2015年01月30日

のろいの館

年始になると幽霊会員であるオンライン・レンタルビデオから無料チケットが付与されます。

これによって三枚までロハで借りれるので、お高い新作を三枚入れて送料の限界まで旧作をブッ込んでオーダー。
主に気になってた去年の話題作を中心に、その時々にリストに加えておいたタイトルを消化していく、年に一度の映画祭りシーズンに突入。

そんな中から「エスター」を観ました。
のろいの館、孤児院から引き取られた9歳の少女、エスターが引き起こすサイコサスペンスです。

この作品、以前たまたまアマゾンのDVDをリンク踏みながら物色してたら目に入ったのがキッカケで知りました。
たぶんだいぶ古い、何だったらビデオスルー作品じゃないのかなくらいに思ってたのですが、「伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう」で紹介されたので、そこまでマイナーな作品でもないらしいこと、そしていざ観てみるといきなりiPhone出てきたので結構最近の作品だということに気付かされました。

しかし映画その物は典型的なショッカー演出を多用して意外に古臭く、二重に意表を突かれる。

ネタ自体、“無垢なイメージの裏をかいて残忍な本性を持つ小さなモンスターが日常に入り込んでくる”という、古くは「悪い種子」とか「オーメン」なんかと同様の、脂性の人が使ってるスマホのタッチパネルくらい手垢が付きまくったネタなので、良くも悪くも無難に進んでいきます。

主人公のお母ちゃんがエスターの正体に気づき始めながら、まわりに理解されず孤立していく定番の展開に、実の子供達が本性を知りながらも完全に制圧されてしまい、かといって子供故に逃げも対抗もままならない危うさがプラスされていて、それだけバリエーションを持たせられるので飽きずに観れるんですが、手を広げてるだけに

“いくら天才サイコ・キッズでも、ちょっと手際が良すぎないか”

と、ご都合主義スメルにトーンダウンし始めるころ、反則気味のネタばらしで“ああ、そっちね”と、いちおう納得で持ち直す。
そのまま典型的なショッカー映画展開で無難に終了。


ある意味、セオリーを手堅く踏襲しながら本作らしさのスパイスを効かせた、万人向けの佳作として仕上がっていました。

この手の裏表ある子ども役は大抵ルックスがかなり良いキャスティングになりがちですが、このエスターは可愛いっちゃ可愛いけど癖のある顔つきで、演技も良くなかなか存在感ありました。


5段階で3・5。

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Posted by チェリー2000 at 21:04│Comments(0)映画
 
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