2019年06月28日

鉄鋲はアツいから打て

すっかり夏です。
日々暑くなって来ております。

このクソ暑いなかG20だかオリンピックだかご苦労さまです。

夏はパフォーマンスが7割減する逆境の中、最新作「ゴジラKOM」で盛大にゴールを迎えた僕のゴジラマラソン。
とりあえずKOMの感想は“「もののけ姫」みたいやなぁ、観たことないけど”って感じだったんですが、それより今回のマラソンで気になったのは「メカゴジラの装甲接合工法」でした。

メカゴジラは大きく分けて上から昭和版、平成版、三式機龍の三種ありますが、昭和版だけリベット工法を採用していることが目に付きます。

鉄鋲はアツいから打て
鉄鋲はアツいから打て
鉄鋲はアツいから打て

一説ではもともと無かったのを現場で“このほうがメカっぽい”とかで付けられたそうで、確かに個人的にもリベットにはロマンを感じずには居れませんが、なぜ宇宙の彼方ブラックホール第三惑星からやってきた超科学がクラシカルなリベット工法を採っているのかは、誰しも気になるところでしょう。

まず、なぜ戦車などでリベット工法が廃止されたかというと、装甲に砲弾を受けた際の衝撃でリベットが破断し飛び出す事で搭乗員を殺傷するという問題があったからだそうです。
確かに平成版は有人機だったし、機龍に至っては生ゴジラがベースに使われてるのに対し、昭和版は遠隔操作の純ロボですからリベットの破断はさして問題にならない訳です。

他にリベットの問題として上がるのが重量が増える事のようですが、この点には素材である「スペースチタニウム」の性質の推察が欠かせません。

実は現在でも航空機なんかではリベットは使われてるそうで、その理由は外装に薄いアルミ合金を採用しているかららしい。
アルミ合金は性質上もともと溶接に向いてないことに加え、全体的に厚みを抑える上でリベット工法の方が強度を得やすく、かつ結果的に軽量化できる、という具合らしいんですが、おそらくスペースチタニウムも同様に軽重量・高剛性で溶接に不向きな金属だと思われます。

惜しむらくはスペースチタニウムもアルミ合金のように非磁性体であれば、ゴジラの突然のマグネットパワーに屈することも無かっただろうというところですが、さしものブラックホール第三惑星人もそんな超展開は予期することは出来なかったでしょう。
ならばMGⅡになぜツィンメリットコーティングを施さなかったのか?といった疑問もわかなくはありませんが、もはやそういう問題ではないという事を彼らは気付いていたのかもしれませんね。



明日も暑くなりそうだなあ。

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Posted by チェリー2000 at 21:35│Comments(0)特撮
 
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