2010年08月11日

ラヴレター・フロム・彼方

先日の市会にて、大量の振りにすっかりダレきって、開始額でそのまま落ちることも多くなった頃、あえて超低温の気炎を吐いて落札した、ハンパなマンガの束数本口。

一応、狙いとしては「コミック キュー」が5冊ほど入っていたのを見つけたので、後はイケる所だけ抜いて適当に処分しようというワケです。

大抵は端本ばかりで、ヤケ・褪せの酷い物も少なくありませんでしたが、うまいこと揃ってたのがこちら。

ラヴレター・フロム・彼方真夏の夜に調度良すぎて怖くなる、つのだじろう「真夜中のラヴ・レター」です。

物語の軸となるのが、この頭に小ぶりなバウムクーヘンを大量にくっつけた、見るかに只者でない霊能婦人、七条絵夢。








この作品には他にも霊能者が出てきますが、実在の霊能者をモデルにしたルポ形式という体裁のため、つのだ先生ご自身も登場しています。

ラヴレター・フロム・彼方
時には、理解力の無い依頼者に言葉を失うことも。

この気味の悪い絵を描いた真意を問う家族。
〝見たままを描いたのかも〟と返すつのだ先生に対し


ラヴレター・フロム・彼方







つのだ先生、良い表情です。










ラヴレター・フロム・彼方全編を通して〝霊の存在を認めないのは、非現実的で危険である〟というスタンスで警告を叫ばれており、また、作中の読者からの手紙によると、掲載誌が「週刊女性」らしく、性にまつわるエピソードも多く出てくるのも、「恐怖新聞」「うしろの百太郎」くらいしか、つのだ作品を知らない身としては目新しいものがありました。
といっても作品は相当古いですけど。






あと、ゲストキャラなどかなりの箇所をアシスタントが描いており、まったくタッチの違う絵が混在しているのも目に付きます。
絵としてはアシの方が器用で達者な感じですが、つのだキャラは圧倒的に存在感があり、〝良い絵〟になっています。

やっぱり絵は力ですね。

最後につのだ先生のご尊顔を。
ラヴレター・フロム・彼方





ちょっと演歌歌手っぽいです。

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Posted by チェリー2000 at 23:01│Comments(4)マンガ
この記事へのコメント
ちょっと・・・4枚目のコマの女性のセリフ、笑うところじゃないんでしょうが、笑ってしまう自分も恥ずかしいんですが、可笑しすぎます~(^^;)
全体的に可笑しいですが。
いい本ですね!
Posted by Q at 2010年08月12日 01:35
こんにちは。

頭にバームクーヘンをつけたような………、確かに見えますね、暗示ですね。
Posted by いかり鮫吉 at 2010年08月12日 16:26
>Q様

笑って良いのです。
何故ならおなじ束の中に紛れていた「新うしろの百太郎」の最終章のタイトルが「笑顔クラブ」だからです!
これは〝笑顔を忘れなければ争いも無い〟という守護霊様のお導きと、それにならって、恐怖マンガの中にも笑いを仕掛けるつのだ先生の願いが込められた、功徳のおマヌケカットの筈だからです。

昔は怖かったんですけどね。
Posted by チェリー2000チェリー2000 at 2010年08月12日 21:19
>いかり鮫吉様

まいどです。
アンパンマン的ですが、浄霊後にすかさずお供えができる、霊能サイボーグのようなイメージで見ると良い感じかも。
バウムクーヘンは高級菓子ですから、霊も満足度高そうです。
Posted by チェリー2000チェリー2000 at 2010年08月12日 21:38
 
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