2014年09月02日

劇場に行こう!

貧乏こじらせてすっかり映画館から足が遠のいている僕ですが、珍しく立て続けに二回も劇場に足を運びました。

珍しい新作映画の話なので、批評なんてほどのものではありませんが、ブログのネタも困窮しているところなのでちょっと感想だけ書き記しておきます。

一本目は「ルパン三世」
梅田で試写を見れるという、お手軽&パーフェクトにロハという好条件につられて観に行きました。
得てして漫画・アニメの実写化というのは困難であることが多いもので、アメコミみたいに元が写実的なものならともかく、デフォルメされた絵柄にあわせたデザインを現実の人間に落とし込めば、どうしたってコスプレにしか見えないというハンデキャップを背負っているワケです。

ましてや二十年も三十年も昔のアニメですから、見た目に限らず今となってはそのままやるのはチトまずい要素だらけなんだけど、そこを変にいじるとと旧来のファンから必ずブーイングが飛んでくるんだから、本音で言えばこんな作品の製作者、特に監督という矢面に立つ役職は避けたいに決まってる。
いったい誰がこんな貧乏くじ引かされたのかと思ったら北村龍平監督でした。
かつて「あずみ」「スカイハイ」と漫画原作作品でアレした詰め腹を「ゴジラ ファイナルウォーズ」で切らされたと思ったら、まだこんな状態なのか。
一応ハリウッド進出してるんじゃなかったのか?と首をひねるも、まあこんな仕事も必要なんでしょうね。

肝心の中身ですが、とても普通のアクション映画でした。
取り立てて可もなく不可もなく、です。

厳密に言えばそれなりに可も不可もあると思いますが、まあ誤差の範囲。
個人的に頭に残ったのは、アニメに寄せてきた浅野忠信の芝居の違和感と全編に渡り延々流れ続ける音楽くらい。
あんなにずっとBGMが流れる映画は「トランスフォーマー THE MOVE」以来じゃないでしょうか。

ある意味無難にこなしたと言えなくもない作品ですが、ことエンターテインメントの世界で無難ほどいただけない物もない事も確か。
与太話は良くも悪くも人の心を動かすサプライズが無いと。

ダイソーに置いてあるなら〝ザ・凡作〟のコーナーに並ぶに違いない本作、点数を付けるとすれば5点満点でちょっと甘めの2・5くらいでしょうか。



二本目は「ゴジラ」
一日の割引を利用して安めで観てきました。
僕は特撮ファンなので怪獣愛自体が強いタイプではないのですが、日本人で特撮好きなら怪獣は避けて通れない道なのでそれなりには観てきました。
なのでそんなに特別にゴジラが好きという訳ではありません。
初代は別格としても、いわゆる怪獣映画というジャンルが確立してからの作品に関しては「サンダ対ガイラ」とかのほうが好きです。

そんな僕でも否応なしに期待高まるのが今回のハリウッド版「ゴジラ」。
それというのも何故か世界に遅れて公開されたので、それ以前にだいぶ世界での好調の報せを聴いていた為。
なるべく事前情報を入れないようにして挑みました吹き替え3D版。

しかし期待が高すぎたか、蓋を開ければ〝あれ?こんなもん?〟って感じ。
もちろん映像のクオリティは非常に高く迫力十分だし、エメリッヒ版と違ってゴジラを神格化して表現しており、怪獣映画はある種の神話であることを押さえた演出は荘厳でさえありました。

でもなんかもの足りん。
個人的な好みの問題かもしれませんが、こういうデカイのが暴れる映画で兵隊を主役に活躍させるのはスケールの対比と目線上、デカイのが背景化してしまう気がするのであんまり好きじゃないんですね。
「トランスフォーマー」の時も同じようなことを感じたことを思い出しました。
反核テーマとは違う気がするし、もっと活躍すると思ってた芹沢博士も、あの芹沢博士とは無関係らしくあんまり話には絡まないし…演出がもったいぶってる割に脚本的な深みは正直あんまりでした。

「パシフィック・リム」は怪獣映画に徹してて違和感なかったんですけどね。

あと時期的に冒頭の原発のメルトダウンとか、中盤の津波シーンのほうが真に迫る緊迫感があったので、後半見せ場の怪獣バトルがむしろ安心感で観れてしまった為、結果的に尻すぼみに感じてしまったというのもあったように思います。

映画って出会うタイミングも重要ですからね。

点数を付けるとしたら5点満点で3・5くらいでしょうか。

劇場に行こう!
最後に戦利品として「ルパン三世」からフィアット主催の試写会だったのでお土産にもらったトミカ。

「ゴジラ」からはこれさえあれば100円引きの買取3Dメガネ。

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Posted by チェリー2000 at 21:34│Comments(4)映画
この記事へのコメント
ルパン三世の実写映画気になってたんです(^o^)
宣伝を見ましたが、個人的には次元の目は見えないようにして欲しかったです!
Posted by Q at 2014年09月05日 02:20
隠す気は無いみたいでしたね。
帽子とか髪とかでちょっと目が隠れてると、目があるはずの位置が出てても描かないというのも伝統的な漫画表現ですが、実際に目が見えないほどずっと目深に帽子を被ってるのは難しいんですかね。
Posted by チェリー2000チェリー2000 at 2014年09月05日 22:20
やっぱりアニメ通りにするのは難しいんですかね。ハンサムな役者さんを選んでしまったから隠すに隠せなかったとかじゃなかったか…(^□^)
Posted by Q at 2014年09月06日 00:19
まあ普通の役者は顔を隠すようなのは好まないようだし、事務所サイド的にも美味しくないから、実際に難色を示されたのかもしれません。
日本の文化である〝もったいない精神〟が演出にまで行き届いてる部分もいまだありますし。
Posted by チェリー2000チェリー2000 at 2014年09月10日 11:06
 
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