったのかなと思います。
Posted by チェリー2000 at 2010年07月24日 06:28
最後まで裸のままでいて欲しかったですね。
訳の分からない信念かアイデンティティーみたいな感じで(^^)
Posted by Q at 2010年07月24日 11:28
ふくしま先生、けっこう打たれ弱いみたいですね…。
劇画ブームが去ってラブコメが流行ってきたら、頑張ってラブコメ描いて没くらってたみたいです。
基本的に絵のインパクトが全てみたいな作家さんですが、しだいに〝自分の絵はもう求められてないんじゃないか〟とかなり揺らいでいらしたとか。
お気の毒です。

近年再評価され、現役復帰してるのが救いですか。
Posted by チェリー2000チェリー2000 at 2010年07月24日 13:43
良かった!評価され、復活されて良かったですねえ・・・。

最近買った萩尾望都先生の特集雑誌を読んでいたら、あんな天才で神様みたいな漫画家さんでも作品を雑誌に掲載してもらえるようになるまでかなり苦労されていてビックリしました。
子供向けのお話がかけなくてボツばかりだった「なかよし」から、その原稿をすべて買い取った「少女コミック」に移って、そして伝説が始まるのですね~。「好きなものしか描けない」って吹っ切るまで2年かかったそうです。

でも、私が萩尾望都先生の漫画を愛読していたのは小学生の時だったなあ。作品多すぎて読むのが全く追いついてないのですが。
Posted by Q at 2010年07月25日 00:35
まあ一時は〝消えた漫画家〟としてしか知られなくなって本当に失踪してた、現在でもイカモノ趣味のマニアしか食いついてないふくしま政美と、もはや神話上の人物である萩尾センセを横並びで語るのはアレかもですが、時代に受け入れられる運とか、感性のあう担当が付く運とか、方向性の違う編集部にたまたま最初に引っかかって時間と体力と自信を消耗してしまったりとか、実力以外の要素にかなり左右される世界だと思われますね。

しかし、萩尾望都を逃した講談社編集者は切腹モノだったでしょうね。

以前本屋でバイトしてて少女漫画もかなり読みましたが、なるほど、講談社の少女漫画は群を抜いて面白くなかったワケだ。
昔は「キャンディキャンディ」とか「はいからさんが通る」とか観てましたけどね。
Posted by チェリー2000チェリー2000 at 2010年07月25日 13:42
荒波を乗り越えて私たちの手元にやってくる作品たち。
いくつもの星が地上に光を届かすことが出来ないままでいるのでしょう。
なんて、しんみりしちゃいます・・・。
思ってる以上に厳しく、時に理不尽な世界なんでしょうね(:_;)
 
萩尾望都先生は名前が本名だということに何よりも驚きました(^^)

講談社は高橋留美子先生も逃してますからね。
神様二人が小学館に・・・(^^;)
「キャンディ」と「はいからさん」は面白いですね!
Posted by Q at 2010年07月25日 23:27
るーみっくもですか。
あの人は最前線のまま伝説になった人ですね。
基本的には「うる星」で出し切って、あとは何番煎じかで永らえたって印象ですけど。
点ではジャンプ系作家に及ばないかもしれませんが、面積では追随を許さないくらい売れ続けてましたね。
日本で一番稼いだ漫画家かも。
最近は何もやってないんですかね。

最近は同人とかネットとか、発表の場はいくらでもあるので、そこから副業的にプロ活動するみたいな人も増えてるみたいですし、大手出版社でもそういうパートタイム作家に対応していこうという流れが生まれつつあるとか無いとか。
昔に比べればツールが発達して弱い光でも捉えられるようにはなりましたね。
まあ、見えてみればなるほど闇に飲まれる訳だ、というレベルのものが多かったりするのも確かですが。
Posted by チェリー2000チェリー2000 at 2010年07月26日 20:31
はい、るーみっく☆
私は「うる星」「めぞん一刻」が大好きを超えて自分内殿堂入りです。
他のは実はあまり読んでない・・・。
やはり少年誌向けらしい作品になると、私はターゲットには合わないのでしょう。
最近はサンデーで謎のイケメン貧乏高校生が成り行きで霊を払う話を描いてはりますね。一話読みましたが一話簡潔のコメディーで、少年ではない私でも面白かったです。

少女マンガ界では大手出版社雑誌の連載を受け持ってる漫画家はほんの1~2割らしいですもんね。そこに入れない連載組み以外でも、なんとかしてコミックを出したらいいとこ行く人もたくさんいるはずですもんね。漫画家にもパートタイムがある時代に・・・!

ツール、増えましたねえ。
ふむう、確かに同人誌、ネットだと狭き門くぐってないんで幅広くありますわねえ(^^;)
自分で本にしたりHP作ったりするぐらいだから、そこに「描きたかったんだな!」と情熱はすごく感じますが、起承転結の『起』で話がプツッと終わったりして別の意味で衝撃を受けたりしますね。
Posted by Q at 2010年07月26日 23:28
るーみっく先生は当初かなりブラックなノリのギャグ漫画作家という印象でしたが、「うる星」中期からラブコメ要素が強くなってきて、ここしばらくは年齢層を下げたアクション物を続けてた感じですかね。
基本テイストは変わってないみたいですが、初期の濃い感じはさすがにもう無理でしょうか。

専業作家になるのはリスクが大きいから、パート化するのも悪くない手ですが、最終的にビジネスモデルとして業界に良い結果を残すかはわかりませんけどね。
まあ今の週刊少年誌みたいなのも、あんまり具合いいとは思いませんけども。
Posted by チェリー2000チェリー2000 at 2010年07月27日 20:00
そう!留美子先生は初期の濃い絵の時が好きなんですよね、人物にすごく色気があって。

姪っ子ちゃんが「ONE PIECE」が好きでうちに読みに来るんですが、いつ見ても1~3巻辺りを繰り返して読んでまして、「ああ、やっぱり好きな期間ってあるよな~」としみじみ。

その子に今すごく「リボーン」を勧められてます。
キャラクターの絵が綺麗で良いなとは思うのですが、せっかくあれだけイケメンがそろってるのに恋愛要素が薄いと寂しいのです。(薄いっていうか、無いのかな?)

そうかー、週刊少年誌、具合良くないですか(・・;)
Posted by Q at 2010年07月28日 00:13
一番人気のジャンプがほとんどブロイラーの鶏状態ですからね…。

「うる星」初期の頃は頭でっかちでパンパンの丸顔だけど、顔立ちはハッキリしてるっていう、子供に化粧させたみたいな感じの絵柄でしたね。

最近の少年漫画は小学校高学年から中学生くらいの女の子ウケもかなり意識してるんでしょう。
アニメ戦略も効いてるっぽいですね。
「リボーン」もアニメやってましたね。

ジャンプ漫画は「友情・努力・勝利」に「恋愛」も入れたら女子ウケさらに強まるかもでしょうか。

ただ僕にはもう、全部同じに見えてきてしまってますが…。
Posted by チェリー2000チェリー2000 at 2010年07月28日 12:08
私にも全部同じに見えます(--;)
絵が似てるものが多いですね。
たまにチラッと見るだけだからよけいにそう感じるとは思うのですが。
週刊少年マガジンなんかは見るたびに「昔は個性豊かだったな~」と。20年以上前と比べるほうが悪いのか・・・。

小学生にはアニメは大きいですよね、アニメ見て漫画読むという。
「恋愛」要素置き去りですね。
恋愛なんて興味ないぜ~みたいな男の子たちからプーイングが来るとか?
少年と少女の恋愛観てだいぶ違うから、そのへんは少女漫画に任せておいたほうが少年漫画界と少女漫画界、お互いのためなのかもしれません。

「うる星」初期、子供に化粧(^^)たしかに。
子供向けに・・・と頑張られた結果なのでしょうか!?
Posted by Q at 2010年07月29日 11:03
流行の絵ってありますから、似る傾向はどの時代にもあるんでしょうけど、ジャンプは特に読者主導に特化してるからか、偏りが激しく感じます。
ちなみに「聖マッスル」は個性豊かな頃の少年マガジンで連載されてました。

モテたい男の子マンガみたいなのが一時期流行りましたけど、そういえば見なくなりましたか。
何度かあだち充系のラブコメブームも来てますが、やっぱり男は勝負事が好きですから。

聞いた話ですが、大学の課題で男女ペアになってリレー小説を書かせたら、女がロマンス小説を書き出して、それを男が無理やり宇宙戦争物にして続きを書いて、挙句にどっちもお互いの作品世界をヒステリックに批判しあう物になっていって、最後は喧嘩になってボイコットしたとか。

その課題の評価はA+で〝すばらしい〟のコメント付だったそうです。

個人的に少女漫画を読む少年とくらべると、少年漫画を読む女の子の方が断然、多い印象のがあります。
少年漫画のほうが作品として幅が広いのか、女の子の方が幅広く読み込める感性を持ってるのか…どうなんでしょうかね。
Posted by チェリー2000チェリー2000 at 2010年07月29日 19:51
「聖マッスル」少年マガジンだったんですね!
リアルタイムで読んでたらきっと絶対忘れられないインパクトがありそう(^^;)

大学の課題のお話面白いですね(^^)上手いこと話し合って融合させたら良いのが出来そうなのに。
A+だから面白かったんでしょうね。
そっか、男性は勝負がないと燃えないんですね~。

確かに少年漫画を読む女の子の方が多い気がしますね。
ちょっとこれは深そう。
Posted by Q at 2010年07月30日 00:26
リレー物は我を出した途端にダメになりますが、バランスを考え出すと、書いてて面白くなくなるでしょうから、むしろちょっと壊れ具合になるのが醍醐味なのかもしれません。

課題を出した先生は、上手くいかないと見込んでやらせたんでしょうね。
あまりにも予想通りだったので高評価をつけたと。

そういえば〝少女漫画を読む(買う)のは恥ずかしい〟という声を聞いたことがあるので、スカートとズボンの関係に近い物があるのかも。
男性優位主義社会規範の名残か、とかいうのは面倒くさい感じですね。
Posted by チェリー2000チェリー2000 at 2010年07月30日 17:10
男女混合リレー小説、先生の思うつぼだったのかしら(^^;)

少女は「ジャンプ」買えるけど、少年は「りぼん」買えないでしょうものね。そうそう、スカートの事といい、女性は両方OKなんてずっこいですね。読む以前の壁も分厚いでしょうね。

内容的にはスポ根ものの「エースをねらえ!」なんかは男女共に楽しめるのではないでしょうか。
元テニスプレーヤー松岡修造氏も試合前に読んでモチベーションを高めたらしいですし。
戦い!師弟愛!そして恋愛!あ、友情は10%ぐらいだ。
Posted by Q at 2010年07月30日 23:35
マキですね。
確かにマキの存在は作中あまり目立たなかったかも。
なにしろ他の面子が濃すぎますから。

ただそれでいうと、藤堂くんも少女マンガの恋愛担当のわりに結構扱い悪かったと思います。
宗方仁の存在感の大きさの前に、やけにイジケてた印象しか残らない。
いいとこ全部コーチに持ってかれる可哀想なヤツでした。

僕的に「エースをねらえ!」はマンガより出崎統演出、杉野昭夫キャラクターデザインという「あしたのジョー」コンビで作られたアニメ版のほうが強いですね。
「エースをねらえ!」「新~」「~2」「~ファイナルステージ」と全部観ましたよ。
緑川蘭子が男前で結構気に入ってました。

「ガラスの仮面」とかスポ根ものの傑作を出してる少女漫画界にあって、結局ジャンルとしては残せなかったのは、女子の嗜好の変化に合わなくなったんでしょうか。
でも少年向けスポ根マンガには、女性ファンけっこう多いんですよね。
感動は理解できるけど、苦労するのは男だけでいいって事でしょうか…ね。
Posted by チェリー2000チェリー2000 at 2010年07月31日 07:21
アニメ、コンプリートされたのですねっ、どうりで詳しい!(^^)
すばらしいゴールデンコンビですね、「あしたのジョー2」大好き。

そうそう、友情担当はマキなんですよね。彼女はふつうで良いですね。

藤堂さん一巻の一ページ目から華々しく登場したのに、その後けっこう地味に現れた宗方コーチに恋愛番長の座を奪われてますね。
もしかして作者の予想以上に宗方さんの読者人気が高くなっちゃったのかな。あの渋さと包容力(たしかまだ28才ぐらいなのに)ですからねえ。

お蝶夫人もかなり可愛そうなんですよ、藤堂さんもコーチもひろみにとられてテニスでも身を引くことに。お蝶夫人を好きな尾崎さんが残されてるけど、彼を好きなわけでもなく。「ずっとついてくるし、しょーがないな~」的に愛を受け入れてるように見えます。
男前・蘭子さんも、半分だけど血の繋がった兄に恋しちゃって報われず可愛そう。
ひろみは藤堂さんとコーチどちらか選ぶ前に片方が亡くなっちゃって。
メガネキャラ千葉さんに到ってはひろみを想う気持ちを写真に昇華させるしかなく。本人とはなんのからみもないという・・・(泣)。

テニス置いといて恋愛面だけ見てると誰も報われていないことに気付きました!
でも、ドラマティックで面白い。
「新エースをねらえ!」からはちゃんと読んでないのですがそこらへんの恋愛模様に関するフォローはあるのでしょうか?

女の子が主人公のスポ根少女漫画、見当たらないですね。
男の子が主人公のなら羅川真里茂さんの「しゃにむにGO!」がありますが。やっぱり苦労するのは男の子だけでいいってことでしょうか?ひどい・・・(^^;)
Posted by Q at 2010年07月31日 13:31
原作は知りませんが、アニメでは「新」で宗方が死んで終了。

その後、大吾の下で岡が宗方の死を乗り越えるまでが「2」。

さらにその後、世界に羽ばたいていく岡の活躍を軸にしながら、竜崎、緑川あたりの絶対的と思われてた先輩プレイヤーが〝選手寿命の終焉〟という限界との葛藤の中で、新たな道を模索する様が描かれるアニメオリジナルの「ファイナルステージ」。

という感じだったと思います。
恋愛模様は…かなり置いてきぼりですね。

この辺の流れは、「あしたのジョー2」の力石の死を乗り越える矢吹と、原作では不十分だったライバル達のリングの外をオリジナルで補完したことにかなりダブりますね。

結局のところ、女子は汗臭い世界に自己投影できなくなってしまったんでしょうね。
「青春と呼ぶにはあまりにも暗すぎるわ」って林屋の紀ちゃんも付いていけない宣言してましたし。
Posted by チェリー2000チェリー2000 at 2010年07月31日 15:56
「エースをねらえ!」かなり丁寧にストーリーを追ってアニメ化されてたんですね。「あしたのジョー」共々幸せな作品ですね。作った方々の作品への愛と情熱を感じます(>▽<)

紀ちゃん言ってましたね~。
スポ根はないけど仕事に情熱を燃やす女性を描いたものは多いですね。「仕事が恋人」だったり「仕事と恋愛の両立」に悩む人が多いのでしょうね。成人以上の「女の子」になりますが。

中高生の女の子はバトルはバトルでも恋愛バトルが良いんでしょうね。
もしくは自分だけを好きでいてくれるカッコイイ男の子が複数当たり前のように用意されてる逆ハーレム漫画とか。

「キャンディーキャンディー」も出てくる男性は全てキャンディーが好きという元祖逆ハーレム漫画ですね。好きになった男の子と死別したり、幼馴染の想い人に好かれて女の友情が危うくなったり、好き同士なのにどうしても別れないといけなかったりと辛いことばかりなので本人にはハーレムでも何でもないですが。
それでもキャンディーがイライザや大伯母さんに苛められなかったら読者から嫌われているのでは・・・と思うほどのモテっぷりです。
いつの世の少女も同じことを夢見るんだな・・・。
Posted by Q at 2010年08月02日 04:09
ワーキングガールものは結構ありますね。
槇村さとるとかそんなん多いですね。
男抜きのパターンはちょっと知りませんけど、仕事に夢中になってるうちに彼氏が去っていくパターンはありがちですね。
だいたいその場合、嫌われての別れじゃないのがお約束でしょうか。
そして別れた途端、いい男がつぎつぎ出てくる。

たぶん女子にとっては最終的に〝愛されてる〟ことが勝利条件なんでしょうね。
仕事は何となくサクセスしていくので。
でもこのパターンで一番ひどいのは「課長 島耕作」ですけどね。

ハーレムは男女共通の夢なのかもしれませんが、連載マンガで恋愛に主眼を置いてしまうとハーレムにならざるを得ないという事情もあるんじゃないでしょうか。
エピソードを重ねるにしても、読者が同じ相手ばっかりじゃ飽きるみたいなんで。
これは一時期少年誌でも流行った恋愛物でも鉄板のパターンだったと思います。


そういえば、ちょっとズレますがこんな話がありました。
昔、コロコロに載ってた「おじゃまユーレイくん」っていうマンガがあって、主人公のユーレイくんが女の子に憑依してちょっとHな騒ぎになる、というパターンの児童誌にあるまじき作品でした。
当初憑依するのはヒロインの女の子だったんですが、〝おんなじ女の子の裸ばっかりじゃ飽きられる〟という児童誌にあるまじき理由でヒロイン以外の女の子を次々出していくパターンに変更されたそうです。
いろんな意味で酷い話です。
Posted by チェリー2000チェリー2000 at 2010年08月03日 00:31
長引くと三角関係だけじゃ厳しいんですね。
槇村さとる、ワーキングガールもの沢山描いてはりますね。女の子はガッツがあって、男性は冷たくきびしい態度だけど実は主人公のためになることをしてくれる、といった感じのやつを読んだことあります。
「愛されている」が本当に勝利ポイントですね。
あとワーキングガールは「尊敬できる男性」か「癒し系男性」どちらかに走る傾向が。
いろいろ分析して考えると楽しいな(^^)

「課長 島耕作」酷いんですか!?(^^;)

「おじゃまユーレイくん」青年誌でリメイクしたら大人気になりそう!コロコロすごいなあ。どこまでセーフなのか。

あ、でもアニメ「まいっちんぐマチコ先生」が小学校低学年のとき夕方放送されていて、時代劇を見終わって暇をもてあました祖父と一緒に、なんかエッチだな~と幼心に感じながらも楽しく見てました。サザエさん感覚で。あれきっと青年漫画ですよね?でも夕方に放送って完全子供タイム・・・。

今だったらそういうの親が怒ってNGなんでしょうね。でも、罪の無い無邪気なHって平和で良いじゃないですかね。昔って色んなことがユルくて、それでも結構大丈夫でしたね。
Posted by Q at 2010年08月03日 02:32
確かにそのパターンが多い気がしますね。
ベタベタのシンデレラストーリーでは、さすがに読者が納得しないからなんでしょうが。
しかし、厳しいフリをして見守ってくれて、ここぞでヘルプを入れて成長を促すって、もう完全に〝夏休みの自由研究に煮詰まった時のお父さん〟ですね。
社会の厳しさに晒された女子はお父さんを求める、という事なのか。

島やんは酷すぎますよ。
弘兼先生の後頭部を、体重の乗った掌底でおもいっきり突っ込んでやりたくなるくらい酷い。
でもたぶん弘兼先生、石像のように微動だにしないで薄笑いを浮かべるだけでしょうね。
もしズラだったとしても、たぶん一ミリたりともズレないでしょう。
勝利者の自信とはそういうものですよね。

えびはら武司の「まいっちんぐマチコ先生」は確か少年誌だったはずですよ。学研の。
さすがに児童誌ではなかったと思いますが、そのかわり原作の内容はアニメより犯罪性が高かったと思います。
もちろん当時も、バッチリ問題になってましたよ。
ちなみにえびはら先生は藤子F不二夫のアシでした。
F先生も意外に…アレでしたしね。
Posted by チェリー2000チェリー2000 at 2010年08月03日 18:24
お父さんだったのか!
なるほど~。ワーキングガール以外でもそういうのはありますね。宗方さんもアルバートさんもお父さんみたいだ。

「課長 島耕作」読んだことないのですが、弘兼先生のお人柄はなんとなく伝わってきました!モアイみたいな人かな?

マチコ先生、少年誌でしたか。犯罪性が高かったんだ(^^;)そして当時も問題になってたんですね~。
おお!凄い人のアシスタントだったんですね。そういえばマチコ先生と怪子ちゃんの顔が似てる。
ああ、アレな方はF先生だったんですね(^^)
Posted by Q at 2010年08月05日 16:04
紫のバラの人とかもそうですね。

女性の社会進出が盛んになって、濡れ手に粟のシンデレラより、成長を支えてくれる足長おじさんのほうが求められたのかも知れんですね。
時代が進んで、社会的地位を手に入れる女性が増えてきて、対等な立場の〝相方〟と癒し系の〝ペット〟がライナンップに加わった感じでしょうか。
男性誌では永らく相方orペットが主流かな?
女性上位の関係性も出ては来ますが、その場合あまり恋愛に発展することは無い気がします。

最近は景気が悪くなって、主婦願望へ回帰したり、女の子のなりたい職業NO1がキャバ嬢だったりと、ふたたび濡れ手に粟が女の子の願望になってくるかも知れませんね。

マチコ先生はアニメでは度の過ぎたセクハラって感じでしたが、原作では同級生を裸で木から逆さづりにしたり結構ムゴイことをしてました。
まあ今なら問題になる以前に発表できないと思うので、その意味では今よりは大らかな時代だったとは言えますか。
Posted by チェリー2000チェリー2000 at 2010年08月05日 18:24
 
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