2012年02月03日

復活の日

寒くなっております。
近所のチビッコの言うにはインフル猛威により学級閉鎖コンボがつながって、6日まではお休みだと言います。

社会人となれば、インフルが流行ってようが休む訳にも行きませんが、気付けば週末。
感染列島状態で外出するより、お部屋でゆっくり映画でも見るのが良いのではないでしょうか。

そんな訳でこちらのDVDをご紹介。
復活の日「ガンヘッド」と「ジパング」どちらも輸入版です。
公開当時以来ひさしぶりに観ましたが、作ってる側は楽しそうなんですが、見てる側がちょっと照れくさくなる感は否めません。
どちらもキャラクター造型が妙に中二っぽく、かつこれ見よがし、しかも設定倒れ。
どちらも主演が高島家の次男坊、高島政宏というのが一段と癖を強くしているように思えます。

「ガンヘッド」はミニチュア中心で映像としてもクォリティはさほど高くなく、状況もイマイチ判りにくいものの、実寸大ガンヘッドの組み立てシーンと、操縦シーンを観れば「ガンヘッド」に期待するものは十分得られる気もします。
ただ状況が判りにくいのは、邦画だからとたかをくくってたら、実は半分くらい英語セリフで字幕入りの映画だった事を忘れていた事も無関係ではないかも知れません。
もちろん海外版なので、英語部分に字幕は入りません。
まあ〝英語しゃべってたらカッコ良くね?〟という中二センスの時点で推して知るべしって気もしますが。

「ジパング」はユニークなキャラクターが多数出てきて、まるでチンドン屋の行列状態。
主役の地獄極楽丸は状況に応じ7本の刀を使い分ける設定ですが、別に使い分けるような必然性も無く、なんだか腑に落ちません。
さらに後半に置いては褌イレズミ原人と金粉平幹二郎にメインをとって変わられ、存在感がなくなります。
とにかく世界観・設定こそが重要で、脚本に関しては〝これが恋というものか…〟で締めくくられる所からも推して知るべしというレベルです。
そして肝心の世界観を伝える映像が残念ながら中途半端に安っぽい。
邦画にしては、それなりにお金がかかったんだろうとは思うのですが、着ぐるみ象、遮光器土偶アーマーなどハリボテ感強く、思わず「見ちゃおれん」と目を覆う感じです。
ハイテクなのかローテクなのか解らない忍者は雨宮慶太テイストが満載で、ある意味予算とアイデアのバランスがもっとも取れた存在でしたが、この忍者軍団とその黒幕の殿様自体が話しに直接関係無いのでいらないという残念さ。
監督は林海象。
この頃から変な草でも食ってたんでしょうか。

中二臭さが鼻に付く二本ですが、発想の源泉と言うのはそれこそリアル中高時代に掘り当てたものだと思います。
お金をはじめ、色んなものが足りない事でこういった作品が生まれるというこもごもを感じる上で、とても参考になるジャパニーズ・カルト・ムービーではないでしょうか。

まあそれにしても、そんなに褒めれないようなモンをなんでわざわざ仕入れるのか、と疑問をお持ちになるかもしれませんが、カルト故に国内版はプレミアついてけっこうなお値段になってるので、B級墓場から掘り返してお手軽価格で見れるよう都合するのも店のひとつの個性になるかなってことで。

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Posted by チェリー2000 at 22:19│Comments(0)DVD
 
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